7月のはじめ、暑い日が続いて庭の野菜も順調に育つだろうと期待していた。
ところが、7月半ばを過ぎたあたりから打って変わって涼しい日々が続いている。
その天候に一番影響を受けたのはトマト。
一応生っているけれど、一向に赤くならない。
6本の木の枝枝には青い実が鈴なりだ。
もしかして、このまま朽ちたりして・・・
それに引き換え、意気盛んなのは胡瓜とインゲン。
お天気なんか関係ありませ~んと言わんばかりに
次から次へと育って、食べても食べても間に合わない。
胡瓜の食べ方なんて、サラダと漬物、酢の物くらいしか思いつかない。
それも二人で1本がせいぜいだ。
誰かにおすそ分けしようにも、皆さんも庭の胡瓜を持て余している。
インゲンは更に困る。
毎日ボールに山盛り収穫する。
刻んで、チャーハンに、カレーに、サラダに、胡麻和えに、
ゴマ油で炒めて煮つけては、食卓に出す。
パンでも、パスタでも、ラーメンでも、大皿山盛りのインゲンの煮つけ。
更には他のおかずを減らしてインゲンの消費を図る。
主菜にお肉かお魚を少し、お供はもちろん胡瓜の漬物かサラダ。
「ほかに何かないの?」と夫。
「ない!」と私。
インゲンがなくなるまでは我慢して頂戴。
それに、もうすぐトマトが加わるはず、多分。
昨年は、次々実るインゲンを軽く茹でて冷凍にした。
でも、残念なことに、冬になって調理したら美味しくない。
我が家の古い冷蔵庫に瞬間冷凍は荷が重かったらしい。
大量のインゲンは、冷凍室の中で場所を取って邪魔なだけ。
結局ほとんど捨ててしまった。
家庭菜園の悲しいところは、自分のところで収穫するころには、
スーパーでも一年中で一番お安く買えること。
買ったほうが良いんじゃないかな~といつも思う。
それなのに、春になると何故か苗や種を買いに行きたくなるのは、
農耕民族の本能が騒ぐのかしらね~