ヤッターマンが復活した！

ヤッターマンが遂に復活した！

ドロンボーの三人組とドクロベエの声はそのままっつう事で、懐かしくて嬉しくて甥っ子と観てみました。

オープニングは世良公則と野村義男のユニット“音屋吉右衛門”による、昔のオリジナルソングのアコースティックアレンジバージョン。
一般公募の結果この二人組みになったのだそうだけど、応募してきた中で一番業界で力持ってる人に決まったような気がしないでもないｗ
世良公則が水木一郎（山本正之風ではない）よろしくアニソン節を効かせて熱唱するのにはびっくりしたけど、せっかくならギターじゃなくて予告編で流れてた昔のメロディーに乗せて欲しかったのはおじさん世代だけでしょうか。

それでは、中身はどうだったのか。

説明しよう

あの時代だからやれた、テキトーでも勢いでノレたアニメが、２００８年の子供たちにどれだけ受け入れられるのか。
どんなアレンジをしてくるのか期待していたのですが、概ねそのままｗ
ボヤッキーの「全国の女子高生のみなさん、で、昔そうだったみなさんもお久しぶりー！」という台詞で始まるので、一気に安心させてくれました。

実際は変わってるところが多いんだけど、CGメインで映像が変わっても、演出方法が変わっても、ドロンボー三人組とドクロベエの声が同じなのは大きい。
３０年経ってもしゃべりが全く変わってない声優さん達。
タイムボカンシリーズが終わってなかったかのように、昔のまんまのクオリティーで帰ってきてくれた感覚。
ドロンジョ：「お前たち！やーっておしまい！」
ボヤッキー、トンズラー：「アラホラサッサー！」
の掛け合いとかすっかり忘れてました。

滝口順平さん、小原乃梨子さん、八奈見乗児さん、たてかべ和也さんに大感謝。
ドロンジョ様の「このスカポンタン！」、ボヤッキーの「全国の女子高生のみなんさん」「ポチッとな」、ドクロベエの「お仕置きだべえ」「このアカポンタン！」。
本人の声で全部復活しているのは、当時リアルタイムでテレビで見ていたおじさん的には感動モノです。
地味だけど、トンズラーのインチキ関西弁もそのままなのが嬉しい。
まだテレビで関西弁がメジャーじゃなかったから通用したけど、今の世の中でなんでもかんでも語尾に「まんねん」付けるのはある意味勇気が要るかもｗ

相変わらず爆発がある度にドロンジョ様の服がボロボロになって胸がはだけるんだけど、時代が時代だから丸出しになる事は無しｗ
ボヤッキーも「昔ならもっと大胆にポロリと」とボヤいています。

ヤッターマン側はどうかと言うと、見た目はほとんどそのままで、個性が強くなってドラマ性が増した感じ。
アイちゃんの「○○％」連発のしゃべりは聞きなれないとちょっとウザイｗ
ガンちゃんとアイちゃんにドラマ性は要らないと思うのは昔の世代目線なので、今の子供たちにはウケて欲しいなぁ。
せっかく復活したんだから、また流行語を量産する大人気アニメになって欲しいですねぇ。
（甥っ子は満足した様子）

何れにしても、お子様向けアニメなので俺はもう観る事もないでしょうけどｗ
ドクロストーンならぬドクロリングを集めきるのに何年かかるのか、人気が無くて半年で集まってしまう事の無いよう願ってます。
いや、タツノコプロも最近は過去のコンテンツの切り売りばっかしてたので、ほんとに応援してますよ！

なんて書きながら、俺はゼンダマン派ですがｗ

子供の頃、「アニメばっか見てたらアホになるからだめ！」と言われて、ほとんどのアニメを見せて貰えない家庭に育ちましたが、タイムボカンシリーズだけは何故か見せてくれました。
お父さん、お母さん、おかげで俺は立派なアホに育ちましたｙｐ。

※エンディングも、前みたいにネタ系の曲にして欲しかったね。

ヤッターマン DVD-BOX1 パイオニアLDC このアイテムの詳細を見る

ヤッターマン DVD-BOX 2 ジェネオン エンタテインメント このアイテムの詳細を見る

ヤッターマン DVD-BOX3 ジェネオン エンタテインメント このアイテムの詳細を見る