「韓流☆ダイアリー」ブログ!

韓国ドラマ・韓国映画の
   感想を綴っています・・・

韓国映画「パラサイト 半地下の家族」名優ソン・ガンホ

2020-07-10 | 韓国映画、は行
しがない内職で日々を繋ぐ貧しいキム一家は、“半地下”の家での生活から抜け出せずにいる。そんな生活は、豪邸に住む裕福なパク社長一家との出会いで、果たしてどのように変化していくのか。予測不能な展開で、全世界を興奮の渦に巻き込んでいる「パラサイト 半地下の家族」。役者のセリフや動き、小道具、背景など画面に映る全ての要素にメッセージを込める繊細さから“ボンテール(ポン・ジュノ+ディテール)”という造語まで生まれるほどのこだわりを持つポン・ジュノ監督。映像の冒頭、本作のテーマを「共生することの難しさ。そこから生じる笑いと恐怖。悲しみの悲喜劇です」と語るポン・ジュノ監督。また美術監督ハジュンが「リアルそのものです」と語る貧乏家族の暮らす半地下の家は、古びた家財道具や地下特有のカビ臭さまでが映像から匂い立つような再現度。一方、「落ち着いた色合いと建築資材で、すっきりと清潔感のある家」であるパク社長宅は、ポン監督のこだわりに応えるために大規模なセットが組まれ、パク社長を演じたイ・ソンギュンも「圧倒されました」と当時を振り返っている。ふたつの家族の生活の格差が現れているのは美術のみにとどまらない。ギテク一家の暮らす半地下は「日光が入らず夜は緑がかった蛍光灯」、パク一家の暮らす豪邸は「高級感を出し黄色みのある照明」と、撮影監督ギョンピョがこだわった対照的な光の演出にも注目。(kstyle)



(あらすじ)ネタバレあり
「半地下住宅」で暮らす全員失業中の貧しいキム一家。長男ギウ(チェ・ウシク)は友人(ここでパク・ソジュンが登場)から裕福な家の家庭教師を紹介してもらいます。高台の豪邸で暮らすパク氏の家へ家庭教師の面接を受けに行くギウ(チェ・ウシク)は合格。そして、兄ギウに続き、妹ギジョンも美術の家庭教師を、父親も運転手、母親は家政婦として家族全員が他人のふりをして豪邸 に足を踏み入れるのですが...なんとこの家にはクビになった元家政婦の家族がこの豪邸の地下室で何年もひっそりと暮らしていました・・・ゾッとするストーリー・・・豪邸に住む富裕層と半地下に住む貧困層とその下と格差も大きく拡がりがあるというまさしく韓国社会をそのまま表している映画です。また半地下という独自の生活の匂いを富裕層が嫌っているシーンもリアルに描かれていて、この相反する家族たちの出会いは、次第に想像を遥かに超える物語へと進んでいき最後は血生臭い殺人事件へと発展していきます。韓国で大ヒットし日本でも大きく話題になった映画ですが、国民性の違いでしょうか期待したほどの映画ではなかったです。



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映画「薔薇とチューリップ」2PMジュノの初主演日本映画

2019-12-13 | 韓国映画、は行
韓国の人気アイドルグループ2PMの枠を超え、俳優として大躍進を
遂げているジュノがついに待望の日本映画に初出演を果たした作品。
韓国では数々の映画やドラマで役者としての幅を広げ、ますます磨きが
かかっているジュノが、本作で一人二役に挑戦!!
オレ様的なカリスマ天才画家ネロとピュアなハートを持つ韓国人留学生
デウォンという180度異なる二役を見事に演じ分け、セリフは韓国語と
日本語の両方を使い表現していました。
原作は人気女性漫画家で、2PMジュノの大ファンでもある東村アキコ。
そのため出番も多く、ジュノファンは必見の映画です。(笑)
ただ、本作はよくあるありきたりなストーリー展開で登場人物も少なく
撮影場所も限られているため物語に派手さはありません。
でも、はじめてジュノを見た視聴者でも彼の深みを感じる高い
演技力に間違いなく魅了されると思います。

