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劇場版SPEC~結(クローズ)~ 漸ノ篇

2013-11-02 | 劇場映画れびゅー
いよいよ大詰め!高まるぅ!『劇場版SPEC~結(クローズ)~ 漸ノ篇』を観てきました。
★★★★

堤幸彦監督の独特なクドさが鼻につく人にはオススメしませんが、テレビドラマから始まった長期シリーズがいよいよ結(Close)される大詰め感を煽りまくりの最終回前編『漸ノ篇』に、1ヶ月後に公開される『爻ノ篇』が待ちきれない沸々とした気持ちで映画館を出てきました。
一作ごとに一応完結で楽しめる『TRICK』と同じ堤幸彦監督のドラマから映画館に広がったシリーズでも、『SPEC』はシリーズを観てきた人にしか楽しめない続きものなので、テレビドラマ版全10話、スペシャルドラマ『翔』、映画『天』、スペシャルドラマ2『零』をこの順に全部チェックしてから観る事とオススメします。
ついでに、直接『SPEC』のエピソードとは繋がりが無いものの、同じ世界の前日譚だった『ケイゾク』を観ておくと、世界観が広がってより楽しめるかもしれません。

我侭言うと、くどい場面は総カットして前後編まとめてくれていれば良かったのにとも感じる位にくどい場面が多かったけれど、爻ノ篇のボリュームが凄過ぎて纏めきれなかったのかな?
1ヶ月経たない内に公開してくれるから良いか。

ネタバレ
何と言っても、『ケイゾク』からこのシリーズの世界観を引き継いでくれていた野々村係長の壮絶な死が今回の見せ場。
2回も死ぬし、死んだ後も遺体安置所の場面がやたら長いw

しつこいのを超えて今回は何度も野々村係長の口から『心臓が息の根を止めるまで真実に向かってひた走れ、それが刑事だ』の台詞が出てきたけれど、これって実は『ケイゾク』の主人公柴田(中谷美紀)の亡くなった父親の言葉が元で、柴田自身も最終回で言ってた言葉を野々村係長が引き継いでるんよね。
次回、最終回で誰かこの言葉を継ぐんだろうか。

サプライズで今更柴田が出てきても、知らない人が多くて浮くだろうし、出てくるなら遺体安置室の場面で出てくるよね。
『ケイゾク』のキャストと言えば、先日テレビで放送された『零』の中でもう一人の主人公だった真山について、「真山君(渡部篤郎)は殉職した」とサラッと語られてたのが凄くショックだったんですけど、津田として復活しないかな…。

エンドロール無しで、後編の邦画の常識を変えそうな度肝を抜く予告映像だけを入れて〆るところが良い。

劇場版のストーリーテラーだった野々村係長の手紙を読む雅ちゃん2号の構図が無くなってしまったので、次回は出だしから急展開が続きそうな予感。
餃子ロボも雅ちゃん2号も、今回で見納めかな?



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