年末年始に呑みたい「古酒」第3弾
「大正の鶴 大古酒(赤ラベル)1990BY」
純米燗金太郎です。
今日は、当店のオリジナルブランド「蛍星」の商標登録の更新が認可された旨の書類が特許庁より郵送されてきました。
それゆえ、早速五年分の登録料納付書に17200円分の特許印紙を貼り付けて、特許庁へ送付しました。
次の五年後の更新を忘れないようにしなきゃ、と思いながら、また忘れたりして(笑)
さて、今日ご紹介する古酒は、これ!
「大正の鶴 大古酒(赤ラベル)1990BY 30年古酒」
備前朝日米で醸した純米原酒を「タンクで20年間常温熟成」させ、「瓶詰して、さらに蔵内常温にて10年間熟成」させた古酒。
黒糖や栃餅のような熟成香がある。ふくよかな旨味が前面に出て、30年の歳月の重さを感じる複雑で豊かな味わいだ!その独特の世界感に「ふぅーっ」と思わず声がでてしまう。まだこれからの熟成で変化を繰り返し、別の次元に導いてくれそうだ。
燗につけて、旨味がより惹き立ち、キレ味を増す。濃い味の肉料理、ジビエ、フレンチ、チーズ料理などとも相性が良い。
「私は、炭濾過しない山吹色の日本酒を選びます」
本来、日本酒というものは山吹色なのは周知のとおりです。
なのに見た目が悪いから炭でろ過して透明にする事が多いです。
そしてもう一つの要因として、炭でろ過することにより雑味をとり除くという目的もあります。
もちろん雑味とともに日本酒の肝ともいうべきお米の旨味成分までも取り除かれてしまいます。つまり搾った酒の味に自信がないので、炭を使いさし障りのない味の酒にしようとしている行為なのです。こんなのが美味しいわけがないのです。
一方、杜氏さんが醪を完全発酵させ、自信をもって搾った純米酒なら、無ろ過にするか、軽くフィルターろ過するだけで、炭をかけて肝心の日本酒の旨味や個性を取り除くような野暮なことはしないものです。
また、山吹色の濃さは熟成度合のパラメータにもなりますもんね。
だから私は、透明な日本酒を見ると、すごく不安になります。
このお酒って絶対美味しそうには見えないだよなぁ。」という逆の観念に支配されてしまうのです。そういう意味で、「山吹色」の純米酒を選ぶ事は私にとっては、とても重要です。
お酒を電話で取り置き予約もできます。
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播州佐用の酒屋
赤松酒店(地酒のDON)
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店主 純米燗伝道師 赤松儀和
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兵庫県佐用郡佐用町上月1030-4
℡ 0790-86-1235
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