 (あらすじ)ネタバレあり
個展開催のため来日した、世界的若手現代アーティスト・ネロ
(2PM ジュノ)。
彼は到着早々、自分の絵の盗作が置かれていると噂の旅館「新かどや」
を密かに訪れ、そこで温泉客である韓国人留学生・デウォン
(2PM ジュノ)と出会う。
なんとネロとデウォンは瓜二つだった!
互いに驚きを隠せない二人だが、ネロは“ある目的”のために、
デウォンに自分と入れ替わるよう依頼する。
1,000万ウォンくれるというネロの替わりに「ネロ・パーク展」で
マスコミの前に出ることに・・・
ところが、マスコミがネロの絵が盗作だと騒ぎになります。
また一方、旅館「新かどや」の跡取り娘・かおり(谷村美月)の
亡くなった父(立花清)は絵を描くのが大好きでいろいろな外国に
行っては自分の才能がどこにあるのかずっと探しているうちに、
外国で亡くなってしまいます。
そして父は自分が描いた絵の画集を自費出版していました。
ところが昔、ある本屋さんでネロはその画集を目にします。
ここからネロの人生が大きく変わっていくのです!

その後、旅館「新かどや」の跡取り娘・かおり(谷村美月)と
ふれ合う中で過去と向き合うネロと、少しの間だけ有名人のネロに
なりすましながら未来を模索する平凡な学生のデウォン。
姿形はそっくり、けれど性格も立場も大きく異なる二人。
彼らが入れ替わりの日々の中で見つけた、“本当の自分”とは!?

ラスト、ネロは昔、チューリップをすてて、華やかな薔薇の
人生を手に入れた!
ところが、ネロは彼女でありマネージャーのミョンアに
「俺はずっと偽物だったんだよ」と言う・・・
ミョンアは「そうさせたのは私なのね」・・・
ネロは「昔二人で楽しく絵を描いていたころに戻りたい」と・・・
偽物の自分を終わらせたいのでしょう。
そして、すべてを捨てたネロとミョンア・・・
ネロは薔薇にも負けないくらい綺麗なチューリップの
絵を描き始めたのです・・・












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韓国映画「バーニング 劇場版」、ユ・アイン主演作品

2019-11-05 | 韓国映画、は行

韓国映画「バーニング 劇場版」、2018年作品。
あらすじと感想。
本作は日本が世界に誇る小説家、村上春樹の「納屋を焼く」を
原作とした韓国映画。
ユ・アインが小説家を目指しアルバイトを転々として生きる
主人公ジョンスを演じています。
幼なじみの女性ヘミからアフリカで知り合った正体不明の男ベンを
紹介されたことによって、今までの平凡な生活が一変。
はじめはごく普通の日常生活が描かれていて退屈な映画でしたが
ベンが現れたことにより、流れが刺激的になってきます。
ある日、ベンはヘミと一緒にジョンスが住んでいる田舎町に
やってきます。この田舎町は北朝鮮との国境に近いところにあり
ヘミが「あそこが北朝鮮よ」と指をさしてベンに教えてあげる
シーンが印象的でした。
そして、ベンはジョンスに自分の秘密を打ち明けます。
「僕は時々ビニールハウスを燃やしています」と・・・
ジョンスは自由に暮らすお金持ちのベンに対し恐ろしい
予感を感じます。
ジョンスはヘミが好きですが告白するような勇気もなく
ベンに彼女を取られた感じでベンを気に入らないのです。
でも、それでもヘミを未練タラタラに見ています。
本作のユ・アインはダサいほどの平凡な青年で、小説家に
なりたいと言うものの、夢だけを追って想像を膨らませて
いるような人物に見えます。
これは今の若者が感じている将来に希望が持てない心の怒りを
どこに向けたらいいのか描き出しているのでしょう。
それに比べ、ベンは家に友達を呼び外車に乗るような知的で
ミステリアスなお金持ちですが、ちょっとしゃくにさわるような
感じの男です。
そんな時、突然ヘミが失踪します・・・
ジョンスはベンを疑ってしまうのですが証拠はありません。
嘘と真実と現実という想像の中でのストーリー展開に
なりますが謎が謎を呼ぶ究極のラストシーンは衝撃的でした!


