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08年1月飽きずに香港 その1

2008-01-31 | リョコウ
ひっさしぶりの一人旅。

昨年末でANAのマイルが28,000程失効しそうだったので、どこかで消費しょうとチェックしてみたら、丁度マイレージ2割引き期間中。
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で、行ってまいりました、4度目の香港。

今回もHotelTravel.comを使ってホテルサーチから。
香港イチゴージャスな立地で有名なペニンシュラ、には泊まれるだけの甲斐性も無く、ペニンシュラの真裏に有って“元”ペニンシュラグループなのに格安なカオルーンホテルに決定。



はてさて、久々に外国の空港に降り立った俺ですが、なんせ2年半振りの海外で、しかも一人旅はその前の前からなので、丸4年振りにもなるのか?
もうね、あんなに一人でブラブラ外国に出かけても平気だったのに、しかもこの空港は4回目のはずなのに、なんか緊張しまくり。
下手にビジネスに乗ったものだから浮き足立ってしまって、飛行機を降りて早々パスポートコントロールに向かう人の波に乗る事が出来ず、いきなりあたふたするわたくしw

とりあえず、ケータイケータイと思い、国際ローミング機能の無い912SHからSIMカードを差し替えて持ってきた804SH(このデザインがSH史上一番好き)の電源を入れてみるも、「サービス利用不可」と有り得ない表示。
「そんなアフォな!804SHって国際ローミング対応機なのに!」
っていうか、冷静に考えると、ローミング対応機だからこそサービスを利用できませんっつう、現地の業者との間で接続に不具合が有る表示が出てるわけなんですけどね。

「ほおっておいたらその内繋がるか」とこの時は深く考えず、とりあえずパスポートコントロールの長蛇の列に加わって、順番が来るまで今度はiPodTouchいじり。
ダメ元で無線LANを拾ってみたら、なんと、何の規制も無くフリースポットに繋がったw
「もしかして香港って無料フリースポット天国なのでは?」この時の楽観的な考えを他所に、こうして俺の無駄に通信に悩まされる旅が始まりました。
この時、順番が来る前にソフトバンクのローミング先業者一覧を検索して、見つけておけたのが後々役立ったわけですけれど。

荷物を引き取ってロビーに出ると、両替所が全く無い!
ええええ?!無かったっけ?ここにたくさん有った気がするんだけど、有るのはキャッシングマシーンばっか。
で、みんなそこに並んでる。
えー?この数年で両替所じゃなくてキャッシングで現地通貨引き出すのがトレンドになったわけ?
両替所がたくさん有ったという記憶は大いなる気のせいなのですが、でもこれまでどこで両替してたっけ?
さんざんうろうろ探しても両替所が見つからないので、とりあえずVISAでHK$1,000借りて(キャッシング嫌いなんだけど)、でもチケット代はカードで払って(カード払いは平気ってうかマイレージ狙いで普段から使いまくり)エアポートエクスプレス乗り場へ。


電車の中ではケータイが繋がらない事にイライラしながら、手動で表示される現地業者を試しまくり。
景色どころじゃないよ全く。
通路を挟んだ隣の子らが音量全開で使うニンテンドーDSやらPSPの音もうるさく、余計にイライラしてる内、気づいたら九龍駅に着いてましたがな。
相変わらず電車でのマナーはテキトーですねぇ。

カオルーン側に泊まるのは、初めての時以来の2度目で、エアポートエクスプレスを九龍駅で降りるのは初めて。
香港島側だとそのまま香港駅からセントラルまで歩いて、地下鉄に乗る選択肢も有って便利なんだけど、九龍側はチムサーチョイまで乗り換えと歩きを考えると凄く面倒なので、無料シャトルバスかタクシーが良いかも。

シャトルバス乗り場で、“エアポートエクスプレス片道+3日間乗り放題オクトパス”の看板を見つけてとりあえず購入。
HK$220だったかな?往復付がHK$300位だったような。
あ、オクトパスっつうのは、日本で言うスイカとかイコカみたいなICカードなんだけど、日本で実用化するずっと以前から香港では使われてるんよねぇ。
デポジットが含まれた料金なので割高に感じるんだけど、返却すれば問題無し。
でも何故か日本に2枚のオクトパスが有ったりw
今回2枚とも持って行って、1枚返そうと思ってたんだけど忘れてたorz
で、この乗り放題オクトパスも返却すれば50$戻って来るんだそうで、チャージを気にすること無く乗りまくれるから無茶苦茶便利ですね。

九龍駅からはペニンシュラ&カオルーンホテル共通の乗り降り場まで10分程度。
シャトルバスが最初に止まる場所なので、行きはタクシーよりも楽ですねぇ。
丁度カオルーンホテルとペニンシュラの間の道が工事中だったので、何の表示もない道端で下ろされましたけどw

