純米燗オヤジの戯言 佐用の酒屋 地酒のDON

「完全発酵の純米酒を燗で呑む文化を普及させたい」そんな純米燗伝道師を自負する酒屋のオヤジ奮闘記。

「折込チラシ」その目的の変遷

2005年11月02日 | MD戦略
販売促進戦略において昨年と今年の一番の相違に、チラシの作成内容が挙げられます。
と言うのも本年度からの問屋談合により仕入価格が上昇しました。その結果、昨年までは平常時に競合店に対して缶ビール・発泡酒等100円~200円差の圧倒的価格差をつけることができてたのですが、現状は競合店との価格差はほとんど無くなり、どこも同様な価格帯となってます。
このような状況下で、他店との差別化を図り、顧客の囲い込みを行い、足元をより強固なものとするには、とりあえず自店の会員募集しかないと言う結論に達しました。
そこで、昨年までのチラシ内容は5ケース以上まとめて買う人には地域最安値になるような売価設定を行いましたが、今年からは5ケース以上買われるKPカード会員様に対して、2%の割引で地域最安値となるように売価設定し、手渡しチラシと折込チラシを行っております。(写真のようなチラシです。)
カード会員を申し込まれた当日から割引対象にし、会員勧誘を主眼としたチラシですので、昨年までのようなバーゲンハンターを集客する為のツールとしての使い方とは180度相違するチラシです。その為、チラシ対象期間は1~2週間としこの期間中に集中してKPカード会員を集めてます。また、厳しい価格を追求してませんので遠くのお客さまの集客は望め無いと言うことで、折込チラシ枚数も昨年は毎月31000枚でしたが、今年は17000枚とし、折込回数も6回だけの予定で、経費を半減させてます。また、カラーチラシから自店の輪転機の印刷に切り替えちゃいました。
このような経過で、当店は只今、顧客管理システムを構築して、進化しようともがいている状態です。ある程度の売上減も勿論覚悟してます。
とにかくバーゲンハンターを追いかけるのは、もう意味が無いので、止めちゃいました。
目指すは、ジモティーです。これに関しては、またのちほど。
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