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チョ・スンウ&チソン主演映画「風水師 王の運命を決めた男」

2019-08-07 | 韓国映画、は行


チョ・スンウ&チソン主演映画「風水師 王の運命を決めた男」
土地や水脈の形状を見るだけで、人々の運命を変えることができる
風水師パク・ジェサン(チョ・スンウ)。
彼は運気の集まる土地“明堂(めいどう)”を探し当てる天才だった。
だが、明堂を独占しようとする重臣キム・ジャグン(ペク・ユンシク)の
陰謀に巻き込まれ、愛する妻子を殺されてしまう。
失意に暮れるジェサンだったが、自分と同じくキムに深い恨みを持つ
王族の興宣君(チソン)と出会い、キム一族を滅ぼすため風水の
知識を駆使することに。
やがて彼らは、天下最強の“大明堂”をめぐる巨大な謀反の真相を
知ることになる……。



天才風水師を演じた人気俳優チョ・スンウは、正義を宿した気品ある
オーラでストーリーを先導。実在した王族に扮するチソンは、国を
変えながら自分も変わっていく心の機微を巧みに表現。
欲に取りつかれた野心家には「インサイダーズ / 内部者たち」の
重鎮男優ペク・ユンシク。その息子には『悪いやつら』の個性派
俳優キム・ソンギュン。さらに、ドラマ「クリミナル・マインド:KOREA」
の注目女優ムン・チェウォン、ドラマ「グッドワイフ ~彼女の決断~」の
イケメン男優イ・ウォングン、5urprise カン・テオらが華麗に共演。
ダイナミックなアクションバトルや華麗な衣裳など、時代を再現した
多彩な魅力満載のエンターテインメントが誕生した。



華やかな朝鮮時代を舞台に<最高の運気>を宿す土地をめぐり、
野望渦巻く王族たちの戦いと翻弄される風水師の姿をとらえ、
燃えさかる炎、本格的な殺陣のシーンを中心に迫力たっぷりに切り取り、
映画の壮大なスケールを表現。チョ・スンウとチソンが刀を交える
シーンでは「もう私をとめるな」と鬼気迫る表情のチソン演じる
王族・興宣君に「ならぬ」とどこか悲しげな表情で強く止める
風水師・ジュサンを演じるチョ・スンウ。韓国実力派俳優が剣で
対決する印象的なシーンも予告映像におさめられ、野望が交差する
壮大な史劇エンターテインメントを期待させる映像となっている。
併せて解禁となったポスタービジュアルは「『風水』が天下を
動かす」と大きくコピーを中央に配置し、チョ・スンウ、チソン、
ムン・チェウォンの3人を大きくとらえたビジュアルとなっている。



<あらすじ>
土地や水脈の形状を見るだけで、人々の運命を変えることができる
風水師パク・ジェサン(チョ・スンウ)は運気の集まる
土地“明堂(めいどう)”を探し当てる天才だったが、明堂を
独占しようとする重臣キム・ジャグン(ペク・ユンシク)の謀反に
巻き込まれ、愛する妻子を殺されてしまう。
失意に暮れるジェサンだったが、自分と同じくキムに深い恨みを持つ
王族の興宣君(チソン)と出会い、キム一族を滅ぼすため風水の
知識を駆使することに。
やがて彼らは天下最強の“大明堂”をめぐる巨大な陰謀の真相を
知ることになる。




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韓国映画「ハッピーログイン」ユ・アイン、チェ・ジウ、カン・ハヌル

2019-03-15 | 韓国映画、は行

韓国映画「ハッピーログイン」、日本でも大人気のユ・アイン、
チェ・ジウ、カン・ハヌル出演の豪華キャストで贈る大人の
キュートなラブコメディ。
3組のカップルが描かれていきますが、男性側のユ・アイン、
カン・ハヌル、キム・ジュヒョクたちの方が愛に悩む切ない
ロマンスを熱演~(笑)
それぞれタイプの違うカップルたちに思わずうなずいてしまうリアルな
物語は、視聴者に微笑みと幸せを与えてくれる物語です。
また本作は「涙の女王」チェ・ジウが映画「連理の枝」以来10年ぶりに
日本のスクリーンに登場。独身・アラフォーのCAで不器用な生き方を
していますが愛くるしいキャラクターを演じ彼女の弾けた姿には爆笑です。

