広がり続けるマーベル・シネマティック・ユニバース。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』を観てきました。
★★★★★
マーベルと言えば、日本では『X-MEN』や『スパイダーマン』のアニメや映画が入ってきてたのと、『ハルク』の大昔の映画が入ってたくらい？『キャプテン・アメリカ』なんてテレビゲームに出てくるよくわからないキワモノキャラって、そんなくらいの認識でした。
他の『アベンジャーズ』の連中も、『ファンタスティック・フォー』の存在にしても、ここ数年で知ったって日本人が大半なんじゃないだろうか。
そんな感じだったので、まさか当時誰もほぼ知らなかった『アイアンマン』が日本を含む世界各国で成功し、知らないヒーローだらけのマーベル・シネマティック・ユニバース構想の各作品が人気を増す戦法も上手く行き、集大成の『アベンジャーズ』が大成功するなんて想像もしていませんでした。
その『アベンジャーズ』が終わった後に公開された各ヒーローが主役の続編群も軒並み面白くて続編への布石を残し、恐らくみんなが『アベンジャーズ2』を沸々とした気持ちで待ちわびているこのタイミングで公開されたのが本作。
『ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー』？何それ、また聞いたこと無いヒーロー達だし、今度はスペース・オペラで5人チーム戦みたいだし、マーベル・シネマティック・ユニバースの一作とは言っても、今回は本筋とはほぼ関係無いんだろなぁなんて考えながらの観賞。
…でしたが、いやいやこれもちゃんとマーベル・シネマティック・ユニバースでの物語になってて、と言うかしっかり他の作品とのリンクも有るサプライズに次ぐサプライズで、それだけで興奮させてくれる。
しかし、この映画は単品として観た場合でも、これまでの色んなスペース・オペラの中で最もと言って良い程軽いノリで、POPな演出の連続とPOPな造形と色使いのセットやキャラクターに、70'sPOPSに彩られた楽しくて仕方がない痛快な良作に仕上がっている。
この70'sPOPSの選曲と使いどころが絶妙で耳に残るのと、収録してあるのがカセットテープって辺りがまたスペース・オペラなのにアナログで優しい感じを誘っていてイイ。
当然歌曲集のサントラは買ってしまいました。
キャスティングとキャラクターについて。
クリス・プラット演じる主人公のスター・ロードが甘いマスクでナイスガイでイイカラダで楽しい奴なんだけど、こいつを嫌いになるやつは居ないってところにわざわざクリス・プラットに超絶ダイエットと肉体改造をさせてまでキャスティングをしてる時点で、もうこの映画は成功してると思う。
ガモーラ役のゾーイ・サルダナは、既にスター街道を進んでてもう嫌がりそうなものだけど『アバター』の時にモーションキャプチャーのCGキャラクターで全身真っ青だったのに対し、今回は実写で全身緑色特殊メイクで激しいアクションを演じているところも話題になる。
ドラックスを演じるのがヴィン・ディーゼルかと思い込んでいたら、なんと彼は完全モーションキャプチャー・キャラクターのグルート役で、「ヴィン・ディーゼルじゃないくても良くない？」ってのと、「え、これヴィン・ディーゼルなの？ｗ」みたいな演技の連続でダブルで楽しませてくれる。
そしてアライグマ・ロケット役のブラッドレイ・クーパー。顔がね、絶対アライグマっぽいから顔でキャスティングしてるｗ
こんなところにこんな人達が顔も出ないのに参加してるって時点で、もうマーベル・シネマティック・ユニバースに参加するって言う事がハリウッド・スターにとって魅力的になってるんでしょうか。
かつては『アイアンマン』の続編を降りたテレンス・ハワードみたいな人も居たけど、今頃出ときゃ良かったって思ってそう。
ネタバレ
キャスティングで気になるのはノバ・コーズの代表を演じたグレン・クローズ。
彼女がこの位置に居るのに今回大して活躍しなかったと言う事は、間違いなく続編か関係作で登場して物語に絡んでくるはず。
サプライズと言えば、サノスの登場！
マーベル・シネマティック・ユニバースでは『アベンジャーズ』のエンドロール中に挟まれたワンシーンにだけで、次回作の大ボスなのか？と匂わせていたところで、『アベンジャーズ』とは絡まないと思い込んでいた本作に登場したので、ほんと驚きました。
そして、ベニチオ・デル・トロ演じるコレクターも『マイティ・ソー2』のエンドロールで登場して以来の登場でびっくり。
どうやら本作も『アベンジャーズ』とガッツリ絡んでいくようですね。
そしてそして、個人的に一番驚いたのは、エンドロール後のハワード・ザ・ダックの登場。
「ハワード・ザ・ダックってマーベルなん？」と、劇場を出て即効で調べて初めて知りました。
