唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

母べえ

2008年04月17日 | 男はつらいよ・山田洋次
また観ちゃいました。
やっぱりなけます。

今回は山ちゃんが死んでいくシーンは大泣きしてしまいました。
あと、最後の詩がすごいです。ひび割れた瀬戸物みたい・・もう美しくない・・誰がこんなにした?・・・みたいなところがいいですね。でも、それが一番人間として一番美しい姿なんですね。

あと、細かいところまで丁寧なのがよかったです。特攻の事務所で電話がかかってくるところとか、靴下かなんかの縫い物をしてるときに電球を使っているところとか・・・前も思ったんですけど、父べえの最後の手紙もさりげなくずっとポストに入ってるし、母べえが死ぬときに照べえがタクシーに乗るところは初乗りが470円となっていてそこで時代がわかるようになってるし、そういう細かいところへの気遣いはさすがです。

チャコちゃんの別れのシーンのちょっとしたチャコちゃんのイラつきとか、山ちゃんの別れのときの他人行儀な感じとか、さすが「人」を写してきた監督です。
戦後の母べえのやつれ具合がリアルで・・・・

世界最速のインディアン

2008年04月17日 | 映画 さ行
みんないい人です。
心温まります。

最後の測定のところは、なんかいきなり始まった感がありました。いろんな問題も解決しないまま根性で走りきりました。バイクが横転したときにはもしやと思いましたが、それも問題なく・・・・ただ、それとは関係ない火傷だけでした。

このバートマンローさん、実在の人で、1899年生まれ、1978年に亡くなっているそうです。映画でも流れてましたけど、その記録はいまだに破られていないらしいですね。すごいです。

アンソニーホプキンスが人のいいおじいちゃんを演じています。人の肉を食べる役とはぜんぜんイメージが違います。

世界最速のインディアン スタンダード・エディション

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