『インディー・ジョーンズと運命のダイヤル』を観てきました。
★★★★★
パラマウントのロゴから始まらない寂しさは有ったが、本シリーズのB級冒険活劇味を尊重してCGバリバリの映画であるにも関わらず80年代映画のような、現代映画と比べると幾分手作り感を残したような映像に敢えて仕上げてくれたおかげでインディー・ジョーンズの世界に久々どっぷり浸かることが出来て感動。
子供騙し上等、楽しさ優先の王道娯楽映画が帰ってきた。
往年のファンに向けてとルーカス&スピルバーグへのリスペクトからこう作ってくれたのでしょうが、最近の洗練された映画だけを観慣れている方々にはもさく感じられてしまったんじゃないかと少し心配にもなりました。
ジャイア・ラブーフがいろいろやらかして干されたおかげで存在ごとシリーズから抹殺されたのもある意味良かった。
ネタバレ
過去に干渉するとどうなるのか知っているスピルバーグ映画や最近のディズニー映画を観てきた映画好きは思わずニンマリしそうなラストの展開も良い。
マリオンが18年間息子の死に囚われていたと説明していたインディーですが、マリオンの「帰ってきたと聞いたの」と言うセリフを聞いて、囚われていたのはインディーだったと気付く。
過去作オマージュのハッピーエンドで感動MAXです。