また韓国で大ヒットを飛ばし続けるユ・アインは一躍スターダムに
上り詰めた韓流スターといった、まさにユ・アインを描いたような
役柄ですが、劇中除隊後という設定は兵役免除になった彼には
ちょっとキツイストーリーでしたね。
なんか見ていて違和感を感じました・・・
そんなユ・アインは年上の女性脚本家に恋をしてヤキモキしている
姿には年下彼の可愛らしい一面が見られます。
そして映画「二十歳」、ドラマ「ミセンー未生―」、「麗」などで、
甘いマスクと繊細な演技で女性を虜にしているカン・ハヌルが
女性と付き合ったことのない劣等感を持つ天才作曲家を素敵に
演じています。
私はユ・アインとカン・ハヌルのファンなので本作は超~
お得な映画でした(笑)
口ではなかなか言えないこともSNSでは伝えられるという
今どきの恋愛を描きながらも本当に大切な愛の在り方を
問いかける物語です。





<ストーリー>
詐欺に遭い家を失った独身アラフォーCA(チェ・ジウ)、
天狗になっているイケメン韓流スター(ユ・アイン)、
女性と付き合ったことのない草食系の天才作曲家(カン・ハヌル)、
気難しい性格の売れっ子脚本家(イ・ミヨン)、婚期を逃した
おせっかい者のシェフ(キム・ジュヒョク)、恋愛上級者の
新米ドラマプロデューサー(イ・ソム) は、それぞれが
仕事の問題や悩みを抱え、プライベートでもうまくいかないことばかり。
SNSでつながった彼らは、口には出せない思いをネットの中で
さらけ出し心を通わす中で、次第に恋心が芽生えていく。
SNSから始まるという恋の形、タイプの異なるカップルたちが
恋に奮闘する姿が共感を誘う、等身大のラブストーリー。
それぞれが華やかな世界で働きながらも仕事に悩み、恋には
奥手で今ひとつ人生が上手くいかない男女6人。そんな彼らが
SNSで繋がり“いいね!”を押していくうちに、本当の恋に
変わっていくのだが…。

最初は軽い気持ちの“いいね!”から、口ではなかなか出せない
想いをSNSで伝えることで、徐々に本当の恋に変化する。
イマドキな恋愛を描きながらも、SNSの先にある本当に大切なものを
教えてくれる。
それぞれタイプの違うカップルに“あるある!”と必ず共感できる
等身大の物語は、恋愛に不器用なあなたに、勇気と元気と
ハッピーを与えてくれるはず。












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韓国映画「ベテラン」個性豊かな俳優たちが勢揃い!

2016-02-10 | 韓国映画、は行


韓国で名実ともにトップ俳優であるファン・ジョンミン演じる
ベテラン刑事と、ユ・アイン演じる悪徳財閥三世の戦いを描いた
本作は韓国では触れてはいけない韓国最大のタブーである財閥の
横暴を描いた映画です!
映画「ベテラン」は政府さえ金の力で動かす大財閥と、悪は
絶対許さない武闘派ベテラン刑事率いる5人の個性派広域捜査隊
チームの対決を描いた活劇アクション!

香港映画のような肉弾アクションとコミカルで軽快な展開でありながら、
財閥の裏側を描き韓国社会を一刀両断するダイナミックなアイディアは
既存の韓国映画の概念を超える興奮を与えてくれる。
勝てるはずのない巨大権力に一発逆転を狙って正義のために立ち向かう
広域捜査隊の痛快で爽快な活躍は、あなたの正義を熱くします。

正義感溢れる武闘派のソ・ドチョル(ファン・ジョンミン)。
信じた道を突き進み、がむしゃらに戦う“ベテラン刑事”を名実ともに
韓国最高の俳優となったファン・ジョンミンが演じます。
金と権力で唯我独尊の放蕩財閥3世のチョ・テオを演じるのは、人気実力
ともにナンバーワンの若手俳優であるユ・アインがドラマ「トキメキ
成均館スキャンダル」、映画「ワンドゥギ」など清々しい青春の代弁者の
イメージが強いユ・アインが初の悪役に挑戦しているのも見どころの一つ。
その他に、映画「国際市場で逢いましょう」のオ・ダルス、「海賊」の
ユ・ヘジン、ドラマ「ラブレイン」のキム・シフなど個性豊かな
俳優たちが勢揃いした。



