五十坂・登りきらずに下り坂

とうとう56才になりました。
ほとんど年寄りと女子供しか
回りにいません。
そんな日常を綴っています。

ファッションの秋に憂う

2010-10-21 16:39:42 | わたし
あの暑さは何だったの?と思えるくらい朝晩は寒くなりました。

ファッションを気になさる方は、いよいよ本領発揮でしょうが、
私は秋になれば一気にテンション下がります。

春になると、雪が解けて気持ちもウキウキしますが、
秋は、冬支度、
雪が降る前の季節という認識。

ま、はっきり言うと、寒さには勝てない。

昨今の若い子の季節感のない服ってどうよ。

おばさんになると体感温度に忠実な服を着てしまいます。

秋になっても、暑いと半袖だし、
寒くなると、コーディネートなんか考えない重ね着。

今日のカットソーはけっこう襟ぐりが開いてました。
日中はいいのですが、夕方になると、
首の辺りがスースーする。

ほら、風邪は背中から引くっていいますでしょ。

着替えればよかったのでしょうが、
面倒だったので、そこら辺にあるタオルを巻きました。

義母からは、「風邪でも引いたのか」
と言われるし、
ダンナからは、「汗とりでタオル巻いているのか」
と言われました。

お洒落を考えると首が適度に開いている方がすっきり見えるし、
そのような服が好きなのですが、
首がスースーすると寒いし、
首が短いので、首に何かを巻くと息が詰まったみたいになって
あまり好きではない。
じゃらくさいし。

あ~あ、何も着る服がないな、
とタンスを見てため息。

でももう少しで雪が降ったらコート着るし、
中の服なんかどうでもいいか、
と、後ろ向きな考えの今日この頃。

永遠の少女

2010-10-19 23:08:37 | 雑記
にわかに手芸なんぞを始めた私。

やはり趣味というものは、たいした額ではないけれど、お金がかかる。

なるべく安く済ませようとダイソーに行ったりしているのだけど、
ダイソーも種類がそんなにない。

今日も欲しいフェルトがなくて、ダイソーに行こうかな、
と思ったのだけど、
孫を連れて行くと面倒なことになるので、
町内の手芸屋に行ってみた。

ひょっとして10年ぶりくらいかも。
まだ細々と店を開いているのには拍手を送りたい。

相変わらず、通路もないくらいものにあふれている。
生地なんか日焼けしているんじゃないかとじーっと見てみたりして。

しかし、キャラクター物の生地なんか豊富にあり、
意外とちゃんと仕入れしている様子。

そこのお姉さん、
お姉さんと言っていいのでしょうか、
20年前とちっとも変わらず店番をしている。

私が結婚した時はもう店にいたから、
年は私と変わらないか、上?

でも本当にちっとも変わっていないんです。

実家にいるからおそらく結婚していないんじゃ・・・

私が結婚だの、出産だの、育児だのって
駆け巡っている間も、
おそらく、ひっそりここの店番をして、たたずんでいたんじゃ?

彼女の周りだけ、時間が止まっているよう。

だからちっとも変わらないのかな。

町内の小売店が次々と店をたたんでいく中、
ここのお店は頑張って欲しい。

そしてなんとなく薄幸そうなお姉さんにも
幸せが来ますように


ちょっと上から目線の言い方かな・・・



平均以下の私

2010-10-17 23:12:08 | わたし
栗の渋皮煮を頂きました。

ふたつありますが、それぞれ制作者違い。
若干色の薄い方は、義母の兄が煮たのだそうです。
(80歳を越えているのにマメ~)

ちなみに羊羹は、あの「とらや」の羊羹。
ミニーマウスは、この間長女がTLDで買ってきたと、お土産でくれたお茶。

ダンナも孫もいない日曜日、至福の時を過ごしました。

渋皮煮、流行ってますね。

私、作ったことありません。

そもそも、栗をくれる人もいないし、
買ってまで作りたいと思わないし、
面倒くさそうだし。

実は栗に関しては信用してません。
茹で栗を不用意に歯でにゃきっと皮を剥くと、
虫さんがこんにちは、することが数多くありました。

ま、料理が出来ない人の言い訳なんですが。

自分は、ま、普通の主婦だと思っていたのだけど、
こうして、二日がかりで栗を煮たとか、
冬に備えて漬物を樽で3つ作ったとか、

そんな話を聞くと、
私、ちゃちゃっと出来るような料理しか作れなくて、
チクリチクリと劣等感。

専業主婦なのに。
(節約料理は得意かもしれませんが)

