月日というのは恐ろしい物で、『ゲド戦記』を結構肯定的に書いていた事をすっかり忘れ、「えー宮崎吾朗でしょ?あんまり興味ないわ」と否定から入って観に行かないつもりでいた『コクリコ坂から』をひょんな切欠で観てきました。
★★★★
観に行っておいて良かった。
お父ちゃんとは違う方向にイイ映画に仕上がっている。
ジブリ流の物理の法則に従わず、涙の描き方や水の描写、食事の見せ方も違う。
画がジブリなのにジブリの癖が薄い感覚。
何から何までジブリ映画のパロディーのようだった『ゲド戦記』とはエライ違い。
子供にウケる演出は排除して、大人が真面目に楽しんで観られる非ファンタジーのジブリ映画に仕上げた。
一皮むけた感覚。
動きがオーバーな場面では急に既視感を感じる事があったけど、無理にジブリ色の前面に出す演出をする必要はもう無いんじゃないかな。
逆にそこだけ浮いてるように感じる。
登場人物達の熱い思いが重なって描かれていくストーリーは、クライマックスで爽やかな気持ちにさせてくれます。
食事を効果的に使ってる辺りは荻上直子監督作っぽいよね。
★★★★
観に行っておいて良かった。
お父ちゃんとは違う方向にイイ映画に仕上がっている。
ジブリ流の物理の法則に従わず、涙の描き方や水の描写、食事の見せ方も違う。
画がジブリなのにジブリの癖が薄い感覚。
何から何までジブリ映画のパロディーのようだった『ゲド戦記』とはエライ違い。
子供にウケる演出は排除して、大人が真面目に楽しんで観られる非ファンタジーのジブリ映画に仕上げた。
一皮むけた感覚。
動きがオーバーな場面では急に既視感を感じる事があったけど、無理にジブリ色の前面に出す演出をする必要はもう無いんじゃないかな。
逆にそこだけ浮いてるように感じる。
登場人物達の熱い思いが重なって描かれていくストーリーは、クライマックスで爽やかな気持ちにさせてくれます。
食事を効果的に使ってる辺りは荻上直子監督作っぽいよね。
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