【ストーリー】
犯罪の匂いを嗅ぎ分け、悪党はぶちのめす武闘派ベテラン刑事
“ソ・ドチョル”(ファン・ジョンミン)。
勝負師“オ チーム長”(オ・ダルス) 、スタイル抜群の紅一点
“ミス・ボン”(チャン・ユンジュ)、肉体派 “ワン”(オ・デファン)に、
末っ子刑事“ユン”(キム・シフ)まで曲者揃いの特殊強力事件担当
広域捜査隊。
長い間追ってきた国際詐欺集団を捕まえ、昇進に浮かれていたドチョルは、
あるパーティーで財閥3世“チョ・テオ”(ユ・アイン)と出会う。
テオに犯罪の匂いを嗅ぎとったドチョルは、“罪は犯すな”と警告するが、
まもなくテオの同族会社シンジンブ物産で社員が遺書を残し飛び降り
自殺を図る。
ドチョルはこの不審な自殺の裏にはテオが絡んでいると疑い、一人捜査を
始める。しかし、相手は韓国政府にさえ影響力のある大財閥。
警察上層部からの圧力などもあり捜査は打ち切りを迫られるが、
ドチョルの執念にチームは一丸となり事件の核心に迫っていく。
迫り来る捜査の手に、テオ(ユ・アイン)は金と権力を使い、
あざ笑うかのように悠々と包囲網から抜けていくのだが・・・
(kstyle)

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韓国映画で学ぶ
韓国の社会と歴史
(キネマ旬報ムック)
秋月望
キネマ旬報社

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韓国動員1,300万人を超える記録的な大ヒットをとばした
映画「ベテラン」。すごい数字ですね。。。   
たしかに正義感の強い熱血刑事が権力をほしいままに
生きている財閥の御曹司を追い詰めていく物語は爽快でした。
そして、ファン・ジョンミンさんの本来の姿を活かした正義感の
強いベテラン刑事役も絶賛!
ファン・ジョンミンさんはその作品ごとに新鮮さを魅せてくれる
幅広い顔を持った俳優さんですが、本作では熱血刑事としての
徹底した使命感と活躍が素晴らしかったです!
その適役である財閥の御曹司テオ役にユ・アイン君が凶暴でひたすら
わがままなドラ息子を演じています。
あまりに非道な役柄のため、多くの俳優さんに断られたそうですが、
本当に卑劣で最低な男でした。
テオは女性に暴力を振るったり子供にも自分の父親が殴られている
暴力を見せつけます。とくにこのシーンは誰が見ても許されない
最低限の常識と言うかルールだと思いますが、そんな常識のない
御曹司なんです。愛人の子供で父親の育て方に問題がありますが
ここまで非道で冷徹な男なので同情の余地もない男です!
でもこの役を最終的にユ・アイン君が受けましたが、イメージが
だいぶ崩れましたね。。。 
これって、ユ・アイン君にとって成功なんでしょうか?? 
また本作がヒットした要因の1つに現在の韓国社会の経済格差に
よる強い不満や財閥が問題視されているところが重なったことも
大きいですね!
最後にアイン君が「ベテラン」のインタビューで、テオを演じ、
「幼い時の家庭での躾の大事さを感じ、テオを叱る人が一人も
いなかった」と・・・

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歴代3位の大ヒット映画
「ベテラン 」
ユ・アイン主演 DVD
ビクターエンタテインメント

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コメント (2)
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韓国映画「二十歳」恋愛と友情を描いた青春映画!

2015-11-03 | 韓国映画、は行


韓国映画「二十歳」恋愛と友情を描いた青春映画!あらすじと感想!
仲良し男子3人組の恋愛と友情を描いたコミカルでユーモアたっぷりな
青春映画で、思春期を経て大人に成長していく過程がリアルに
描かれています。 

主演はプレイボーイ役のチホ(キム・ウビン)と漫画家志望の浪人生
ドンウ(2PMのジュノ)と平凡な大学生キョンジェ(カン・ハヌル)が
それぞれの恋愛と将来進むべき道に悩みながらも男の熱い友情と信頼で
結ばれた男子3人組を演じています。

今最も勢いのある旬な若手俳優たちの演技を楽しみにしていましたが、
ドラマ「相続者たち」で共演されているキム・ウビンとカン・ハヌルの
キャストにも興味がわき心待ちにしていた映画です。
3人は同い年で撮影中も本物の友達のように過ごしたというように、息の
合った掛け合いは大爆笑で、コミカルでテンポのいい絶妙の演技が
視聴者の心を引き付けます!

