しこたまらいふ

大谷翔平と大滝詠一の生まれた岩手県奥州市で、スローライフを実践中♪ 田舎暮しや食べ物の話題。

こればっこ ぺっこ 【方言】

2020-11-23 | 岩手県奥州市の方言
「ぺっこ」「ぺっこばり」は、奥州市では、よく使う言葉です。
意味は、(少し)(ちょっとだけ)という意味です。これの語源は、ネットを検索しても実はどこにも書いてないので考察してみます。

同じように方言で少しを意味する言葉を挙げてみると「こればっこ」「こればんこ」があります。(このぐらい)という意味に「こ」が付くと(小さい)ことになります。

東北弁では、語尾に「こ」「っこ」が付く言葉がたくさんありますが、なんでもいい訳ではなくてあまり大きなものにはつけません。
「鳥っこ」「犬っこ」「茶碗っこ」

「こればっこ」は、代名詞の「これ」に「ばっこ」が付いたもので、「ばんこ」が元です。恐らく「こればんこ」は、(こればかり)が転じたもので、古語の(かばかり)だと思います。

古語辞典goo辞書で(斯許り)を調べると 
①これくらい。この程度。これしき。「斯許りの傷にはひるまない」
②これほどまで。こんなにも。「斯許り難儀するとは思いも寄らなかった」
と出てきます。

大体意味的には、あってる気がします。

つまり かばかり→こればかり→こればんこ→こればっこ
と転じてきたことになります。
ここで「ぺっこ」についてですが、おそらく「ばっこ」の部分が「ぱっこ」に訛りさらに「ぺっこ」になったと考えています。行が一緒だと訛りやすいんです。

例えば、(入れ)は「へーれ」「ひゃらい」とか、(食え)が「け」「かせる」とか

少しを意味する言葉は、この他に「わんつか」(僅か)「ちょびっと」(ちょっぴり)「すこすばり」(少しだけ)とかがありますが、語源は簡単にわかります。

それにしても古語がそのまま方言として使われていると、語源を特定するのは割と簡単なんですが、あまり原形をとどめていないと苦労しますね(^^;


 
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晩秋のヒメジョオン

2020-11-23 | 日常
天気がいいけどかなり風が強く寒いです。

そんな中でもいつもの道端にヒメジョオンが咲いています。冬枯れの景色の中で、このピンクは目立ちます。

強風の中ちょっと疲れている時にホッとするひと時。

とはいえ、植物の生存競争を考えると、似た感じのハルジオンが春に咲いて目立たないのに比べてかなり有利かも。一応まだハチとか蝶も飛んでることだし。

花の咲ける虫の飛べる季節の最後の最後を狙って咲くのかな?


昨日のfire tv stickの設定は、Amazonのid pwdの入力は、簡単に済んだのですが、wi-fiの暗号化カードの入力を求められセットアップカードを探すのに時間がかかりました。それと最新のソフトウェアのダウンロードに思いのほか時間がかかり「ひょっとして家のwi-fi古くてあかんのとちゃうか!?」なんて心配してしまいました。

セットアップ完了後は、思いの外サクサク動いて一安心です。しばらくは今の古いテレビで映画とかを楽しもうと思いますが、新型コロナもなかなか収まりそうにないので、年末年始で新しい4Kテレビとかに買い替えて「巣篭るかも」(^^;


 
コメント (2)
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