懐かしすぎるｗ ジョージ・ルーカス版とは全然造形が違うけどね。
★★★★★
マーベルと言えば、日本では『X-MEN』や『スパイダーマン』のアニメや映画が入ってきてたのと、『ハルク』の大昔の映画が入ってたくらい？『キャプテン・アメリカ』なんてテレビゲームに出てくるよくわからないキワモノキャラって、そんなくらいの認識でした。
他の『アベンジャーズ』の連中も、『ファンタスティック・フォー』の存在にしても、ここ数年で知ったって日本人が大半なんじゃないだろうか。
そんな感じだったので、まさか当時誰もほぼ知らなかった『アイアンマン』が日本を含む世界各国で成功し、知らないヒーローだらけのマーベル・シネマティック・ユニバース構想の各作品が人気を増す戦法も上手く行き、集大成の『アベンジャーズ』が大成功するなんて想像もしていませんでした。
その『アベンジャーズ』が終わった後に公開された各ヒーローが主役の続編群も軒並み面白くて続編への布石を残し、恐らくみんなが『アベンジャーズ2』を沸々とした気持ちで待ちわびているこのタイミングで公開されたのが本作。
『ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー』？何それ、また聞いたこと無いヒーロー達だし、今度はスペース・オペラで5人チーム戦みたいだし、マーベル・シネマティック・ユニバースの一作とは言っても、今回は本筋とはほぼ関係無いんだろなぁなんて考えながらの観賞。
…でしたが、いやいやこれもちゃんとマーベル・シネマティック・ユニバースでの物語になってて、と言うかしっかり他の作品とのリンクも有るサプライズに次ぐサプライズで、それだけで興奮させてくれる。
しかし、この映画は単品として観た場合でも、これまでの色んなスペース・オペラの中で最もと言って良い程軽いノリで、POPな演出の連続とPOPな造形と色使いのセットやキャラクターに、70'sPOPSに彩られた楽しくて仕方がない痛快な良作に仕上がっている。
この70'sPOPSの選曲と使いどころが絶妙で耳に残るのと、収録してあるのがカセットテープって辺りがまたスペース・オペラなのにアナログで優しい感じを誘っていてイイ。
当然歌曲集のサントラは買ってしまいました。
キャスティングとキャラクターについて。
クリス・プラット演じる主人公のスター・ロードが甘いマスクでナイスガイでイイカラダで楽しい奴なんだけど、こいつを嫌いになるやつは居ないってところにわざわざクリス・プラットに超絶ダイエットと肉体改造をさせてまでキャスティングをしてる時点で、もうこの映画は成功してると思う。
ガモーラ役のゾーイ・サルダナは、既にスター街道を進んでてもう嫌がりそうなものだけど『アバター』の時にモーションキャプチャーのCGキャラクターで全身真っ青だったのに対し、今回は実写で全身緑色特殊メイクで激しいアクションを演じているところも話題になる。
ドラックスを演じるのがヴィン・ディーゼルかと思い込んでいたら、なんと彼は完全モーションキャプチャー・キャラクターのグルート役で、「ヴィン・ディーゼルじゃないくても良くない？」ってのと、「え、これヴィン・ディーゼルなの？ｗ」みたいな演技の連続でダブルで楽しませてくれる。
そしてアライグマ・ロケット役のブラッドレイ・クーパー。顔がね、絶対アライグマっぽいから顔でキャスティングしてるｗ
こんなところにこんな人達が顔も出ないのに参加してるって時点で、もうマーベル・シネマティック・ユニバースに参加するって言う事がハリウッド・スターにとって魅力的になってるんでしょうか。
かつては『アイアンマン』の続編を降りたテレンス・ハワードみたいな人も居たけど、今頃出ときゃ良かったって思ってそう。
ネタバレ
キャスティングで気になるのはノバ・コーズの代表を演じたグレン・クローズ。
彼女がこの位置に居るのに今回大して活躍しなかったと言う事は、間違いなく続編か関係作で登場して物語に絡んでくるはず。
サプライズと言えば、サノスの登場！
マーベル・シネマティック・ユニバースでは『アベンジャーズ』のエンドロール中に挟まれたワンシーンにだけで、次回作の大ボスなのか？と匂わせていたところで、『アベンジャーズ』とは絡まないと思い込んでいた本作に登場したので、ほんと驚きました。
そして、ベニチオ・デル・トロ演じるコレクターも『マイティ・ソー2』のエンドロールで登場して以来の登場でびっくり。
どうやら本作も『アベンジャーズ』とガッツリ絡んでいくようですね。
そしてそして、個人的に一番驚いたのは、エンドロール後のハワード・ザ・ダックの登場。
「ハワード・ザ・ダックってマーベルなん？」と、劇場を出て即効で調べて初めて知りました。
懐かしすぎるｗ ジョージ・ルーカス版とは全然造形が違うけどね。
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