そして共演女優さんには、チホ(キム・ウビン)と別れた彼女役に
「イタKiss」のチョン・ソミンが扮し、高校生役もぜんぜん違和感なく
演じていました~(笑)
またドンウ(2PMのジュノ)に猛アタックするキョンジェ(カン・ハヌル)
の妹役に「九家(クガ)の書」のイ・ユビが今風の女子高生を演じていて
イ・ユビから「こんないい女、二度も逃がしちゃダメだよ」と言って
女性からのバックハグにドンウ(2PMのジュノ)もまんざらでもない
様子でした~(笑)
また キョンジェ(カン・ハヌル)を惑わす女子大生に映画「サニー」の
というか「BIGBANG」SOLの彼女?ミン・ヒョリンが扮しキョンジェに
大きな影響を与えていきます。彼女はクールさが魅力的ですね!

韓国映画「二十歳」は高校を卒業し二十歳を迎える仲良し男子3人の
成長ストーリーを描いた物語です。
キム・ウビンは何もせず気ままに生きるプレイボーイですが、やっと
真実の愛に芽生えたとき彼女から振られてしまいます。
まぁ~これが青春なんでしょうが少しは大人に成長できたかなぁ??
と疑問に感じるキム・ウビンでしたが、彼が劇中一人でダンスを踊る
シーンは必見ですよ~(爆笑)
また漫画家を目指しているドンウ(2PMのジュノ)は結局家庭の事情で
夢は叶いませんでしたが、就職のためジュノが七三分けのヘアスタイル
にしたときは皆がどうしたの?というように爆笑でした!ここも必見!
またカン・ハヌルはいつも女性を慰めるだけのお人好しタイプですが
以外にも初恋の女性だったソミン(チョン・ソミン)とお付き合い
することになり、キョンジェ(カン・ハヌル)は
「俺たち付き合いはじめた・・・」と皆に報告します・・・ 
なんか? 気まずい雰囲気に・・・ (笑)
もちろん、チホ(キム・ウビン)はムカッとしています~(笑)















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韓国映画「フェニックス」イ・ホンギ、生きる喜びを歌に・・・

2014-05-03 | 韓国映画、は行




人気アイドルグループ「FTISLAND」のボーカルで、ドラマ「美男(イケメン)
ですね」などで俳優としても大人気のイ・ホンギ君の初主演作映画!!

昨年日本での公開を記念して、プレミアムインベントが開催され、
共演のペク・ジニ、マ・ドンソク、イム・ウォニ、チョン・ミンソと
「フェニックス」のメンバーが勢揃い!!

トークコーナーでは、映画での役作りについて質問されると、イ・ホンギ君は
「わがままなところや成長していく様子が僕と似ていました!」と日本語で
語ったそうです!

本作はわがままなトップアイドル(イ・ホンギ)が、前向きに生きる
余命わずかな人々の姿を見つめ、人間として成長していく主人公(チュンイ)が
描かれた物語です。






















自由気ままに生きるトップアイドルのチュンイ(イ・ホンギ)は
ささいなことで暴力事件を起こし、その罰として末期ガン患者のための
ホスピスでの社会奉仕活動を命じられます。

ところがそこで出会ったひと癖ある患者たちにあ然とし、奉仕活動を
早く終わらせるため、彼らが組んでいるバンド「フェニックス」の面倒を
見ることに。

はじめは素人の集まりで口ばかり達者なメンバーにいら立つチュンイ
でしたが、命の期限を告げられた彼らの内に秘めた思いを知り、
次第にチュンイ(イ・ホンギ)の心の中にも変化が現れはじめるのです。




はじめはバンドを利用しようと思っていたけれど・・・・・

今は違う・・・・・


ところが、そんな時、チュンイ(イ・ホンギ)にアメリカ進出の話が・・・・・





♪ 劇中、チュンイ(イ・ホンギ)の弾き語りの歌も素敵でしたが
  ラスト、エンディングのバンド演奏が映画とバランスよくマッチしていて
  とても良かったです~♪
  「フェニックス」から愛と感動と元気をもらえる歌声でした!!





