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バンクーバーの朝日

2014-12-26 | 劇場映画れびゅー
大戦前のカナダで活躍した日本人野球チームを描いた『バンクーバーの朝日』を観てきました。
★★★

台詞が多い訳でも無い役に、やたらと豪華なキャスティングをしているのが凄く謎な映画でした。

殆ど全ての芝居がアドリブのように、「なんか考えながら上の空で演じている」ように見える演出。
日本人野球チームのメンツがやたらと華奢でリアルに感じない。妻夫木よりも10センチ以上背が高い佐藤浩市が親父を演じて、並んだ時のアンバランス。
セット、衣装、小道具がやたらとリアルなところばかりが目を引く。
何なんだろうこの映画に感じる違和感は。

大戦前後の野球に主題を置いていそうで、蛇足的に戦争の悲劇を描く辺りの「ついで」感や、エンドロールに登場する意味深なおじいさんの解説が無い辺り、いろいろ盛り込んでみたけどテキトーな感覚。



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