韓国映画「男たちの挽歌」 2010年
チュ・ジンモ、ソン・スンホン、キム・ガンウ、チョ・ハンソン
昨日の夕刊にもチュ・ジンモssiのインタビューや映画が大きく紹介されていましたが、
今日、やっと~大きなスクリーンの映画館に行ってきました~~
北朝鮮から脱出する際、やむをえず北に残した母親と弟の存在に心を痛めながらも
韓国で武器密輸組織の大物となったヒョク(チュ・ジンモ)
ヒョク(チュ・ジンモ)はボスからの信頼も厚く、同じ仲間のヨンチュン(ソン・スンホン)
からも兄のように慕われています・・・
弟(キム・ガンウ)の行方を捜していたヒョク(チュ・ジンモ)は、ようやく巡り会えた
ものの、弟は兄に深い憎しみを抱いていて、兄と対立する刑事になっていた・・・
ヒョク(チュ・ジンモ)は弟(キム・ガンウ)のために足を洗おうとしますが、仲間の卑劣な
裏切りに遭うのです・・・
ヒョク(チュ・ジンモ)と弟の兄弟愛とヒョクを兄のように慕うヨンチュン(ソン・スンホン)
との熱い友情の絆がどこかジンモssi自身と重なるような、そのままの素に近いジンモssiを
見たような感じがしました~
今までの作品でも、いつも監督さんが望む100%以上の演技で高い評価を受けていましたが
この映画でも同じく、制作の総指揮を手掛けたジョン・ウー監督から「最初に制作した時に
表現しきれなかった人物の感情を生かしてくれて嬉しかった」とお礼を言われたそうです。
きっと、ウー監督もジンモssiの細やかな表現力と目の演技に引き込まれたのでしょうね~
ホント~ ジンモssiの切ない目の演技は素晴らしかったと思いますよ!!
また今までにないスンホンssiの壊れた姿や最後まで徹底した悪役を演じたハンソンssiなど
新しい役柄にチャレンジした二人の努力の跡が見える作品でした~
また今回の主人公3人を脱北者として設定したソン・ヘソン監督は、脱北した兄弟の話と
男同士の義理を強調することで韓国情緒をより一層強く描きたかったことが感じられました。
そしてラスト・・・
こんなにも涙を流した作品はありません・・・
お互いの気持ちを理解し合う、兄弟愛と熱い友情・・・
男の強さが感じられるラストでした・・・ (号泣)