遂に最終回！
『ロード・オブ・ザ・リング』に続く、前日譚『ホビット』映画三部作のラスト『ホビット 決戦のゆくえ』をIMAXのHFR3Dで観てきました。
★★★★★
怒りに震えるドラゴンがエスガロスの街を急襲する前作のラストシーンに直接繋がって始まる本作は、最初からクライマックス。
ドラゴンに破壊される人間の街と、前作のラストで活躍したものの、この破壊の切掛を作ったビルボとドワーフ達がそれを傍観する混沌としたオープニングで、９ヶ月前に観た映画を一気に思い出し、中つ国に引き戻されてしまった。
そこから…、今回はもう旅はしません。
ドワーフの旅は終わっていて、もう目的地のエレボールに居るから。
目的地に着いたドワーフ達とその王トーリンが何をするか、どう考え、どう動くのか、そして裏で勢力を増す闇の軍団は？そこが観所。
とは言うものの、物語の面白さ以上に、実際はバトルに次ぐバトルが目玉。
旧三部作も含め、これまでで一番派手だった前作なんて、完全に霞んでしまうレベルのバトルシーンの連続は、ずーーーーーっと鳥肌立ちまくり。
どうせ観るなら、動きの早いシーンでもくっきりクリアで、その場に居るかのように感じられるIMAX-HFR3Dの映画館を選ぶべし！
数十年後を描いた『ロード・オブ・ザ・リング』へと続く伏線も仕込まれていて、感動と大満足の最終回でした。
ここまでやられてしまっては、『スターウォーズ』シリーズのように、旧作をアップデートして欲しいです。
邪道なのはわかっているけど、きっと次に観た時に見劣りしてしまうはず。
『エクステンデッド・エディション』なんてものを毎回公開後に作って映画好きを悩ませるピーター・ジャクソン監督の事だから、やってくれる可能性は有るかな？
ネタバレ
何より感動というか、何度も声が出てしまいそうなのを必死でこらえて、震えて観入ってしまったのは、灰色のガンダルフが弱っているところにガラドリエルが現れて救い、エルロンド、白のサルマン、茶のラダガストが一堂に会してナズグル達に立ち向かうバトルシーン。
やりそうで、本当にやってしまったら豪華過ぎて本編の物語が台無しになってしまうような頂上無双バトルが実現したのは、クライマックスを前哨戦で盛大に盛り上げて、一大ファンタジー巨編のフィナーレを飾ろうってなもんですよ。ファンへのプレゼント。
この場面で主に戦ったのが、まだ正義の側に居たサルマンと、これまで戦ってる場面の無かったエルロンドという辺りもゾクゾク来るんですが、その後に現れたサウロンの絶対的な恐怖と、それを上回る魔力で追い返してしまうガラドリエルの迫力には失禁レベルでした。
サルマンがサウロンへの恐怖に飲まれてしまっていそうに見える表情をするところもイイ！
一つだけ気になったのは、スランドゥイルからレゴラスが「ストライダーに会え」と言われる場面。
『ロード・オブ・ザ・リング』への伏線だけど、この『ホビット』と『ロード・オブ・ザ・リング』の映画って、原作のようには年代が語られていないから具体的な年表は無いものの、ビルボの年齢から推定すると、ストライダー（アラゴルン）ってまだこの時生まれてないんじゃないのかな？
レゴラスはエルフだから歳食ってないけど、人間のアラゴルンがこの時既に生まれて“ストライダー”と呼ばれていたら、フロドと会う頃にはどれだけ短く見積もっても60歳超えてないとおかしい気がする。
レゴラスと言えば、矢は無限増殖じゃなかったんやね。
2014.12.18更新：ご指摘頂いてググってみたら、アラゴルンにはエルフの血が流れていて長寿なのだそうです。
『ロード・オブ・ザ・リング』に続く、前日譚『ホビット』映画三部作のラスト『ホビット 決戦のゆくえ』をIMAXのHFR3Dで観てきました。
★★★★★
怒りに震えるドラゴンがエスガロスの街を急襲する前作のラストシーンに直接繋がって始まる本作は、最初からクライマックス。