★ 「FTISLAND」のイ・ホンギ君











イ・ホンギ「『フェニックス』は僕の人生のターニングポイントになった」
(MYDAILY )

イ・ホンギは映画「フェニックス~約束の歌~」で、トラブルメーカーの
アイドル歌手チュンイ役を務め、映画俳優としての第一歩を踏み出した。

彼は同作品の舞台がホスピス(末期がん患者に対して緩和治療や終末期医療を
行う施設)であるだけに、初めて台本を受け取ったとき、散々悩んだと明かした。
演技も歌も、経験があればこそできるものだと思っていた彼に、ホスピスという
言葉自体が馴染みのないものだったからだ。

イ・ホンギは「初めはできないと言った。経験もない上に、ホスピスが
何なのかも知らなかった。
歌も演技も、経験を元に表現できるものだと思っていた」と話し始めた。

続いて「それなのに、事務所から『もう一度読んでみてほしい。
そうしないと後悔する』と言われて、もう一度読んだ。
ホスピスについても調べた。検索してみたら簡単な説明が出てきた。
ホスピスってこんなものなんだなと分かってから台本を読んだら、最初に
読んだ時とは違う感覚を持つようになった。
ホスピスだからこんなことが言えるんだなと理解できるようになった。
シナリオを読んで胸がじーんとした。大変な時期だったけど、結果はさておき、
僕の人生に大きな意味を持つ作品になるような気がした」と付け加えた。

彼は映画を選んでいた当時、散々迷っていた時期だったと回想した。
演技への意欲もあり、うまく演じるために自身を責めるしかなかった。
大変だったし、間違った道を歩んでいるような気がしたという。

しかし、結果的に映画「フェニックス」はイ・ホンギにとって
ターニングポイントとなった。
劇中の「本当に欲しいものは何か? これを知るのが一番大事だ」という
セリフを最も気に入っているように、同作品を通じて自分自身を
振り返ってみるようになった。

イ・ホンギは「大切な人たちにもっと優しくしてあげなきゃと思った。
家族についてももう一度考えるようになった。
死ぬ前に僕の人生を振り返ってみた時、くだらない人生や満足できない
人生だと思うのは嫌だと思った。
僕の望むことをするために、少し避けてきた付加的な他のことも一生懸命
頑張ってみようと思った。
デビュー7年目にそう考えるようになった。
他の人にはごく普通のことかもしれないけれど、僕にとっては大きな変化、
ターニングポイントだ」と語った。











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韓国映画「ハロー・ゴースト」 チャ・テヒョン

2012-02-10 | 韓国映画、は行



韓国映画「ハロー・ゴースト」      2010年
          
              チャ・テヒョン、カン・イェウォン、イ・ムンス、コ・チャンソク


韓国のコメディー映画といえば、すぐに思いつくのがチャ・テヒョンssi。
「スピード・スキャンダル」の大ヒットから2年ぶりにスクリーン復帰したコメディ映画。

家族を亡くし、生きていくことに疲れてしまったサンマン(チャ・テヒョン)。
何回も自殺しようと試みるがなかなか死ぬことが出来ず、運ばれた病院で、「あんたの身体を
貸してほしい」と4人のゴーストたちに出会います。

ヘビースモーカーの男、泣き虫の女性、変態の男、小学生の男の子、それぞれ歳も性格も
何もかも違うゴーストたちに付きまとわれるサンマン。
「きっと、死期が近いんだ。幽霊が見える。 しかも・・・4人も・・・」(笑)


占い師からは「魂を入れ替えて彼らの要求を叶え、成仏させてあげなさい」と言われ
とうとう、サンマンの家で一緒に住むことになります~(笑)

そしてサンマン(チャ・テヒョン)は、ゴースト4人に「僕は貧乏なんだお金もない、哀れだと
思うなら出て行ってくれ、もし死ぬ前にやり残したことがあるなら僕が手を貸します。」と
人のいいサンマンらしい言葉ですね~


