しがない内職で日々を繋ぐ貧しいキム一家は、“半地下”の家での生活から抜け出せずにいる。そんな生活は、豪邸に住む裕福なパク社長一家との出会いで、果たしてどのように変化していくのか。予測不能な展開で、全世界を興奮の渦に巻き込んでいる「パラサイト 半地下の家族」。役者のセリフや動き、小道具、背景など画面に映る全ての要素にメッセージを込める繊細さから“ボンテール(ポン・ジュノ+ディテール)”という造語まで生まれるほどのこだわりを持つポン・ジュノ監督。映像の冒頭、本作のテーマを「共生することの難しさ。そこから生じる笑いと恐怖。悲しみの悲喜劇です」と語るポン・ジュノ監督。また美術監督ハジュンが「リアルそのものです」と語る貧乏家族の暮らす半地下の家は、古びた家財道具や地下特有のカビ臭さまでが映像から匂い立つような再現度。一方、「落ち着いた色合いと建築資材で、すっきりと清潔感のある家」であるパク社長宅は、ポン監督のこだわりに応えるために大規模なセットが組まれ、パク社長を演じたイ・ソンギュンも「圧倒されました」と当時を振り返っている。ふたつの家族の生活の格差が現れているのは美術のみにとどまらない。ギテク一家の暮らす半地下は「日光が入らず夜は緑がかった蛍光灯」、パク一家の暮らす豪邸は「高級感を出し黄色みのある照明」と、撮影監督ギョンピョがこだわった対照的な光の演出にも注目。(kstyle)
(あらすじ)ネタバレあり
「半地下住宅」で暮らす全員失業中の貧しいキム一家。長男ギウ(チェ・ウシク)は友人(ここでパク・ソジュンが登場)から裕福な家の家庭教師を紹介してもらいます。高台の豪邸で暮らすパク氏の家へ家庭教師の面接を受けに行くギウ(チェ・ウシク)は合格。そして、兄ギウに続き、妹ギジョンも美術の家庭教師を、父親も運転手、母親は家政婦として家族全員が他人のふりをして豪邸 に足を踏み入れるのですが...なんとこの家にはクビになった元家政婦の家族がこの豪邸の地下室で何年もひっそりと暮らしていました・・・ゾッとするストーリー・・・豪邸に住む富裕層と半地下に住む貧困層とその下と格差も大きく拡がりがあるというまさしく韓国社会をそのまま表している映画です。また半地下という独自の生活の匂いを富裕層が嫌っているシーンもリアルに描かれていて、この相反する家族たちの出会いは、次第に想像を遥かに超える物語へと進んでいき最後は血生臭い殺人事件へと発展していきます。韓国で大ヒットし日本でも大きく話題になった映画ですが、国民性の違いでしょうか期待したほどの映画ではなかったです。
(あらすじ)ネタバレあり
「半地下住宅」で暮らす全員失業中の貧しいキム一家。長男ギウ(チェ・ウシク)は友人(ここでパク・ソジュンが登場)から裕福な家の家庭教師を紹介してもらいます。高台の豪邸で暮らすパク氏の家へ家庭教師の面接を受けに行くギウ(チェ・ウシク)は合格。そして、兄ギウに続き、妹ギジョンも美術の家庭教師を、父親も運転手、母親は家政婦として家族全員が他人のふりをして豪邸 に足を踏み入れるのですが...なんとこの家にはクビになった元家政婦の家族がこの豪邸の地下室で何年もひっそりと暮らしていました・・・ゾッとするストーリー・・・豪邸に住む富裕層と半地下に住む貧困層とその下と格差も大きく拡がりがあるというまさしく韓国社会をそのまま表している映画です。また半地下という独自の生活の匂いを富裕層が嫌っているシーンもリアルに描かれていて、この相反する家族たちの出会いは、次第に想像を遥かに超える物語へと進んでいき最後は血生臭い殺人事件へと発展していきます。韓国で大ヒットし日本でも大きく話題になった映画ですが、国民性の違いでしょうか期待したほどの映画ではなかったです。