明日東京へ出かけるのですが、目的は、
娘と一緒にコンテンポラリーバレエ「 眠れる森の美女」を観ることです。
ああ、あれねと一般にイメージする「 眠れる森の美女」ではありません。
20年ほど前でしょうか、
「白鳥の湖」で演劇関係の賞を総なめにしたマシュー・ボーンの作品です。
その「白鳥の湖」で、英国ロイヤルバレエ団のプリンシパルだった
アダム・クーパーが主役を演じた時代から、娘と私はマシュー・ボーン作品の大ファン。
白鳥の湖だけでも、10回以上観ました。
娘と二人で、ロンドンへも何度か観に行きました。
東京公演では、首藤康之さんが白鳥を、数年後に王子を演じた舞台も観ました。
首藤さんは王子のほうがしっくりしていました。
当初は、日本でもオーケストラが演奏していて、オーケストラピットというものを初めて見ました。
やがて音楽テープを使用するようになり、
オーケストラ演奏を知っているファンには物足りない気がしますが、
チケットの価格を抑えるためには仕方がないことですね。
演目が何であれ、来日したら欠かさず行っていますが、
母が入院して亡くなった年だけは行けませんでした。
待ちに待った白鳥だったのですが。
買ってあったチケットは、娘のお友達が引き受けてくれました。
最後に見たのは、2013年のドリアン・グレイの肖像。
時代を現代へ置き換えて、とてもファッショナブルな舞台になっていました。
でも、私の中では白鳥を超えるものは今だありません。
今回の「眠れる森の美女」はどうでしょう。
マシュー・ボーンですもの、ひとひねりもふたひねりもされているはず、
とても楽しみです。
「眠れる森の美女」を観たら、翌日は幹線で名古屋へ。
孫の顔を見に行きます。
こちらは、もっと楽しみです