この小学生の男の子ゴーストは「グロリア」と「星をとって」の僕ちゃんです。どの作品でも優れた
演技力には感動、売れっ子の子役さんですね~


そしてゴーストたちはサンマンに自分たちの願いを聞いてほしいと真剣に頼むのです。
サンマンは彼らの願いを叶える変わりに望みが叶ったらサンマンの家から帰ってほしいと
ゴーストたちに条件を出します。
ところが5人で一緒に住んでいるうちにサンマンの寂しさも消えていき、「おまえたちが幽霊で
なければ・・・」とつぶやくところは、サンマンに生きる希望が沸いてきたような心の変化が
感じられます。


生前にやり残したことをサンマンの体を使って成し遂げようとするゴーストたちをチャ・テヒョンssiが
演じるわけですが、彼らしい豊かな表情が一人一人の特徴を良く捉えていて説得力がありました。

パセリ入りの海苔巻を作る泣き虫の女性ゴーストからは、「独りぼっちだと思わないで、
私たちはいつも一緒よ。 だから何があっても生きて」と・・・

そして・・・最後にゴーストたちがサンマンの体を使って伝えたかった「生きる」ということの
大切さにサンマンが気づきはじめるのです。   そう~ ゴーストの正体にも・・・



















コメント (6)
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韓国映画「アジョシ」のキム・セロン主演韓国映画「冬の小鳥」

2011-12-29 | 韓国映画、は行



おはようございます。
今年もファイナルに向かいカウントダウンがはじまりました。
韓流中心のブログに、いつもたくさんの方にお越しいただきまして
本当にありがとうございます。

今年は3月11日の東日本大震災で多くの人が家族、家、学校、今まで暮らしていた街を
失いました。
1日1日を平凡に幸せに暮らしていけることをこれほど有難く感じた年はなかったと
思います。
被災地の皆様の健康と来年の幸多い幸せを祈ります。






韓国映画 「冬の小鳥」    2009年     キム・セロン


悲しみの袋
人は誰も、心の中に悲しみをしまう袋を持っている。
それは子供にもあるし大人にもある。
小さくもあれば大きくもある袋の中に詰められた悲しみは
時間と共に少しずつ少しずつ消えてゆく
その袋は子供のほうが頑丈なのだ、きっと・・・ (小山薫堂)


70年代の韓国、大好きな父に捨てられ孤独となった9歳のジニ(キム・セロン)は
児童養護施設に預けられます。
「お父さんは絶対に迎えに来る」と信じているジニは自分が置かれている場所に納得できず
周りに反発しながらも絶望にたった一人で向き合い、やがて新しい人生を歩みだすのです。

冒頭父親との楽しい生活シーンが流れますが、父親の顔がなかなか映されないのが気になりました。
きっと子供を手放す罪の悪行を感じる部分なので最後まで父親の顔は出てこないのね??と
思っていましたが父親役はソル・ギョングssiでした・・・

そして9歳のジニを演じた子役の少女は、2010年に大ヒットしたウォンビンssiの映画「アジョッシ」で
テシク(ウォンビン)の隣に住む少女ソミを演じたキム・セロンちゃんです。
この映画でも親から見捨てられた孤独で寂しい少女を演じています。

この映画はジニ役のキム・セロンちゃんを中心に養護施設の中が描かれていて、いずれは自分も
養子に行かなければならない運命を感じている子供たちがとても切なかったです。

施設の中で一番仲良しだったスッキお姉さんに「二人で一緒にアメリカに養子に行こう」と誘われ
指切りまでしたスッキお姉さんは一人アメリカへ・・・

悲しくて辛いジニは二人で死んだ小鳥を葬った土を掘り返し自分が入れる大きな穴を堀り自分も
その穴に入るのです。
きっと死にたいほど寂しく悲しい出来事だったと思いますが、自分もここから新しい人生を歩んでいこう
と決心した行動なのかしら・・・

大好きなお父さんの姿を追いかけながら幼い歳で外国に養子に出されることを思うといろいろな意味で
胸が痛くなりますが、映画自体は自然な感じでセロンちゃんをはじめ子供たちの演技力の高さには感心!
特に細やかな心理や本性には心に深く感じるものがあります。
最後ラスト近くにキム・セロンちゃんが微笑んだ笑顔が可愛かったです。















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