ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2 3D

ハリー・ポッターシリーズ最終回後編、泣いても笑ってもこれが最後！
前作の秀逸な出来に興奮が収まらなかった記憶を胸に、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』をIMAX3Dで観てきました。
★★★★★

3日経ってからレビューに手をつけてるけど、未だ感動の余韻が残って思い出すとニンマリしたりホロッときたり。
ハリポタ原作のファンで、映画大好きな俺を１００％納得させてくれた完全映画化でした。

前後編2回に分けてくれたことで、後半の魔法大決戦と人間描写にたっぷり時間をかけ、丁寧に描いてくれたことに本当に感謝します。

前作で公開１ヶ月前に急遽中止になった3D上映は、今回時間に充分な余裕が有ったおかげでとても自然で美しい仕上がり。
開始前に上映されていた『トランスフォーマー３』の飛び出しまくるIMAX3Dの予告編に比べると、質感や奥行きに特化した映像になっていて、ハリポタの世界が目の前に広がって中にいるような感覚にさせてくれたのも感動を押し上げてくれました。

ネタバレ
観たかったあの人達の大活躍する姿。
原作を読んでいた映画好きなら絶対に頭に浮かんだであろう映像が実際に目の前に広がります。

何と言っても俺が一番観たかったのはマクゴナガル先生が魔法を使いまくって奮闘するシークエンス。
年齢的にマギー・スミスそろそろヤバいんじゃないかと、ここ数年ハラハラしながらこの映画化を待ってたんですが、元気に威厳たっぷりな姿で演じてくださって、3D効果も相まってほんとにもう至上の映像体験。

この辺りからもう感動でおかしくなってテンション上がりっぱなし。
原作を読んでスネイプの本性を知ってたものだから、スネイプの一挙手一投足に全て意味が感じられ、それを演じるアラン・リックマンの演技力に改めて感心するのも合わさりスネイプが出る度に涙腺が壊れて大変な事に。
もう一人のハリー/ネビルの勇姿も、原作を読んでるとハリー達の活躍にも増してグッと来る。
3D映画だったのでメガネで周囲にあまり気付かれず、気持よく大泣きすることが出来ましたｗ

息子を失うモリー・ウィーズリー（ジュリー・ウォルターズ）、家族を守る表情もイイ！
シリーズ後半になってベラトリックス役で原作以上に異様な雰囲気を創り出したヘレナ・ボナム＝カーターも良すぎる。

一作目から殆ど登場しないオリバンダー役をジョン・ハートが演じてたのが最後になって生きてくるなんて、これ計算してたの？？？

エマ・トンプソンとか、これまで出ていた大御所俳優達がほんのワンカットで総出演する辺り、本当にみんな愛してるんだろうなぁ。

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