ナルニア国物語 第二章：カスピアン王子の角笛

前作はビミョーだった『ナルニア国物語 第二章：カスピアン王子の角笛』を観てきました。
★★★★

このワクワク感はなんだ？
『第一章：ライオンと魔女』と比べると全く別物に。

冒頭からファンタジーの世界で急展開。
ナルニアを襲った不幸と、カスピアン王子の危機を突きつけられ、一気に集中したところで、前は観てるだけでもイライラさせられっぱなしだった四兄姉弟妹が、再びナルニアを救う救世主として召喚されるわけです。

五人目の主人公として新たに加わったカスピアン王子のおかげで、ビジュアル的にもパワーアップ！

解りやすくて無駄の無い戦術中心のストーリー展開と、元大人なだけに精神的に成長した四兄姉弟妹の頼もしさ、そして、観客にとっても久しぶりに訪れたナルニアの変貌っぷりは、懐かしさと憂いを誘う。

これだけ面白く変化したら、前作が単なる前フリに過ぎなかったと言っても言いすぎじゃないね。

ネタバレ
全てはアスランが帰還するまでの繋ぎなわけですが、戸惑い先走る王達の姿は幼さよりも人間らしさが先に立っているので、間違いだと思っていても応援しながら観ていた。

白い魔女が強烈にステキな演出で登場する辺りも嬉しい。

一つだけ微妙に感じたのは、アスランが強すぎな点。
木の場面も水の場面もどこかで観た様な…（『ロード・オブ・ザ・リング２』『ハムナプトラ２』）、って続編繋がり？ｗ

シールドバッシュって、むっちゃ効くんやねぇ。

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