先ほど、お友達のM子さんから電話が来た。
彼女のお嬢さんも東京で働いている。
そのお嬢さんから、食べ物を送って~と電話が来たのだそうだ。
東京のスーパーやコンビニから食料品が消えて無くなっているというのだ。
消えているのは、米、パン、カップめんなどの手軽に食べられるもの、トイレットペーパー,電池などの日用品。
どうやら多くに人が買だめしているらしい。
品物が被災者の支援に回って一般に出回る品が不足するという見方だろうか。
それとも、原発事故が悪化して、更なり災害がもたらされるという恐怖感からだろうか。
一人が買だめを始めたら、それを見た人も焦って買いだめに走る。
それを聞いて、また・・・というように買だめの輪が広がっていっているようだ。
気持ちはわかる、わかるけれど、自粛してほしい。
売る側は、一人何個というように数量規制を設けて欲しい。
海外からは、「このような災害時でもマナーを守りお互いを思いやる日本人」と賞賛を浴びているのだから。
娘に電話して聞いてみると、「そうなの、私は特に困ってないけど、そういえばお米は売ってないみたいかな~」というのんきな返事が返ってきた。
彼女は普段から殆ど外食だから、食糧不足については、今のところさほど感じていないようだ。
ただレストランやカフェなどの営業時間が限られているので、気をつけなければならないらしい。
でも、買占めが続くと、そういうところへも物資が行かなくなるかも知れない。
震災の影響が、ささやかな日常にじわじわと覆いかぶさってきているようだ。
M子さんのお嬢さんだけれど、こちらで買って送ってあげたくても、ヤマトも郵便も出荷を止めている。
最悪の場合、M子さんが背負って持っていくしかないかも知れない。