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16年前の懐かしい韓国ドラマ「宮」明洞のど真ん中でキスを

2022-02-28 | 韓国芸能情報(映画・ドラマ・他)

2006年に放送されたMBC『宮~Love in palace』は、同名の漫画を原作に、平凡な女子高生が、祖父同士の約束のために王室の皇太子(世子)と政略結婚をすることになったことから繰り広げられる、胸キュン宮廷ロマンス。
放送開始前、原作者である作家のパク・ソヒは、俳優のチョ・インソンとチャン・ナラを主人公にと思っていたそうだ。しかし、監督の判断で4人の主人公を全員、新人俳優でキャスティングすることになった。

これに対し、原作ファンは「原作のキャラクターと全く合っていない」と反発。大論争となったこともあり、放送前から多くの注目が集まっていた。
しかし、いざ放送が始まると、作品の世界観をはじめ豪華なセットに衣装と、これまでのドラマでは見たことのないレベルの高い映像美を披露。その美しい映像美に加え新人俳優らの熱演により、韓国で大きな話題となった。
韓国では最高視聴率が28%を記録し、2006年上半期の最高の作品と呼ばれるほど高い人気を集めている。

明洞のど真ん中で‥? 大衆をときめかせた名シーン。
当初、全20話予定だったのだが、ファンからの熱い要望により4話ほどストーリーが延長されることになった。その”延長戦”の中で話題になったのが、チュ・ジフンとユン・ウネの”路上キスシーン”だ。
そのシーンが登場したのは、第23話のラストシーン。

撮影されたのは、韓国の人気スポットだった明洞(ミョンドン)のど真ん中。当時、明洞は韓国国民だけでなく、海外の観光客も多く集まる有名なエリアであり、常に人がごった返しているような場所。最もホットな場所で撮影されたことでも多くの話題を呼んでいた。
当時、大勢の人が見ている中で路上キスシーンが続いたが、誰が見ても演出ではなく、本当に街中で起きたキスシーンのように見えた。

だが、ユン・ウネが芸能番組で明かしたことによると、このシーンの撮影のため、監督が2人の俳優に「遠くから歩いてくるように」と指示した後、制作陣は遠くからこのシーンの撮影を進めたという。
明洞は多くの人で賑わっていたものの、2人が帽子をかぶって静かに現れたので、大衆は2人が芸能人だとは気付かなかったそうだ。その後、いきなりキスシーンになると、その時になってやっとチュ・ジフンとユン・ウネだと分かり、周りは見守っていたという。

大衆に見守られながらキスシーンを撮影することになったチュ・ジフンとユン・ウネは、照れくさい中でも感情を込め、見事に演じ切った。しかし、そのキスシーンよりも大衆をときめかせたのは、撮影後に2人が手をつないで走る姿だったそうだ。

現在は魅力的な観光名所が増え続けている韓国だが、当時のホットな雰囲気を味わえるのも本作の魅力だろう。
これに加え、チュ・ジフンとユン・ウネのフレッシュな演技も楽しめるとあって、令和になったいま、もう一度見返してみるのもおすすめだ。
 かしこい韓流・k-pop生活Danmee








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