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メン・イン・ブラック3 3D

2012-05-27 | 劇場映画れびゅー
10年ぶりのPARTIII、『メン・イン・ブラック3』を観てきました。
★★★★

VFX映画黎明期の97年に作られた1作目から、5年後02年の2作目、そしてそれから10年経った今年の3作目。
1作目の当時はVFX技術自体が目新しいのと、ハチャメチャでユルいのにスピード感たっぷりな内容とが合わさって興奮して観ていたものですが、5年後の続編も、1作目から15年経った本作もその根幹のクオリティーは変わらずブレない。

むしろこれだけVFXが進化してどこがVFX映像なのか見抜けないレベルにまでなった今、特にこういう元々スター俳優がキャリアを重ねて大御所になってしまったシリーズともなれば、やりたくない仕事はしないものですが、ウィル・スミスは当時のノリを“この映画に限っては”崩すことをせず楽しませてくれたのが嬉しい。
ウィル・スミスもトミー・リー・ジョーンズもすっかり老けたけどね。

Kの老け対策なのか、今回はJだけが40年前にタイムスリップして命を狙われるKを救うというプロット。
そこで登場する40年前のK役を演じるのがジョシュ・ブローリンなんだけど、コレがキャスティング大成功。
どことなく容姿も昔のトミー・リー・ジョーンズに似てるし、Kの喋り方を完全にコピーして演じているので、全く違和感が無くこれまでのシリーズと同様Kとして和ませてくれる。
観終わって一人で飲みに行った店の大画面テレビで丁度放送していた1作目を観ていたら、逆さまにされる場面の15年前のトミー・リー・ジョーンズの顔がジョシュ・ブローリンとそっくりで、一人ほくそ笑んでしまいました。

そんなこんなで、今回のメインプロットは俺好みのタイムスリップモノ!
ハチャメチャ映画でタイムスリップモノなら面白くない訳がないし、それがMIBシリーズと有ってはとどまるところを知らない「タイムパラドックスて何?」みたいなやりたい放題で開き直ったかのように突っ走る展開。
タイムパラドックスはさておいても、卵が先か鶏が先か的な必然性に基づいた脚本で上手くまとめてしまっているところがポイント高い。

敵役をはじめ、今回も様々なユニークな宇宙人が登場して、その造形や動きで楽しませてくれます。
古くは故マイコーら実在のセレブ達も宇宙人として出てきたように、今回はガガ様が宇宙人監視モニターにチラッと登場するし、40年前の世界ではあの人が実は的な遊びがあって、押さえる所は忘れない。

最後は驚きの展開で、不覚にもホロッと来てしまいました。

今回はIMAXじゃない劇場で3Dで観たけど、これは是非良い環境の3Dで観るべきな映像クオリティーと質です。
TOHO梅田のシネマ1で観て失敗したー。
3D映画を観るのに最悪の映画館なのは経験済みだったんだけど、この映画は3Dに関しては期待してなかったんよね。



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2 コメント

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Unknown (みあ。)
2012-05-31 23:28:25
私は3D映画は苦手やので、2Dで見たんやけど、
十分飛び出して見えたよw

よもやMIBでホロッっと来ると思わなかったんで、ヤラレタ!って思いましたわーw
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>みあちゃん (そーれ)
2012-06-09 23:55:40
どうも!
苦手なのは仕方がないよねw
そうそう、ホロッと来て「くそっ!」って思ったw
返信する