純米燗オヤジの戯言 佐用の酒屋 地酒のDON

「完全発酵の純米酒を燗で呑む文化を普及させたい」そんな純米燗伝道師を自負する酒屋のオヤジ奮闘記。

厳しい! 9月の顧客状況

2006年10月04日 | MD戦略
9月より自作のポスレジを導入し、顧客管理データが出るようになった。
ただ、会員数が750名程度ですので、まだ自分のほしいデータは完全には出ないので、絶対数を増やしていかねばなりませんがね。

顧客管理データでの特記事項

①全売上に対する会員売上比率は、まだ65%

②上位30%のお客様で約66%の売上を占める。(7:3の法則に大体あてはまりそう)

③KPカード会員様の9月平均顧客売上は、ポイント会員様に比べて5000円以上高い。

④隣町に競合DSができた影響が顕著に数字に出ている。
 隣町の全会員比率15%に対して、9月の隣町の来店会員数比率は5%程度への急落下を記録。
ただし、隣町の会員様の売上比率は8%程度。もちろん客単価は高いのだが、購買品を見ると、当店の特徴的差別化商品を買う為の来店目的がはっきり出ている。(PB商品等)

⑤今まで感じてた以上に地元(佐用郡)のお客様の売上比率が70%と高くなってしまっている。岡山のお客様は、25%程度。


当店のような小さい町で、広い商圏にお客様を求めて集客してきた今までの手法では、ここまで地元のお客様比率が上がってくるということは、致命傷である。

また、1から新たな客層を掘り起こさねば、明日は無さそうだ!!
コメント (7)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 限定清酒「鷺誉」、本日より... | トップ | シャレにならん! 噂に怯え... »
最新の画像もっと見る

7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (たまご)
2006-10-04 13:45:12
なんで?

>当店のような小さい商圏で、ここまで地元のお客様比率が上がってくることは、決して良いことではない
返信する
商売規模の縮小を意味してます。 (ドンファン)
2006-10-04 14:23:51
当店の全盛期は、地元の佐用郡のお客様が50%程度で、他地域のお客様が50%ぐらいの比率で、かなり遠くから(車で40~60分程度の範囲は折込してましたので)のお客様が多かったと思われます。



最近、そのような遠くからのお客様は、本当に少なくなりました。もちろん売上もかなり寂しいものになってます。



ということで、今、お客様の再編を行わねば、当店は大変なことになると実感してます。
返信する
本文・・・・・ (ドンファン)
2006-10-04 14:33:19
変更しました。日本語になってませんでしたね。(笑)
返信する
ぎゃふん (匿名(バレバレ))
2006-10-04 18:19:29
商圏は、今後ますますますますますます、狭くなっていくと思います。



酒DSが無かった郡部でも、

利便性を売りにしているコンビニや食品スーパー等が、

免許申請・取得して、そこそこの安さで酒類を取り扱い始める。

新規の酒類売場が激増しています。

全国どこでも当てはまる話で、当然と言えば当然です。



遠方からのお客様は、来店頻度が少なかった分、客単価が高かったので、

そういうお客様が減ることは、客単価商売を目指していたお店では、痛いです。

当店も同じです・・・。



今のお店に、狭い範囲のお客様で成り立つような要素も、加えなければなりませんね。

返信する
同じく (ノミの心臓)
2006-10-04 19:56:43
ドンファンさんと、ま~ったく同じ!!
返信する
ミクロ商圏に対するマクロ的視点の考察 (西川酒店)
2006-10-04 21:51:58
西川です。こんばんは

この中でハンドルでないのは僕ぐらいかな?

ま、どおって事は無いんですが



今日ニュースで、セブン&アイズの低価格路線転換についてやっていましたね。

確かに安くすることで増える需要と、上がるイメージがあるのでしょうが、ある意味コンビニの価格は聖域でしたから、今後、スーパーDSを含めて泥沼化するでしょう。



こういった市場に対して顧客を獲得し続けるには、少なくとも今のままでよいはずがありません。

じゃ、どうすんの?

となれば答えはまちまち。結局は頭を悩ませ自分のスタイルを作るしか無いんでしょうね。



ところでDONさんのPOS分析。

素晴らしいの一言です。

感動しました
返信する
皆さん、コメントありがとうございます。 (ドンファン)
2006-10-05 08:50:57
自店の商圏がどんどん狭まっていくのは、避けようが無い状況のようです。

だからと言って、安易に品揃え商売に走り、冷えた缶ビール1本を買っていかれるお客様に心血注いでゆくことはロスが大きすぎます。

基本的には、当店が提案する付加価値商品(酒類にこだわらず)を、お客様に「面白い商品」、「納得できる価格」「やっぱり美味かった」というように満足していただき、あの店は「面白い店だな。」「個性的な品揃え」と思っていただく業態にしたいなと、思ってます。

それが、客層の広がりにも繋がるかなと・・・・・・。
返信する

コメントを投稿

MD戦略」カテゴリの最新記事