そーれりぽーと

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ロビン・フッド

2010-12-13 | 劇場映画れびゅー
スーパーヒーローモノの映画がどんどん量産され、そのビギニングモノも作られ尽くした昨今。
ヒーローモノの元祖“ロビン・フッド”のビギニング映画も作っちゃいました的な感じなんでしょうか、アウトローの英雄誕生までを描く『ロビン・フッド』を観てきました。
★★★★

いえいえ、そんな軽いノリじゃございません。
リドリー・スコットとラッセル・クロウのベストタッグによる一大スペクタクルコスプレ時代劇再来!って感じで凝りに凝った映画に仕上がってます。
大して期待していなかったのが、大興奮で劇場から帰りました。

ロビン・フッドがさもその時代に実在してたかのような大嘘で描ききるこの映画、知らない人が観たら歴史上の偉人だったんじゃないかと思い込んでしまいそうなくらいに隅々まで隙無く描いている。
ロビン・フッドの基本設定と、末期のイングランドを晒す時代考証が溶け合った脚本が素晴らしい。

ビギニングモノとは知ってたものの、観てるうち「基のロビン・フッドは下敷きにしている程度で全く違うリアルな末期英王国の映画を作ってる」と感じてきていたのが、最終的にやっぱりビギニングものに仕上がってるところはオリジナルを台無しにしない意図を感じて好印象。

キャスティングはこれ以上に無い程の面白さ、ハマりよう。
ケイト・ブランシェットの貢献は主演のラッセル・クロウを凌ぐ程で、彼女が出てくるだけでスクリーンの緊張感が変わる。
ここまで来ると、イングランド・コスプレ時代劇では至高の存在よな。



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2 コメント

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Unknown (KLY)
2010-12-14 01:01:56
ヨーロッパコスプレ時代劇大好物だけに期待は大きかったんですが、流石はリドリー・スコットです。
そーれさんが言うとおり、まるで実在していたヒーローのように見えるんですよね。しかもファンタジックにではなくて、リアルに。
あの弓を射るシーンのラッセルの目線にもう痺れました!
返信する
>KLYさん (そーれ)
2010-12-14 22:09:42
どうもです!
ムチャクチャリアルな歴史大作に仕上がってて、期待以上だったもので★いっぱい付けてしまいました。
弓を射るシーンも使い方がこれ見よがしなヒーローっぽい感じではなく、ストーリーの流れ上必然的に使う感じで、それでいて本当にかっこ良かったです。
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