50年生きてきて、結局な~んにもなれなかったじゃないか。

履歴書に堂々と書けるような職歴もないし、
たいした趣味もない。
主婦業も中途半端。
全身全霊かけた子育てだって、結果、あんなもんだし。


人生を憂う秋・・・・・・・

りかちゃん20体

2010-10-16 16:10:50 | 手芸

最近ミシンを買い、手芸なんぞをやり始めた私。

布絵本を作るぞ!と張り切ったものの、
あまりの面倒臭さに挫折しそうになってます。

一応大体は完成したものの、
生地が家にある端切れを駆使して作ったので、
なんだか苦心した割にやたら貧乏くさい。

それに、本を参考にしたものの、
オリジナルに作ったので、
美的センスゼロの私、
完成品はム・ム・ム・・・

布絵本の方は、ボチボチアップして、
失笑を買わせてもらいます。


で、布絵本のほうは作っている途中から飽きてきたので、
気分転換に
「りかちゃん人形」を作ってみました。




こっちのほうは簡単です。
りかちゃんのプリント生地を買ってきて、
絵柄の部分を切り取り、接着芯を張って、
ダイソーで買ってきたフェルトと縫い合わせ、
中には綿を入れて完成。
     (裏)


3歳児は、本物のりかちゃんを使って遊んでも、
服を脱がせるのが関の山で、
この人形だと裸にしないし、着せ替えなくても
色んなバージョンがあっていいじゃないか。

そんな目論見で作ったのですが、
3歳児、いまひとつ、食いつき悪し。

昼寝から起きる度にりかちゃんが増殖していて、
「またりかちゃんかよ」
と言われる始末。

「パパやママはいないの?」

そうか、ごっご遊びするには
パパやママや兄弟が必要だったのね。

ダンボールでりかちゃんハウスを作ろうと計画していたのだけど、
やる気が削がれてしまいました。

りかちゃんに並々ならぬ思い入れがあったのは
私だけでした。
一人よがりでした。

昔、私が子どものころ、
りかちゃん人形なんて買ってもらえませんでした。

その思いのたけを子ども達に注ぎ、
今度は孫・・・


1歳児、このりかちゃん、投げて遊んでます。


長女に期待

2010-10-15 21:30:03 | 娘二人

先週帰省した長女の事。

ラブラブモード全開なのか、
彼氏とTDLに行った写真をアルバムにして持ってくる。
(長女と彼氏しか写っていない)

私にだけ見せるのかなと思っていたら、
ダンナは勿論、義父母にまで見せていた。
私の実家にまで持って行こうとしていた。

そりゃ、この人は何なのよ、って聞くでしょう。
本人は、聞かれたい気マンマンなんでしょうが、
まだこれからどうなるかわからないのに、
こんなに公にしていいのか?
と母は、いらぬ心配をする。

まずは外堀から攻めていくってか。
しかし、我が家の外堀を攻めてもどうにかなるってもんじゃないと思うけど。

じいばあとどんな会話をしたのかわからないけど、
じいちゃんは這ってでも結婚式に出席をすると言ったらしい。

昨今、JRはとても親切で、
事前に知らせておけば、足の悪い人には車椅子を用意し、
ちゃんと運んでくれるそうだ。

そういう話までしていた。

考えると、義父母はまだ孫の結婚式に出席したことがなかったのでした。

孫が3人結婚しているのに、まともな結婚式をした人ゼロ。

そりゃ、我が家の長女に期待するわな。

まだ二十歳の長男が結婚する頃は生きているかわからないし。

みんなが過剰な期待をして、
それが重荷にならなきゃいいけど。

 


32,000円

2010-10-14 18:29:30 | わたし
学生時代から好きなミュージシャンが秋田にやってくる。
しかも、帰りの心配をしなくていい近場。

しかし、ディナーショー。
32,000円。

一晩の夢で32,000円。

私はディナーショーに行った事がないからよくシステムがわからないのだけれど、
いくらなんでも一人はまずいっしょ。

「一緒に行かない?」
と、声をかけることが出来るお金持ちの友人もおらず、
ダンナとだったら、64,000円。

32,000円だってどう自分に折り合いをつけて捻出すればいいかわからないのに、
二人分はまず無理。

自分、仕事していたらな~~~
エイヤッで行くかもしれないのに。

最近彼の歌知らないし、
ここ10年以上はコンサートに行ってないし。

「別に行かなくていいよ」
という理由を並べ、無理矢理自分を納得させる。

でもな~、一回、結婚式に行ったと思えば
結婚式よりもどんなにか楽しいことか
(引き出物はないけど)

ちなみに、この間のお葬式で30,000円使ってしまいました。

今度は、ディナーショーでなく、コンサートで来てくれ

こんな不況風が吹く田舎で
一晩で32,000円の夢を買う人、いるんだろうか。

その日、羨望やら怨念やら野次馬根性やらで
どんな人が行くのか、
ロビーでウオッチングしてみようかと思う私は
単なる変人?
怖い人?
イタイ人?

