お正月に呑みたいこの1本!
「奥播磨 純米吟醸 深山霽月」
純米燗金太郎です。
今年も押し詰まってきましたね。
という事で、本日は通常なら定休日の火曜ですが、実店舗を開けています。
お正月のお酒をお買い求めのおりには、宜しくお願いします。
さて、今日ご紹介するお正月お薦めの1本がこれ!
旨味が複雑でコクがあるのに、スッキリした喉越しで、「冷や」でも「燗」でも料理全般に合わせやすいのが特徴です。
「奥播磨 純米吟醸 深山霽月R 2BY」
これ、奥播磨のラインナップの中では、一番スッキリとキレるタイプで、ある意味、奥播磨らしくないかもしれない。個人的嗜好ですが下村酒造店の私の採点ではダントツの一位(笑)
ほんのりと洋ナシのような上品な含み香が鼻をくすぐりながら、旨味も柔らかく広がり、その後、柑橘系の酸が爽やかにキレる。もちろん冷酒でも美味いですが、やっぱり燗酒が絶品。
魚料理を中心とした和食を中心に、粕漬、糠漬けなどの発酵食品とも良く合います。これからの熟成のしかたも大いに愉しみです。ワクワクさせられる魅力をもっています。
*「吟醸酒の強い香り」が日本酒のポテンシャルの幅を狭める!
*吟醸酒は香りが穏やかなものを選ぶ事をお勧めします。
吟醸酒の香りも、わずかなら上品であり、気にならないのですが、香りが立ち過ぎると興ざめしてしまいます。これを燗に付けると、なおさら鼻が曲がりそうになり、せっかくの料理の邪魔者となってしまいます。
日本酒は本来、色々な温度帯でその味わいが変化するのが趣深く、それを楽しむものです。
それなのに我々酒屋が、「吟醸酒は冷酒で楽しまなきゃもったいない」というようなことを吹聴したものだから日本酒の本来の魅力が半減しちゃったのです。
吟醸酒などのアルコール添加された酒を燗につけると、吟醸香やアルコール臭が立ち過ぎて呑めないものが多いです。これらの酒は冷酒で呑んでください。
しかし、純米吟醸酒で上立香が穏やかなものは、冷酒でも品が良く美味しいし、さらに燗につけても旨いものです。
吟醸酒だからといって冷やして呑むことにとらわれていると日本酒の世界感が狭くなります。
もっと突っ込んで言うなら、純米大吟醸酒などの最高級なお酒といえども、燗につけて料理を引き立てる酒質でなければ、半製品だと考えても良いぐらいです。
ただ酒質設計的に「冷酒」としてキンキンに冷して呑ませたい蔵元の思惑がある吟醸酒が多いのが実情で分かりづらいと思いますので、是非、酒屋店主に、選んだ純米酒の「呑んで美味しい温度帯」も訊いてみてくださいね。その方が失敗がないと思います。
色々な温度帯で呑んでみて、日本酒の懐の深さに触れてほしいと思います。
お酒を電話で取り置き予約もできます。
リンクから純米燗伝道師がお薦めする純米酒の詳細情報をご覧いただけます。
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当店webショップ3店舗の紹介
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播州佐用の酒屋
赤松酒店(地酒のDON)
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店主 純米燗伝道師 赤松儀和
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兵庫県佐用郡佐用町上月1030-4
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fax 0790-86-1236
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