単独コンサート「EXO PLANET #3 - The EXO'rDIUM -」開催…
優れた演出と素晴らしいパフォーマンスが融合
最先端を行くステージ演出、手堅い超能力の世界観をベースにした
華やかなパフォーマンス、“新記録製造機”というあだ名を持つ
グループとしての存在感をアピールした。
たとえパフォーマンスを担当するカイの怪我という予想していなかった
こともあったが、これはEXOには問題にならなかった。
今回の公演は、本ステージと比較的距離の遠い2~3階の客席に配慮した
簡易ステージ、大型中継スクリーン4つを含めた6つの中継スクリーンから、
6つの大型移動式スライドLED及び3階の客席全体を囲む形のLED、
モーターで動く六角形の照明トラス7つ、15mの高さのレインカーテンなど、
華やかなエフェクト及び舞台装置で、前回のコンサートより
アップグレードされたスケールを完成させた。
しかしこの日の公演は、前日のコンサートステージで足を捻挫したカイが
多くのステージに立てず、残念な公演となった。これにカイは、
「救急室に行ってレントゲンを撮ったが、骨には異常がなく、靭帯が
結構痛めたようだ」と現在の状態を伝え「皆さんに良いステージを
お見せできず、申し訳ない」とファンたちに謝った。
このような事態にも、EXOの公演は続いた。デビュー曲「MAMA」「Wolf」
から、今回の3rdフルアルバムのタイトル曲「Monster」で華やかな
オープニングを開き、雨の中の群舞が印象的な「White Noise」、
ステッキを使ってセクシーなパフォーマンスを披露した「Artificial Love」
可愛らしい振り付けの「Unfair」まで続いたセットリストが、
ファンたちの爆発的な反応を引き起こした。
パフォーマンスだけでなく、メンバーのチャンヨルとレイがギターを
演奏するアコースティックセクションを設け、EXOの優しい音色を
感じることもできた。「My Lady」「My turn to cry」「Moonlight」
「Monodrama」「CALL ME BABY」「Love Love Love」
「流星雨 (Lady Luck)」まで、原曲とは違う魅力が耳を魅了した。
またセフンは、「流星雨 (Lady Luck)」のステージでメンバーたちの
和音に合わせソロダンスを踊る姿で、完成度の高いパフォーマンスを
仕上げた。
続いてこれまで公開されなかった未公開曲も歌った。
今回のコンサートで初めて公開されるシウミン、チャンヨル、セフンの
新曲「Do It Together」から、未発表曲「Full Moon」、
日本リリース曲「Drop That」を始め、音楽番組では見られなかった曲
または収録曲のリミックス版まで、豊かなステージが繰り広げられた。
EXOは、用意したステージが全て終わってからも、ファンたちの
アンコールに応え、「Growl」「Lucky One」などを歌い、
ファンへの愛情を示した。
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