緊急事態宣言で、屋外での運動や散歩しか選択肢が無かったGWも今日で終わり。
4月29日から、今日5月5日までの7連休、何をしていたかと言うと、予定していた石垣島旅行をキャンセルし、来る日も来る日も家に居りました。
石垣島に出発する予定だった5月3日を除いては。
もうじっとして居られなくて、相方と明日香村に行って発散して来ました。
明日香村はレンタサイクルで廻れて、密に成りようがないからこう言う時には丁度良いと思います。
ガラガラの電車を乗り継いで、飛鳥駅到着。
駅前の観光案内所で、各種クーポンと旅のしおりがセットになった“飛鳥王国パスポート”を300円で購入。
※行く先々のスタンプを集められるようになっていますが、流行病の為に各施設で撤去されていました。
隣のレンタサイクル屋さんで早速クーポン割引で自転車を借りたら出発です。
のどかな田舎道を走って約20分。
途中から上り坂が続いて、苦しくなってきて初めてマスクを着けたままだったことに気付き、密でも何でも無いのにマスクを着けている事がバカバカしくなって外しました。むちゃくちゃ空気が美味しい!
もちろん、人が居るところや、村の人が不安に感じそうな場所ではマスク着用です。
最初の目的地はキトラ古墳。壁画の実物は観られませんが、入場料無料です。
ここだけポツンと離れた場所に有るので、以前明日香村に来た時は時間の関係で訪問しなかったんですよね。
展示施設前の広場には、車で来たであろう家族連れがそれなりに居ましたが、施設内は閑散としていて安心です。
施設を通り抜けた先ではキトラ古墳そのものが拝めます。
次は来た道をほぼ戻ってから脇にそれたところにある高松塚古墳。
こちらは有料で、クーポン割引での入場。
ここも展示館の先に進むと古墳が拝めした。
本当に観たいのはレプリカじゃなく本物の壁画なんですけれど、キトラ古墳共に公開時期は決まっているようです。
で、ここから石舞台古墳への移動なのですが、Google Mapsが示したルートのうち、田舎道っぽいのを選んだら実は一山超えるルートで、どこまでも続く上り坂を二人して滝汗かきながら自転車を押して、ひぃひぃ言わせられました。
ハイキング的な事をするつもりは無かったのですが。
棚田が広がっています。
40分程かけて石舞台古墳の少し手前のマラ石に到着。
ご立派で(笑)
石舞台古墳を拝む前に、脇の食堂で昼飯。
ここは感染対策は万全で、ふつーに美味しかったですが、食事が出てくるまで40分もかかってえらいロスしました。
滝汗かいたのもすっかり乾き、気持ちが悪かったので、地図上に有った人工温泉をコースに追加。
はい、石舞台古墳。
内部はその場に居たガイドさんが密にならないように観せてくれましたが、若干密ですのでご注意を。
ぴゃーっと移動して酒船石。
何に使われたのか解明される日は来るのでしょうか。
酒やら油の施設説は信じられませんね。
謎の多い明日香村ですが、石舞台古墳や酒船石は無料で観られるのに、亀型石造物の見学は有料で、クーポンが使えないことも謎。
もうすぐ15時半。
レンタサイクルは最長17時までなので、残り1時間半ほどです。
飛鳥寺以外のスポットは帰り道沿いにある為、飛鳥寺は割愛することにし、16時までと決めて太子の湯で汗を流しました。ここもクーポン対象。
帰り道に亀石。
ちょっと遠回りして猿石。
という感じで駅に戻って終了。
もうちょい早く戻って来ていたら、近鉄特急“青の交響曲”に乗ってゆったり帰れていたかもしれません。
今はティーセットと酒類の提供を中止しているそうですけれど。
昨年に続いて石垣に行けないGWでしたが、来年こそは平常化していますように。