立春に呑みたい純米燗
「辨天娘きもと強力純米H30BY21番娘」
純米燗金太郎です。
今日は立春です。
暦の上では春ですね。
まだ寒いけど・・
そして昨日の対イラン戦のサッカー。
ホントお寒い結果でした。
劣勢な時に策を講じて流れを変える指示が出来ないなら、指揮官は交代すべきだと思いました。
選手が迷いを生じながらプレーするような最悪の状況を生み出した罪は重いです。グループリーグでのイラク戦敗戦の反省、対策がなされていなかったなんて、ありえない。
ストレスの溜まる一戦でした。
春を待ち焦がれ、今夜こそ美味しい晩酌が待つ!
😊
この辨天娘にハズレはありません。
「辨天娘きもと強力純米H30BY21番娘」
栃餅、醤油のニュアンスの熟成香を感じる。第一印象は、まろやかで優しく奥行きある旨味に、柑橘系の酸が心地よくコラボして、キレる酒質。口中で温まるほどに、まろやかな甘味と旨味の奥行きが広がり深まる。のち渋味。この多重構造の味わいの複雑さこそ辨天娘の「きもと」純米酒の本領と言ってよいだろう。深い!そして落ちつく。
もちろん燗で愉しんでね。熱く(70度程度)して、よ~~く苛めながら燗冷めも愉しもう。開栓後の味わいの変化もお愉しみに!
*日本酒のテロワールについて
ひとつのブドウ畑をとりまく自然環境の様々な状況、要因(気象状況、土壌、地形、標高など)を「テロワール」と呼びます。
フランスの「原産地統制名称法」の礎となっており、特定の地区の特定の畑のブドウから特定の人の手によって醸されたワインは、特定の個性を有するという考え方です。
「日本酒」に限っていえば、「米の種類」「米の産地」「米の栽培者名」「タンク番号」「醸造法」「酵母の種類」「杜氏名」などが記載されることが当たり前になってきているので、「いまさら感」を感じずにはいられないですよね。
しかし、色々な特産品の産み出される背景にスポットが当たることで、商品の「付加価値」が急騰することになるので、喜ばしいことではあると思います。
ただ同時に、我々販売員がどこまで、テロワールを語ることができるのか? その商品知識、商品の背景にある物語を語る能力をより一層問われる時代になってきました。
我々販売員よりも、商品のコアなファンである消費者のほうが、当該商品について、より知識を有するという逆転現象が起きている状況も散見できます。
常に貪欲に、専門分野の商品について勉強することで、商品のコアなファン層をも唸らせる情報提供をしていくことこそが「付加価値」だと思い精進する今日この頃です。
お酒を電話で取り置き予約もできます。
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店主 純米燗伝道師 赤松儀和
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兵庫県佐用郡佐用町上月1030-4
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