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   感想を綴っています・・・

韓国ドラマ「結婚契約」あらすじと感想、正統派ラブストーリー

2017-10-27 | 韓ドラ か行、くけこ
韓国ドラマ「結婚契約」あらすじと感想、最終回
「結婚契約」は余命宣告を受けた女性ヘス(ユイ)と彼女との恋に
落ちる財閥の御曹司ジフン(イ・ソジン) の愛を描いた
正統派ラブストーリーで韓国では最終回22.4%の高い視聴率を
記録しました。
シングルマザーと傲慢な御曹司という、最初はお互いの利益だけを
考えての偽装結婚でしたが、次第に相手を想いあう感情が芽生え
クールな御曹司ジフン(イ・ソジン)がだんだん誠実な男へと
変化していく過程と二人の愛の行方から目が離せなくなります。
本作は大きな事件や騒動など刺激的な部分はありませんが、切なくも
心が温かくなる作りに自然とストーリーが流れていきます。
とても良いドラマで私は本作の高視聴率は納得できます。
また主演二人の涙の演技がリアルすぎて何度も視聴者の涙腺を
刺激すること間違いありません。私も自然と涙していたシーンが
何度もありました。
また、二人の歳の差が大きな話題になったようですが、私は
イ・ソジンさんの自然な演技リードが良かったと思いました。
二人はお似合いのカップルで、演技の息が合うことと年齢差は
関係ないと思います。

御曹司ジフン(イ・ソジン)は外食企業「プロミス」の本部長ですが
ジフンの最大の弱点は実の母ミランが愛人であるため常に婚外子
というレッテルを貼られ、一人父親のハン家で孤独に生きて
きたことです。
そんなわがままな母を幼いころから憎み家族や結婚に対しても
冷めた目で見てきたのです。
ところが母親の病気が分かり、肝臓移植が必要になると、やはり
息子らしいやさしさを見せるジフンなのです。
そして家族からドナーを見つけられなかったジフンはドナー適合者の
女性と結婚して母ミランに移植しようと考えます。
このわがままな母親ミランにはお馴染みの女優イ・フィヒャンさんが
登場されますが、怖いというか憎く腹黒い母親役を演じたら
天下一品ですよね!(笑)本当にいつも貫禄があります(笑)



一方、亡き夫の借金に追われ一人娘を育てているヘス(ユイ)は更に
自分が脳腫瘍で余命を宣告され絶望していましたが、ドナーになれば
大金が入ると聞き、借金と娘のために結婚相手に立候補します。
ジフンは移植手術が終わったらすぐに離婚する約束でヘスと
結婚契約を結びます。
ところが手術の当日に母ミランが姿を消します。
母ミランは自分のせいで契約結婚をした息子のジフンに
申し訳ないと思い自分の故郷である済州島へ逃げ出したのです。
母はもう息子を犠牲にはできない。たとえ少ない命でも
自分らしく息子のために生きる方が幸せだと感じたようです。
そして、もうソウルには帰らずに島でずっと暮らすと伝えます。
息子のジフンはヘスに「手術は取りやめた。母の意思を尊重する。
僕の契約違反だから残金は必ず払う。これで二人の契約は終わりだ。
感謝している。」と言い、別れの握手をしようとするジフンにヘスは
自分からキスをします。そして二人は熱いキスを交わすのです。



ジフン(イ・ソジン)はヘス(ユイ)の誠実さに次第に惹かれていき
このまま夫婦を続けようと思い離婚はやめようと告げます。
またヘスもジフンに惹かれていきますが自分の病気も日増しに悪化し
ジフンの父親で大企業の会長であるハン会長からすぐに別れるように
呼び出され離婚をすることに悩み心の中で何度も葛藤を繰り返すのです。
そして、病状が進みこれ以上待てないヘス(ユイ)の病院での治療が
はじまります。
そんな時島にいた母ミランが急変しソウルの病院に入院することに
なりましたが、治療が始まったヘスは自分がドナーになれないことを
心配しますが、和解した島のミランの兄がミランのドナーになるのです。
この二人の兄妹の縁を切った関係から和解していく様子が味わい深く、
心動かされるほど感動的でした。

後半過ぎ、「いつも僕のそばにいてほしい」と言うジフンに素直に
なれないヘス。ところがジフンはヘスが脳腫瘍であることに気づきます。
医者から「本当に病気のことを知らないのか、それでも夫なのか」と、
「生存率は低く治療を始めたが何年かかるか分からない」と衝撃的な
言葉にあ然とするジフン・・・
ついにジフンは、ヘスの病気について全てを知ることになります。
ジフンはヘスの病気を知って声を詰まらせながら泣き叫びます。
このシーンは愛する女性をこれから自分が守らなければいけない男の
涙であって今まで隠してきた温かい人間愛があふれ出る涙です・・・
イ・ソジンさんの熱演が伝わる涙の号泣シーンでした。
ジフンは「僕が君を助ける。君に救われたから。これからは何でも
僕の言うとおりにしろ」と約束させます。
ジフンとヘスは彼女の脳腫瘍という極限の試練の中でもお互いに
対する愛を止めなかった。ジフンは大きな愛でヘスを支えていきます。
しかし二人の交際を反対する父のハン会長がヘスの病気を知って
さらに激怒し、兄のジョンフンもジフンに臓器売買をネタに彼を
会社から追い出そうと陰謀を企みます。



終盤、父親からの攻撃にも負けないジフンは父と縁を切って
3人の生活を選びます。
花束を持ってヘスのところに行くジフン・・・
今まで後継者争いをしていたころは笑顔を失い冷たかった
彼でしたが今の彼には安心したような微笑みが浮かんで見えます。
ジフンはヘスに花束を渡し、ヘスと娘のウンソンは明るく微笑み
ながら彼を迎えジフンはヘスと娘のウンソンを抱きしめます。
ウンソンから「パパ」と呼ばれるジフンは嬉しそう・・・
新しい家で家族になった3人は幸せそうな笑顔を見せるのです。
そしてヘスは自分の病気がどんどん悪化していく中、元夫の姑に
自分の死後、娘のウンソンを託します。

本作は絶対にあり得ない話ですが、忘れかけていた家族愛や
真実の愛を切なく盛り込み、涙を誘うシーンが多かったです。
そして後半からは病状が悪化するヘスを見ながらヘスと同じように
たくさんの涙を流し、どうかヘスを助けてくださいと願うように
なります。そんなヘスを演じたユイさんの感情表現や涙の演技は
とても自然で素晴らしい演技力だったと思います。
本作は彼女の代表作になった作品ですね。

最終回、自分の権力や考えだけで物事を強引におし進めようとする
父のハン会長は結局一人ぼっちになり、会長の妻と兄ジョンフン、
そしてジフンも会長のそばから離れることになりました。

ヘスは脳圧が高くなって危険な状態になりますが、無事に手術を終え
3人は幸せな時間を過ごし、ジフンは母ミランともお互いの人生を
応援できるまでになりました。
ところがそんなジフンを見て、父であるハン会長は胸を痛めるのです。

ヘスの病状はますます深刻になり、ヘスはジフンに1つお願いを
します。「私は男性とチークダンスを踊るのが夢だった・・・」と
言って二人は楽しそうにダンスを踊ります・・・
二人は最後まで切ない愛を大切に守り、お互いの気持ちを大事に
しながら暮らすのです・・・

残された時間がどれくらいなのか
1年か1か月かも分からない
明日までかもしれないが
後悔せずに生きると決めた・・・
だから、今、僕に出来ることは1つだけだ
愛しているヘス、愛している、愛している
1分1秒休むことなく愛している・・・









コメント (2)
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