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韓国ドラマ「熱血司祭」は、今私たちが暮らしている社会で、人々が持っている正義に反していたり、不条理な鬱憤をスカッと吹き飛ばせる要素を持ったドラマです。日本にもこのようなドラマがあるかと思いますが、韓国では神父が主題となっているドラマは初めてでした。日本の視聴者の皆さんにも楽しんでいただけると思います。
私が演じた役は、キム・ヘイルという神父なんですが、特殊部隊出身で、そこで培った能力を発揮している神父なので普通の神父ではありません。憤怒調節障害もあり、正義や不条理なことに対してカッとなります。神父に必要な徳目より、行動に移してしまう行動派のキャラクターです。
「熱血司祭」は、まず第一に「普通ではない神父」をご覧いただける楽しさがあると思います。普通でないというのは、特殊部隊出身なので、神父らしからぬ特殊な能力を持っています。正義を打ち破る方法として、その能力を使っている部分をご覧いただけると面白いと思います。
台本を初めて読んだときの印象は?新鮮でした。私がドラマや映画を選ぶ時は、主にストーリーを見るのですが、この作品はストーリーがかき消されるほどキャラクターが新鮮で強かったです。話の内容も面白かったのですが、一番インパクトが強かったのは、特殊部隊出身の司祭というキャラクターが持つ新鮮度でした。これまで韓国でも司祭に関連したドラマや映画はたくさんありましたが、これまでの作品とは違うなと思い、ドラマで表現してみたいと出演を決めました。
(kstyle)