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08年1月飽きずに香港 その2

2008-02-01 | リョコウ
まだ到着した当日、飛行機が到着してから4時間後の夕方17時からw
このペースで書くと終わらないから端折って書かねば。



とりあえず両替ですよ、両替。
HK$1,000(約14,000円)だけじゃ心もとなさ過ぎ。
だいたい現金で日本円持って行ってるのに(っていうかお金下ろしておくのを忘れて関空の郵貯銀行で下ろしたのですが)、気合入れて無駄遣いしなければ。
確か街角にいくらでも両替商があったはず、で、ちょっとチムサーチョイを散策しながら両替へ、この辺はレート悪すぎるけど円高だしいっか。

久しぶりのチムサーチョイの景色は、なんか小ザッパリした感じ。
もっと雑多で混沌としてたイメージなんだけど、だいぶ洗練されたような。
こんなとこにHMVなんて有ったっけかなー、つーか海賊版屋が激減してない?
あと、工事現場の竹で出来た足場もあまり見なかったような気が。

そんな感じでネイザンロードから2ブロック程入った辺りまで散策し、小腹の減ってきたところで飯ですよ、久々の本物中華。


俺が香港好きな一番のポイントは、日本人の口に合う美味い中華がいろいろ食えるから。
基本、食い気旅行なのです。

1日目の夕食は、チリ入りでも日本人の口に合う香港の四川料理に決めてました。
いつもは、ブルース・リーの映画でも有名な南北楼がお決まりなんだけど、ここは観光名所でもあるし、たまには違うところでと思い、知る人ぞ知る四川楼麺館へ。

場所は地下鉄のワンチャイ駅から歩いて5分程。
ちょっと早い時間に入ったので空いていて良い感じの店内。
言葉が通じない分、面倒くさいやりとりに付き合って貰う為、極力空いてる時間を狙って行くのです。
とりあえず、四川料理屋ではエビチリと坦々麺は絶対食わなきゃいけない(俺的ルール、当然ドリンクはチンタオ)として、あとは何食おう。
相当悩んであっさり味が想像出来るレモン鶏を追加してみました。
一人で中華圏で中華食うのって、相当な量を想像しながら頼まないと痛い目に遭うんですよね。
麻婆豆腐なんて頼もうもんなら、それだけで腹いっぱいに。
基本、四川料理をチリ少な目にして違う味にしてしまうのは嫌なので、チリ入りで頼むのですが、麻婆豆腐のチリ入りはチリと山椒の辛さに量で死ねます。

ここのエビチリは、海老の大きさこそは南北楼に敵わないものの、味はソコソコ美味しい。
いろんな香草のみじん切りが入った本格チリソースはやっぱり良いねぇ。
セロリはサラダに少量入ってても絶対に皿ごと食わない位に嫌いな食材なんだけど、本格エビチリのソースに入ってるセロリは大歓迎。
南北楼と同じように、鉄板に乗った熱々のエビチリに舌鼓。
ちなみに、慣れてない人にはむっちゃ辛いかも。

続いて出てきたのは、レモン鶏。
ササミを薄い衣で天ぷらにしたものに、あんかけ状にしたレモンソースを和えてるんだけど、ソースがかかっててもいつまでもサクサクで、かつ全然脂っこく無いのが好印象。
多分あんの片栗粉だか葛だかの香りと、衣の卵が上手い具合にレモンの酸味を抑えてそうなるんだと思うけど、レモンあんがカスタード風な淡い風味になっててむっちゃ美味かった。

最後は坦々麺。
これは…南北楼の方のが断然美味かった。
なんか苦味が残るんですよね、ここのは。
麺の種類は南北楼と同じタイプの薄く延ばして細く切った手打ち麺です。
どっちもボソボソとした食感だけど、こちらの方がよりボッソボソな感じで、箸で曲げると簡単に折れます。

あ、ちなみに、店の写真も料理の写真もありません。
つーか、これまでにネタとして写メールを送った以外に、店内で撮った事がないんです。
恥ずかしくて。


食事が終わって、暗くなったワンチャイ周辺を散策。
さっきまでちょっと寒かったけど、辛い物食ったから体がポカポカしてイイ感じ。
只管ウロウロするだけなんだけど、そういうのが一人旅の醍醐味よね。
何度も行くともう目に映るものが目新しいような場所じゃないんだけど、それでもウロウロするのは楽しい。
途中、海天堂を見つけたので、とりあえず久々に亀ゼリーを別腹に押し込んでみた。
以前のように流行ってはいないようで、食ってる間誰も客が来なかったのはちょっと…。
海天堂の亀ゼリーは、香港中に在るサークルKなんかでも売られてたし、もう飽和状態なのかな?
つか、サークルKとセブンイレブンが50メートル置きに在って、どこも客が入ってるっつうのが凄いわ。