ドラゴンに破壊される人間の街と、前作のラストで活躍したものの、この破壊の切掛を作ったビルボとドワーフ達がそれを傍観する混沌としたオープニングで、９ヶ月前に観た映画を一気に思い出し、中つ国に引き戻されてしまった。
そこから…、今回はもう旅はしません。
ドワーフの旅は終わっていて、もう目的地のエレボールに居るから。
目的地に着いたドワーフ達とその王トーリンが何をするか、どう考え、どう動くのか、そして裏で勢力を増す闇の軍団は？そこが観所。
とは言うものの、物語の面白さ以上に、実際はバトルに次ぐバトルが目玉。
旧三部作も含め、これまでで一番派手だった前作なんて、完全に霞んでしまうレベルのバトルシーンの連続は、ずーーーーーっと鳥肌立ちまくり。
どうせ観るなら、動きの早いシーンでもくっきりクリアで、その場に居るかのように感じられるIMAX-HFR3Dの映画館を選ぶべし！
数十年後を描いた『ロード・オブ・ザ・リング』へと続く伏線も仕込まれていて、感動と大満足の最終回でした。
ここまでやられてしまっては、『スターウォーズ』シリーズのように、旧作をアップデートして欲しいです。
邪道なのはわかっているけど、きっと次に観た時に見劣りしてしまうはず。
『エクステンデッド・エディション』なんてものを毎回公開後に作って映画好きを悩ませるピーター・ジャクソン監督の事だから、やってくれる可能性は有るかな？
ネタバレ
何より感動というか、何度も声が出てしまいそうなのを必死でこらえて、震えて観入ってしまったのは、灰色のガンダルフが弱っているところにガラドリエルが現れて救い、エルロンド、白のサルマン、茶のラダガストが一堂に会してナズグル達に立ち向かうバトルシーン。
やりそうで、本当にやってしまったら豪華過ぎて本編の物語が台無しになってしまうような頂上無双バトルが実現したのは、クライマックスを前哨戦で盛大に盛り上げて、一大ファンタジー巨編のフィナーレを飾ろうってなもんですよ。ファンへのプレゼント。
この場面で主に戦ったのが、まだ正義の側に居たサルマンと、これまで戦ってる場面の無かったエルロンドという辺りもゾクゾク来るんですが、その後に現れたサウロンの絶対的な恐怖と、それを上回る魔力で追い返してしまうガラドリエルの迫力には失禁レベルでした。
サルマンがサウロンへの恐怖に飲まれてしまっていそうに見える表情をするところもイイ！
一つだけ気になったのは、スランドゥイルからレゴラスが「ストライダーに会え」と言われる場面。
『ロード・オブ・ザ・リング』への伏線だけど、この『ホビット』と『ロード・オブ・ザ・リング』の映画って、原作のようには年代が語られていないから具体的な年表は無いものの、ビルボの年齢から推定すると、ストライダー（アラゴルン）ってまだこの時生まれてないんじゃないのかな？
レゴラスはエルフだから歳食ってないけど、人間のアラゴルンがこの時既に生まれて“ストライダー”と呼ばれていたら、フロドと会う頃にはどれだけ短く見積もっても60歳超えてないとおかしい気がする。
レゴラスと言えば、矢は無限増殖じゃなかったんやね。
2014.12.18更新：ご指摘頂いてググってみたら、アラゴルンにはエルフの血が流れていて長寿なのだそうです。
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だからホビットの頃はたぶん２０歳前後かと。
人間とはいえ恩寵を受けた長寿の一族らしいですし。
＞旧三部作も含め、これまでで一番派手だった前作なんて、完全に霞んでしまうレベルのバトルシーンの連続は、ずーーーーーっと鳥肌立ちまくり。
遂に最終回！でした。
＞『スターウォーズ』シリーズのように、旧作をアップデートして欲しいです。
『ホビット』1作目『 思いがけない冒険』は、今晩にＢＳ-ＮＨＫ③で放送されます。
さらに、嬉しいことに明日の大晦日は、
「ロード・オブ・ザ・リング」３部作を総て７時間半ほどを放送します。