奥さんが行方不明になって、冤罪でマスコミに追われて…『ゴーン・ガール』を観てきました。
★★★★★
冒頭に書いたような物語を、とても魅せる演出で描いて、さすがこう言う起伏の少ない映画で有ってもさすがデヴィット・フィンチャーやなぁなんて思っていたら、一転も二転も、さらに何転もする勢いでどんどん面白みが増していく秀逸なサスペンス映画に大化け。
設定が全部生きてるところが良いんよね、全部が伏線でスパイスみたいな。
ベン・アフレック演じる主人公が、二卵性双生児の妹との絆が普通の兄妹よりも強いところまで物語のスパイスになってます。
物語のどの部分が誰目線なのか、本性がわかった途端に見え方が変わってくる。
ネタバレ
サイコパス奥さんが生きていた事が判明する中盤、物語の盛り上がり的には、ここで終わってしまっていてもおかしくないくらい、とりあえずここまででも充分に楽しんで観ていました。
ところが、ここからがこの映画の始まりで、比較的穏やかだった前半から一転、奥さんの本性が露呈し始めて、これまで語られていた事を全て生かしたサスペンス劇で楽しませてくれた。
アンハッピーエンドでも、この怖さの余韻が良い。
★★★★★
冒頭に書いたような物語を、とても魅せる演出で描いて、さすがこう言う起伏の少ない映画で有ってもさすがデヴィット・フィンチャーやなぁなんて思っていたら、一転も二転も、さらに何転もする勢いでどんどん面白みが増していく秀逸なサスペンス映画に大化け。
設定が全部生きてるところが良いんよね、全部が伏線でスパイスみたいな。
ベン・アフレック演じる主人公が、二卵性双生児の妹との絆が普通の兄妹よりも強いところまで物語のスパイスになってます。
物語のどの部分が誰目線なのか、本性がわかった途端に見え方が変わってくる。
ネタバレ
サイコパス奥さんが生きていた事が判明する中盤、物語の盛り上がり的には、ここで終わってしまっていてもおかしくないくらい、とりあえずここまででも充分に楽しんで観ていました。
ところが、ここからがこの映画の始まりで、比較的穏やかだった前半から一転、奥さんの本性が露呈し始めて、これまで語られていた事を全て生かしたサスペンス劇で楽しませてくれた。
アンハッピーエンドでも、この怖さの余韻が良い。
ドラゴン・タトゥーの女 [Blu-ray] | |
ダニエル・クレイグ,ルーニー・マーラ,クリストファー・プラマー | |
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント |
そうなんですよね、中盤であっさり行われる1度目のネタバラしによって、
「なんだ、やっぱりそうなの?」って感じになるんですけど、
そっからの展開がステキに最悪に最高!
震えました!そして笑いました!!
決着をつけるラストも選択肢としてあったのに、こちらを採用したのは、平凡な観客に怖さを増幅させます。