そーれりぽーと

映画、旅行、植物など気の向くまま

新作映画の満足度は最高★5つで表示

ブラックサイト

2008-04-14 | 劇場映画れびゅー
殺人サイトにアクセスすると、あなたも殺人に加わったことになります。
ブラックサイト』を観てきました。
★★★

ライブカメラで公開される拷問。
サイトのカウンターと拷問装置が連動して、見られれば見られる程拷問が進み、最終的には死に追いやられる仕掛け。

犯人は何者なのかとかそう言ったこと以前に実際有り得そう。所詮他人事なんて軽い気持ちで観る人は残念だけどたくさん居るだろうなぁ…。
普通にスナッフを見て喜んでいるヤバイ人がたくさん居る世の中なんだから、賛同する人がこの映画を真似をしたり、って考えるとマジで怖いんですけど。

そういや、あの時だってそうだった。
イラクで拉致された人の処刑がネットに流れた時。
同僚で見てる人達居たんよね…、わざわざ。俺はとめたんだけど。
で、見た後で「見るんじゃなかった」って言ってたっけ。
“興味”っていう感情を止めるのって容易じゃないよね。
この映画の序盤に出てきた“事故見渋滞”もそう。
直接制する人が居なければ、「俺にもちょっと見せて」って思ってしまうんだろう。

そう考えると、他人に無関心な俺は、毎日仕事で高速道路を運転してるので事故渋滞に遭遇する機会は多いけど、事故見する気が起きないから気づいたらスルーしてるし、スナッフなんて絶対怖くて見れない(呪われそうやん)。
怖いのは映画の中だけで充分w っていうスタンスなので、人を死なせるって解っててアクセスしまくってた劇中の人達の気持ちは理解したくない。

なんて、脱線気味で訳のわからんレビューですみません。
実際にスナッフ見て喜んでる系の人種じゃない事をハッキリしておきたかったので。
なんて書いてても本当かどうかはネットだけじゃわからんよ…ね。

ここ数年はブロガーとして発信する側で関わってるけど、ネットって怖いよね。

そんなこんなで、妙にリアルで有り得そうな、新しい形の猟奇事件を描いたこの映画。
日本以上にネットに依存しまくってるアメリカの実情や危険性、子供にネットを触らせるリスクなんかについて考えさせられるメッセージも伝わってきて、映画としては結構面白かった。

規制されまくってる共産国のネットと違って、規制の少ない国だと事実上何でも有り。
常にリスクと隣り合わせなんだって思ってたら安易に買い物も、子供に自由に触らせたりも出来ない危険なものなんですよねぇ。

映画の中では訳してなかったけど、ライブ映像に寄せられるコメントもえげつなかった。

ネタバレ
結果的に近所に犯人が居たから解決出来たけど、そうじゃなかったら解決のしようがなかったよね。
こ、コワー。



ザ・インターネット 1&2パック (初回限定生産)

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

このアイテムの詳細を見る

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ヒットマン | トップ | 『MIDSUMMER CAROL ガマ王子V... »