ここがホテル。
って、手前のデッカイのはペニンシュラで、真後ろに有る縦縞の方が泊まったカオルーンですよw

団体さんが到着したばかりのロビーで、時間はかかったけど、なんとかチェックインして部屋へ。
なんとかっつうのは、言葉の壁にぶち当たったんですよねぇ。
一人旅が久しぶりなのもあるけど、英語のヒアリングが“完璧に”出来なくなっててビックリですよ。
こっちから喋る中学生英語も言葉が出てこないし、ヤバ過ぎるわ。

部屋はホテルレビューなんかで読んでた印象よりは遥かに感じが良くて(狭いけど香港はどこもそう)、特にベッドは固めのベッド好きな俺にも逆に気持ち良い位のフッカフカっぷり。
気に入ってしばらく横になりながら、またケータイをいじくり倒す俺。
でも、何をやっても「サービス利用不可」表示のまま。

状況が分からんので、ネットで見てみよう。

無線LAN完備なホテルと聞いていたので、iPodTouchを試してみた。
しかし、ホテルのポータルサイトが表示されて、認証コードを入れろと出ましたw
やっぱ有料かい。

仕方が無いので、全室完備のインターネットテレビを試してみるも、96年頃のパソコン通信よりも酷いレスポンスと解像度、日本語フォントの化けっぷりに断念。
モニターは液晶テレビのチャンネル画面切り替えなので、低解像度なのは理解出来るけど、この遅さはキーボードはここに有っても、どうも遠隔で操作してるみたい。
これで30分数十ドルも取るんかい、いつの設備やねんw
結局金払って無線LANか有線でやるしか無いみたい、このホテル。
でも、LANの利用料1日120HK$っつうのは微妙過ぎる値段だし、iPodTouchの充電にUBSケーブルを持ってきてたんだけど、部屋に備え付けのインターネットテレビにはUSB自体が見当たらない(パソコン本体無いしw)ので充電も出来ない状況。
充電器持って来ておけばよかった。

ネットが使えなきゃ、この旅のプランも立てれないじゃないですか。
(っていうか、いつも何も調べずに行く俺もどうかと思いますが)
ん、あ、そうや!
こんな時の為のオモチャを持ってきてたんだった。
最もインタラクティブで使えそうな『地球の歩き方DS香港編』!
早速DSのスイッチを入れてみると…なんというか、情報量はステキレベルなんだけど、インターフェイスが決定的に使えねー(涙)
こんなに使いにくいもの持って街中歩く位なら、旅行本持ってった方が遥かに便利。
ああ、いろんな計画が全て終わった…。

街なかにインターネットカフェが有るには有るんだけど、日本語フォントが使えない可能性が高いし、アナログに立ち返って、旅行本を頼りにするしかないのね。
と言うわけで、結局旅行本を1冊だけ持ち歩く事に。


この時点でもう16時半。
ケータイは無くても良いっか、とりあえず後で家族に電話して状況調べておいてもらおう。

「テレビ見てから飯食いに行こーっと♪」
と、インターネット画面を終了させてからテレビのザッピングモード。
「ケーブル完備って書いてたし、各国の衛星放送も入ってるし、いつものアレ、あのチャンネルを見なきゃ中国語圏に居る実感が沸かない」
しかし見つからない、Channel[V]が見つからない、つーか入ってない、ここのテレビの契約に。
どこまで出鼻を挫かれる旅なんでしょうか。
ガッカリです。
Channel[V]の無いアジアの旅なんて有り得ねー!
男臭いNAT GEO ADVENTUREを見ながら放心状態。


香港、4度目ともなれば特に行きたい場所は無いし、初めて見る感動よりも、自分的なお決まりの事とか、試してみたかった事に大半の比重が寄ってたのですが、この時点でその大半が消えてしまいましたw
今のところカオルーンホテルな利点はフカフカのベッドだけ。
こんな事なら、今回も立地的にも価格的にもお気に入りで、過去2回利用したワンチャイのワーニーにしておけば良かったかな。
そもそも、なんで今回チムサーチョイ側に泊まったんだっけ、当初YMCAソールズベリー狙ってただけなのに。


ガッカリモードにさらに追い討ちをかけたのが、“元”ペニンシュラグループになってしまったカオルーンホテル(現在ハーバープラザグループ)の地下の変貌っぷり。
夕食に出かけようと通りかかると、無い!環龍閣が無くなっている!
2日目のブランチに食おうと思っていた環龍閣の点心が(号泣)
いや、グループが変わったので名前が環龍閣から海逸軒に変わったのは知ってたけど、それも無いw
1階から地下2階(3階だっけ?)まで広大なTOMYショップだったスペースもひっくるめて大改装され、全体が西武百貨店に…。
どないやねんw



次回、悲しみにくれながら夕食に。
まだホテルから出てもいないのに「その1」が終わってしまいましたw
トップ画像は、今日から香港で公開の周星馳最新作『長江7号』のポスターです。



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