久しぶりに、マシューボーンのバレーが来日するという。
その情報は、電光石火で娘から私にもたらされた。
なんて、ちょっと大げさな言い方よね。
でも、仕方がないわ。
「スワンレイク」以来、私たちはマシュー・ボーンのバレエの大ファン、
まさに待ち望んだ来日だったのだ。
今回の公演は、「ドリアン・グレイ」。
オスカー・ワイルドの小説、「ドリアン・グレイの肖像」を現代に置き換え、
モダンバレーにアレンジしたものだ。
何があっても行かなくては
チケット売り出し初日に、娘から「買ったよー!」というメール。
なかなか良い席だ、何て楽しみなのかしら~
早々と飛行機のチケットも予約した。
マイルがあるって幸せ。
さて、待ちに待った当日。
渋谷文化村、オーチャードホールは満員だった。
主人公が美貌の若者ということで、女性客ばかりかというとそうでもない。
年配のご夫婦も、男性のグループもいる。
http://www.bunkamura.co.jp/orchard/lineup/13_dorian.html
原作を読んでいなければ、内容は分かりづらいかもしれないが、
幸いなことに、高校生の頃に読んだ。
詳しい内容はほとんど忘れていたけれど、大まかなストーリー憶えている。
もともとが刺激的なストーリーだけれど、マシュー・ボーンの振り付けは更に刺激的。
好みとしては分かれるところだと思う。
私たちが観たのは、UKキャストだけれど、後ろの席の女性達が、
「JAPANキャストのほうがきれいね」と言っていた。
残念、そちらも観たかったわ。
今回の公演はたった5日間という短さ、
この後、ソウルか上海にでも行くのかと思ったら、すぐにイギリス国内での公演になるようだ。
日本にだけ特別に来てくれたような気がして嬉しい
せっかく東京まで行くのだからと、ほかにもいろいろ予定していたけれど、とにかく暑い!
出かけたい気分は山々、でも外の熱気にあたった途端に失せてしまう。
結局涼しいデパートでのバーゲンめぐりで終わってしまった。