風薫る5月に呑みたい純米燗
「武蔵の里 山王 雄町純米」
純米燗金太郎です。
大地を潤す雨が降り続いています。
色々洗いながして・・
また、明日が始まります。
明日からは、五月晴れかな?
さて、先日ある大学の研究室のバーベキューパーティーに呑みたいとの事で、
「フルーティ」「辛口」
というリクエストを請けてセレクトしたのが、2本の雄町米で醸した純米酒。
華やかな酒質
「酒一筋 純米吟醸(利守酒造・岡山県)」
赤磐雄町で醸した純米酒。青りんごの香りが上品で、やや辛口であるが、雄町の旨味もたっぷりと味わう事が出来る。お薦め温度帯は、「冷酒」や「冷や(常温)」。燗につけると吟醸香が少し立ちすぎるかもしれない。
派手さは無く、落ち着いた酒質
「武蔵の里 山王 雄町純米(田中酒造場・岡山県)」
田中酒造の地元の氏神様が祀られる「山王山」にちなんで名づけられた岡山産雄町純米酒。
まず、優しい旨味が口中を支配する。柔らかく口当たりの良い旨味だ。そのあとを追いかけて、大人しめに酸がたったかと思うと、口中で温度が上昇するとともに複雑な酸の舞いを踊り出す。
燗につけると、旨味も酸もより主張してくるが、若さのために、こなれない角ばった部分が顔をもたげる。もう少し熟成して練れてくると、燗酒でもバランス良く、安心感がでてくるだろう。
これらは、同じ雄町米で醸された純米酒でも酒質は、かなり相違します。
ただ、どちらも大好評だったらしく、1升瓶の2本が早々に空になったとの事で、嬉しかったです。
特に日本酒をあまり呑んだ事がない学生に受け入れられたのが、
「山王 雄町純米」
の方だったようで、派手さはなくとも、味わいについて評価が高かった事が何より嬉しいです。
このようにして、若物層の日本酒ファンがドンドン拡大してほしいものです。
^_^
*「雄町米の系譜について」
「雄町米」は、本来、鳥取の大山の麓の原生種であり、「強力米」とともに一番古い種のお米であり、「山田錦」「五百万石」「玉栄」などの酒米の祖先でもあります。ただ、「改良雄町」は、比婆地方(広島)で栽培された純系雄町の「比婆雄町」と「近畿33号」を掛け合わせて品種改良したもので、古来の雄町の系譜としては、少し遠い関係になります。雄町として各地で栽培され、その優良種を純系淘汰したものが地方名のついた「備前雄町」「比婆雄町」「赤磐雄町」などで、それぞれ、古来の「雄町米」とは系統が異なってきているものもあるのですが、他の品種の血が入っていないという意味で、これらは「純系雄町」といいます。
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