初夏に向かって純米酒を愉しむ
「奥播磨 純米吟醸 深山霽月(みやませいげつ)R2BY」
純米燗金太郎です。
5月6日は「立夏」だったのですね。
暦の上では、いつのまにか「夏」になりました。
今日も汗ばむ様な陽気で、25度を超えていますから、まさに「初夏」。
そんな暑さが増してきた初夏であっても、スッキリ爽快に愉しめる純米燗を紹介します。
「奥播磨 純米吟醸 深山霽月(みやませいげつ)R2BY」
これ、奥播磨のラインナップの中では、一番スッキリとキレるタイプで、ある意味、奥播磨らしくないかもしれない。でも私の嗜好においては、数ある奥播磨のお酒の中でダントツの一位す。（笑）
ほんのりと洋ナシのような上品な含み香が鼻をくすぐりながら、旨味も柔らかく広がり、その後、柑橘系の酸が爽やかにキレる。もちろん冷酒でも美味いですが、やっぱり燗酒が絶品。
魚料理を中心とした和食を中心に、粕漬、糠漬けなどの発酵食品とも良く合います。これからの熟成のしかたも大いに愉しみです。ワクワクさせられる魅力をもっています。夏でもスッキリ爽快！
＊なぜ？「夏でも燗酒」
暑い時期は、クーラーで体を冷やし、おまけに、冷たいアイスに、ジュース・ビール・チューハイ等で、お腹を冷やし、胃腸が弱って、食欲もおちてしまいますよね。そんなときには、スッキリとした辛口純米酒の燗酒を呑んでみてください。これこそ、お腹を温めて、食欲を増進するのは勿論、酔い心地も穏やかで体に負担をかけない優しい呑み方なのです。 というのも・・・アルコールは人肌にならないと胃が吸収しません。だから冷酒を呑むと、胃の中で冷たい間はアルコールが吸収されないのですが、温まると胃腸が一気にアルコールを吸収するので酔いも一気に回り、体に負担をかけてしまいます。冷酒が悪酔いし易い理由はここにあります。 燗酒だと、はじめから温かいので、徐々にアルコール吸収が進み、酔い心地が穏やかで体を温めて胃腸にも優しく、食欲増進効果があります。 また、もう一歩進めて、純米酒を割り水してアルコール度を低めて燗酒にすると、さらに胃腸に優しくて、呑み心地もスッキリすべらかになりお薦めです。
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店主 純米燗伝道師 赤松儀和
〒679-5523
兵庫県佐用郡佐用町上月1030-4
℡ 0790-86-1235
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