前の記事に電車のケータイマナーについて書きましたが、帰りの地下鉄でお年寄りに席を譲る若者を見て、単にマナーの観点が違う事に気づきました。
香港の人から見たら、日本人のマナーで許せないところもきっと多いんでしょう。


一旦ホテルに戻り、電話の件を調べておいてもらうよう家族にお願いの電話を固定電話からかけて一休み。
香港で観る『インファナル・アフェアIII』は、また格別。


今度はコーズウェイベイへ行こうかなぁとホテルから出ると、カプサイシンのポカポカもすっかり収まってしまっていて、日が完全に暮れた海辺の街は寒いのなんのw
半袖と長袖のシャツを重ね着して過ごせると思ってたけど、この寒さは尋常じゃない。

基本、旅行晴れ男なのです。
今回も当日の雨マークを気にせず、傘も持たずに香港入りしてみたんだけど、やっぱり雨は降る気配すらない。
でも、寒いのはどうにもならなかったw
こんなに寒かったっけ?この時期の香港って?
わざわざ関空で上着とマフラー預けてきたのに、周りを見回すとダウン着てる人も居る(白人さんには元気に半袖に短パンな人が大勢居ましたが、あの人たちは春でもダウン着てたり、意味がわからないw)。
諦めてホテル地下の西武で買っちゃいました、ダウンジャケットを。
なんで今更西武のテナントの一部と化した、しかも地下3階の一番奥の一角に追いやられたTOMYで買ったのか、バーゲンの最終週で3割引だったんよねぇ。
TOMYで買ったって知人に知れたら、なんか一言突っ込まれそうだけど、実はセーターも一着買ってしまいましたよ(自白)
アメリカン・イーグルのショップでも在ったらそこで買いたかったんだけど、香港にも無いみたい。


それからなーんの目的も無く、夜のコーズウェイベイ付近を徘徊したりマッサージに入ったりする内、いつのまにか夜中の1時前。
帰ろうと地下鉄の駅に戻ったら、終電が出た直後(汗)
タクシーで香港島からカオルーンに渡るのは初めてです。
海底トンネルのアクセスが非常に面倒くさいルートな事に気づくまでは、変なところに連れて行かれないかドキドキしながら、遠回り風な景色を眺めてましたw



2日目、日曜の朝です。

10時半頃に起きだして出かける準備に旅行本を広げつつ、ブランチに食う予定だった環龍閣が無くなっていたショックに立ち直れない俺。

もうなんでも良いからとりあえず点心が食いたいモードになってしまい、友人から聞いていた「客家料理が美味しかった」という言葉を思い出して、ネイザンロード沿いにある客家風点心の店に白羽の矢を立ててしまった。
思えば、どこでどう間違って点心と客家の2択が混ざってしまったのか。

この時点で11時を少し過ぎていたので、昨晩ソフトバンクに問い合わせをお願いしていた家族に状況を聞こうとホテルの電話からかけてみたのですが…。
話し中。
5分後にかけても話し中。
固定電話が話し中ならと、ケータイにかけてみても話し中。
家族の他のケータイにかけてみても話し中。
どないなってんのや???

この時使っていたのは、クレジットカード払いのソフトバンクテレコム国際回線ですが、相手が出なくてもホテルの電話を使っている以上はホテルへの回線使用料がかかっているわけで、ダイヤルするたびにHK$10(約140円)課金されていくわけです。
もうイライラするばかり。
昨晩はすんなり繋がったのに、俺のかけ方がおかしいのか、もうどうでも良くなって、直通の国際電話をかけてみたら一発で繋がった。
ソフトバンクテレコムの回線がおかしかったの?

で、結果を聞いてみたけど、テキトーにあしらわれてしまった様子。
埒があかないので、形振りかまわず直通の国際電話で日本のソフトバンクショップへ電話。
「ちょっとお待ちください」と言われて待たされる数分の間にもどんどんと課金されまくり。
どっちもソフトバンク系の会社だったせいもあり、もうソフトバンクという名前も聞きたくない。
帰ったら解約しちゃる。
散々なやり取りの後、ケータイは繋がるようになったのだけど…。

帰りの清算はこの時の回線使用料+国際電話で電話代だけでHK$430にものぼったそうな。
こんな事なら、現地のケータイ契約して買えばよかった。
やっすいし。


※ソフトバンクのケータイを海外で使う場合、国際ローミングの契約(無償)が別途必要なのはご存知の方が多いと思われます。
でも、たとえ契約を済ませていても、国際ローミングに対応していない機種への機種変や、基本プランをホワイトプランに変更する際に、国際ローミングの契約を勝手に外されてしまう場合が有るようなので、心当たりのある方は出国前にご確認された方が良いかと。
ショップの方は、そんな事有り得ないと言ってましたが。



いかん、また長文になってしまった。

次回、ブランチのつもりが、すっかりランチの時間に。
トップ画像は、香港では昨日公開になった『スウィーニー・トッド』のポスターです。



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