カフェ風?

2010-10-13 22:26:37 | うちごはん
先日、カフェ風(?)皿を購入し、
早速毎日の料理に利用してみる。
(たぶん、3,4回すればあきるだろうけど)

ダイソーのPOPに
「Martで紹介されました」
という文が購入を後押ししたのだけど、
確かに子どもの食事にはいいような気がする。
特にうちみたいな小食の子には。

今回は子ども向けではなく、大人向け。
軽いお遊びです。

ぶっちゃけ、残り物を並べただけ。

しかし、8品を盛り付けるのはけっこう大変。

でも、利点もある。

栗なんかご飯時、ダンナは絶対たべないのだけど、
これに付けたら食べた。

でもこれだけじゃ、お腹は満たされない。

今日だってこれは前菜で、他におかずがあったし。
 
こういうプレートを使っている食べ物屋を見たことがあるけど、
ひょっとして、目の錯覚を利用してごまかしている?

品数多いような気がするけど、
トマトを一品、人参一品、とひとつずつカウントし、
しかもそれが、どれも一口サイズ。
ぼろ儲けか?

なんて事を強欲ばあさん考える。


うちにはこの皿6枚あるから、
ひとり3枚ずつ使い、合計12品目。
洗い物も簡単だし。

しかし、12品にするのはかなり厳しい。
一口おにぎりを並べるしかないな。

そういえば、羊羹も消費しきれずにあったんだ。

ダンナに付けたら怒るかな。



命の値段

2010-10-13 22:17:25 | テレビ・芸能・新聞

チリの落盤事故の救出劇の様子を全世界に(たぶん)向けて
配信していると思います。
その感動的な顛末にミソをつけるようですが、

もし、地下に残っている人が一人だったら?
黙殺?

2~3人では?
これも黙殺か?

5人は微妙かな。

さすがに10人だったら動くかな・・・

そんな冷酷な事を考えています。

33人のこれからの人生、
狂った方向に行かない事を願ってます。


世知辛い世の中

2010-10-12 23:26:00 | 雑記
長女が友人の結婚式に行き、
同級生の近況などを教えてくれた。

世の中厳しいんだな~とつくづく感じる。

国立大を出ても臨時職員という不安定な立場にいる人の多い事!

むしろ高卒なんて人のほうが、そこそこの伴侶を見つけ、
そこそこ安定した生活を送っているようにみえる。

中学、高校のときの成績は、今の職業に比例していないというか、
何をもって勝ち組、負け組というのか
それは人それぞれの価値観なのだろうけど、
27歳女子、その時点での勝ち組ってどんなのだろう。

51歳のオバサンの価値観から考えると、

ちゃんとした安定した職業を持ち、
まだ結婚していなくていいけど、
少なくとも数年後は、結婚予定の相手を確保している。
しかも、その相手も安定した職業についている。

そうか、

結婚し、専業主婦でいられるくらい
年収のいいダンナがいる。

いや~、我ながら数十年前のガッチガチのオバサンの価値観だな。。。

最期の日

2010-10-11 15:45:16 | 私の周りの人

義姉の舅が亡くなったそうです。

よりによって、義姉が結婚式に出席する前の日。
義姉の会社関係の方の結婚式らしいです。

諸々(洋服とか)の準備をし、楽しみにしていたらしいけど、
さすがに欠席しなきゃまずいでしょ。

このブログにも書いたことがあるのだけど、
義姉はご主人の両親とは絶縁状態らしく、
舅さんは、ここ数年は老人介護施設にお世話になっていたらしい。

若い頃は色々な確執があり、
年老いても介護もしてもらわれず、
最後の最後に嫌がらせをしたのだろうか。

そんなことをふと思ったりして。

それとも、この連休に逝き、
みんなに会社を休まなくて済むような配慮だったのかな。

誰しも自分が亡くなる日を選ぶことはできないけど、
残された人は、
日によって色んな都合が生じてくる。

「こんな日に逝くなんてあの人らしいね」
といい意味で言われるように、私も精進しなくちゃ。