珊瑚の時々お絵かき日記

夫と二人暮らし、コロナ自粛するうちに気がついたら中国ドラマのファンになっていました。

こんな風にはなりたくない

2019年10月29日 | 日々のこと

先日、俳友R子さんと、とある句会の見学に行ってきた。

R子さんはとても研究熱心で、メンバーを募集している句会の情報をゲットしてくれたのだ。

地下鉄の駅から近いし、私たちが行っている句会とは少し方向性が違っているようで、面白そうだと思ったのだ。

さて、当日行ってみると、高齢の方が多いが、それは私たちの句会も同じ。

今時若者がいるのはネット句会くらいだろう。

前もって知らせていただいていた兼題と他に2句の3句を提出した。

皆さん、年齢だけでなく俳句経験も豊富で、全体的に私たちの句会より句ができているような気がする。

主宰のアドバイスも的確で、丁寧に教えてくださる。

3、4か所の句会に行っているのは、みなさん普通だから、私たちがもう一つ句会を増やしてもどうということはない。

ところが、進行の合間にはさまるお喋りにがっかりしてしまった。

おしゃべりはいいのよ、問題は内容だ。

おそらく最高齢と思われる女性がいて、話す内容は、いかに齢をとったらみじめか、情けないか、そればかり。

他の人たちも同調して年寄り談義に油を注ぐ。

主宰も、止めるタイミングを見つけられない。

拷問のような時間が過ぎる。

もしかしたら、見学者の気持ちを和ませようとサービス精神で話していたのかなという気もする。

当たり障りのない会話ということで、そうなったのかも知れない。

もしそうなら、逆効果だった。

私たちが今行っている句会の最高齢は90歳近い。

齢だからどうこうということはある。

でも、ことさらそれを延々と語ったりしない。

R子さんは、主宰が良いので我慢して参加しても良いかなとう気があったようだった。

でも、私は嫌。

ストレスで気が滅入る。

一つわかったこと、趣味の会では年齢のことで愚痴らない方が良い。

全員同年齢なら、それはそれでいいかもしれない。

誰しもが行く道なのだから、できるだけ寛大な気持ちでいたいとは思う。

でも、趣味を楽しむ場所で、愚痴話のお相手はしたくない。

年齢の愚痴はお友達同士でしてほしい。

帰り際にその方たちが、優しく「ぜひ来てくださいね」と仰った。

みなさまとても良い人たちだということはよくわかる。

でも無理。

 

それにしても、今行っている句会の皆さんは精神的にとても若々しい。

それに気づかされたことは、とても良かったと思う。

私も、気持ちだけは老けないように頑張るわ

 

 紫陽花の帰り花、近くの遊歩道で

周囲は綺麗すぎる枯紫陽花