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男たちの挽歌 A BETTER TOMORROW

2011-02-25 | 劇場映画れびゅー
韓流らしくどこまでデフォルメした熱い男達が描かれているのか期待して、韓国版『男たちの挽歌』を観てきました。
★★★

まさに男たちの愛憎劇、香港版をリメイクしたというよりはオイシイところだけをチョイスして、全く違う映画として生まれ変わってます。

良い点は現在の韓国の事情を反映し、脱北者を主人公に全く違う話に作り替えているところ。
男臭さがパワーアップし、兄弟愛と組織での男同士の絆を熱く熱く描いてるところがグッと来る。
前半は。

後半になるとあまりにしつこく、男臭いというよりも女々しい男達のように感じた。

ジョン・ウーが製作に加わっているので、アクションシーンはオリジナルから継承したものになるのかと思っていたら、意外とジョン・ウー節炸裂とはならすで、頼らない姿勢に逆に好感。
2丁拳銃は一部だけ、無限弾丸も極力使わず、スローモーションは凝らず、白鳩は飛びませんw

ネタバレ
後半の女々しさがかったるい。
兄弟愛がいつの間にかまるでコソコソ家の前で待ち伏せてるストーカー兄貴と、ツンデレ天邪鬼弟の構図のような微妙な関係に。
ヨンチュンも兄貴に片思いでなんだこの映画状態。(※妄想です)

嫉妬から銃撃戦の最中に思わず立ち上がって説教始めたヨンチュン、『GANTZ』の制作陣なら敵に背を向けて長々と泣かせ所を作っていても誰も監督に文句を言わず作り上げてしまうんでしょうけれど、こちらの映画では説教の最中当たり前に撃ち殺されてしまいました。
正解w

それにしても兄弟とは思えないくらいチョルがブサイク。



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