リュック・ベッソン監督が次に目をつけたのは、やっぱり趣味っぽい美人女優のスカヨハちゃん。『LUCY/ルーシー』を観てきました。
★★★★
『アベンジャーズ』では生身のスパイとして、他の超人たちの異能力から比べると劣りはしつつも、美味しいところは持ち前の美しさとスーパーアクションで持っていくスカーレット・ヨハンソン様ですが、本作ではスーパーヒーローを凌駕して全てを超越していく。
それをスカヨハがやってるから余計に良いってのも確かに有る。
無類の美人好きリュック・ベッソン監督はよくぞ彼女の主演を決めてくれた。もう既にハリウッドで大成功してる女優だけど、リュック・ベッソンがツバを付けただけでちょっとした箔が付いた気がするのは俺だけでしょうか、記憶に残る程の映画では無いにせよね。
面白いのは、リュック・ベッソンお得意の多国籍キャストが極まっていて、これまであまりメジャーハリウッド映画(本作はヨーロッパ・コープよりもユニバーサル・ピクチャーズを前面に押し出していると言う意味でも)では陽の目を見ることの無かった“台北でのロケ”と、“大勢の韓国人悪役キャスト”と言う珍しい事もやってのけた上で、舞台を無駄にヨーロッパ、アメリカにまで広げているところ。ほんと無駄に広げてるんだけどね。
大勢の韓国人悪役キャストっつっても恐らくは殆どアメリカから連れてきてる韓国系アメリカ人とか在米韓国人なんでしょうけれど、それを率いる『オールド・ボーイ』のチェ・ミンシクの存在感がスゲー。
リュック・ベッソンの映画でのゲイリー・オールドマンとキャラが被っちゃってるところが勿体ないんだけれど。
日本人としては、これまで結構日本人キャストがボケ役で絡む事が多かったリュック・ベッソン映画で、今回日本人のキャスティングがスルーされているところが気になる。
それだけアジアの他の国々もグローバル化が進んで来たと言うことなのか、スポンサーとしての影響力が無くなったから日本に興味が無くなったのかなんてね。
物語のテーマとなっている「人が脳を100%使えるようになったらどうなるのか」に対するリュック・ベッソン監督の答えは凄く興味深いものの、脳が使えたらこうなるのか?って疑問もずっと付きまとうファンタジーな設定で、これって理屈とかそんなのじゃなく『フィフス・エレメント』のリールーにも共通した彼のイマジネーションの上だけでの世界観なんだろうなぁって、歳はいってもこういう映画が撮れる彼がいつまでも持つ子供心に改めて関心しました。
辞める辞めると言いながらなかなか辞めない監督に共通する点なんだろうか、子供心って。
綺麗なスカヨハちゃんの目が青く輝いて美しさが増す演出が多用されてるんだけど、オッドアイなところを生かしてあげても良かったのに、カラコン入れられて両目がオリーブ色になってて残念。
★★★★
『アベンジャーズ』では生身のスパイとして、他の超人たちの異能力から比べると劣りはしつつも、美味しいところは持ち前の美しさとスーパーアクションで持っていくスカーレット・ヨハンソン様ですが、本作ではスーパーヒーローを凌駕して全てを超越していく。
それをスカヨハがやってるから余計に良いってのも確かに有る。
無類の美人好きリュック・ベッソン監督はよくぞ彼女の主演を決めてくれた。もう既にハリウッドで大成功してる女優だけど、リュック・ベッソンがツバを付けただけでちょっとした箔が付いた気がするのは俺だけでしょうか、記憶に残る程の映画では無いにせよね。
面白いのは、リュック・ベッソンお得意の多国籍キャストが極まっていて、これまであまりメジャーハリウッド映画(本作はヨーロッパ・コープよりもユニバーサル・ピクチャーズを前面に押し出していると言う意味でも)では陽の目を見ることの無かった“台北でのロケ”と、“大勢の韓国人悪役キャスト”と言う珍しい事もやってのけた上で、舞台を無駄にヨーロッパ、アメリカにまで広げているところ。ほんと無駄に広げてるんだけどね。
大勢の韓国人悪役キャストっつっても恐らくは殆どアメリカから連れてきてる韓国系アメリカ人とか在米韓国人なんでしょうけれど、それを率いる『オールド・ボーイ』のチェ・ミンシクの存在感がスゲー。
リュック・ベッソンの映画でのゲイリー・オールドマンとキャラが被っちゃってるところが勿体ないんだけれど。
日本人としては、これまで結構日本人キャストがボケ役で絡む事が多かったリュック・ベッソン映画で、今回日本人のキャスティングがスルーされているところが気になる。
それだけアジアの他の国々もグローバル化が進んで来たと言うことなのか、スポンサーとしての影響力が無くなったから日本に興味が無くなったのかなんてね。
物語のテーマとなっている「人が脳を100%使えるようになったらどうなるのか」に対するリュック・ベッソン監督の答えは凄く興味深いものの、脳が使えたらこうなるのか?って疑問もずっと付きまとうファンタジーな設定で、これって理屈とかそんなのじゃなく『フィフス・エレメント』のリールーにも共通した彼のイマジネーションの上だけでの世界観なんだろうなぁって、歳はいってもこういう映画が撮れる彼がいつまでも持つ子供心に改めて関心しました。
辞める辞めると言いながらなかなか辞めない監督に共通する点なんだろうか、子供心って。
綺麗なスカヨハちゃんの目が青く輝いて美しさが増す演出が多用されてるんだけど、オッドアイなところを生かしてあげても良かったのに、カラコン入れられて両目がオリーブ色になってて残念。
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