2日目の続き
さようならニシ浜。
道具の返却に西浜荘に行ったら、おじいが居ない。
もしかして朝言ってた収穫とやらに出かけた?
「すんませーん」と何度か声を掛けながら焦っていたところに、丁度遠くから向かって来る車を運転していたのがおじいで一安心。やっぱり畑に行ってはったみたい。
ちょっと会話をしてからお別れしました。
さて、帰りのフェリーまであと2時間だけど、宿ご主人から送迎の為に戻って来るよう言われている時間を差っ引くと1時間半!
まだまだ波照間を満喫しちゃる!
まずは、気になっていたニシ浜近くにあるかき氷屋『みんぴか』さんへ。ニシ浜を望む席で頂いたのは狙っていた『黒糖スペシャル』!フワフワ系の氷に、ここから見える精製所で作られた波照間産黒蜜と、これでもかって程のきな粉が奥の方まで何層にもなってかかっていて、もしかしたらこれまでに食べたかき氷史上最高かもな美味さ。
数年前から流行ってる台湾系の超フワッフワ系マンゴーかき氷とは違った完成度です。
観光客が少なすぎたせいか、他に誰も客がおらず、一人で静かに景色と氷を楽しんでいたところ、騒がしい女子旅二人組がやってきた。
ただでさえ騒がしいのに、虫を見つける度にキャーキャー言いながら虫除けスプレー撒きまくり。ノリは林家パー子のシャッターレベルで、数十回に渡ってシューシューと、屋外席っつーても飲食店の中なのに。
おっさんが文句言ったところで、こちらが悪者になるのが目に見えているので何も言えずお会計しました。
集落に戻って、昼飯の前に売店巡り。目的は、『泡波』の3号瓶。
最近は酒造場でも直販してることが有るらしいけど、仕込み作業中の札が掛かって閉まっていました。
で、商店廻り二軒目でGETしてしまいました!うわー、ヤバい。
何度来ても手に入らない人には手に入らないって聞いたけど、これも梅雨シーズンの影響か。次にまた手に入るまでこれは飲まずに宝物にします。タイミングが良いと、波照間の港の売店でも買えてしまうことがあるらしいので、気になる方は島内のいろんな商店をチェックしてみてください。
二種類有るミニボトルの在庫もたくさん増えていたので、ついでに買い足しました。もう目当てのものを手に入れてしまったから、ミニボトルは全部配るお土産用に。
昼メシを食べに前夜の『ぶどぅまれー』さんに行ったら、「12時のオープンまであと5分待ってもらっても大丈夫?」って。まだ11時台やったのね。
海パンにラッシュガードのままだったから、とりあえず宿に戻ってさっとシャワって普段着に着替え、12時過ぎに出直しました。
既に二組お客さんが居らしていて、そのうちの一組はビーチで何度か会話をした関東の熟年ご夫婦。
「あ、またw」「あらどうもーw」って、見ず知らずの人達と短期間でも知人のように楽しく情報交換しながら接することって、島の旅とか、凄く遠方の外国で日本人と出くわす時くらいしか無いよなぁ。
特に俺なんて仕事でお客さんと喋ったり週末飲みに行って喋る事はフツーなのに、毎晩のようにジムに行って毎回のように見かける人達とは一切会話しないし、職場ビル内の他社の人達とも殆ど喋った事が無いから、島に来ると凄く本当に心の錆が落とされていく気がします。
お昼はソーキそばと、オリオン生!麺は八重山そばの丸麺で、八重山そばのように平天入り、ソーキはトロットロ、お出汁も美味しかったー。
食べてる最中に、さっきの二人旅女子が隣の席に座ってドキっとしたけど、ぶどぅまれーさんは二階テラス席に有って虫はなかなか上がってこないから、虫除けスプレー攻撃無しで楽しんではりました。
「ごちそうさまでした!また来ますね!」と、ずっとニコニコしていて人当たりの良いおっちゃんおばちゃんに手を振ってお別れ。
またてびち食べに来なくちゃね。
宿のご主人に車で港まで送って頂く間に、良いシュノーケリング屋とそうでないところを見分けるコツなんかを教えて頂きながら(と言うのも今は宿の増築と改装で休んでいるけど本来はダイビング屋もやってるのだそう)、車窓の景色が名残惜しくて仕方がない。はぁ…。
フェリーに乗り込んだ途端に寝てしまったようで、気付いたら石垣島の離島ターミナルでした。どこが梅雨やねん。
荷物が邪魔なので、昨日一泊分キャンセルしてしまったホテルラッソアビアンパナさんにチェックイン。まだ15時前なのに部屋に通してくれただけでなく、キャンセル料をかなりサービスして下さって助かりました。
昨年は、ホテルを移動する日なのに、チェックアウトするのを忘れたまま出掛けてしまってご迷惑をお掛けしたのに、延長料をだいぶまけて下さったという恥ずかしくもありがたかった経験が有ったりと、ご迷惑ばかりで頭が上がりません。
アビアンパナは部屋が広くて快適で且つ安いから、次回からはまたここにしよう。
那覇でもラッソはベッドが広くてロケーション良すぎるので、一人旅ではいつも使ってます(と一応宣伝)。
朝イチからよく動いたので、シャワーを浴び直してふかふかのベッドに横になったら動けなくなり、ゴロゴロし続けること1時間半。
そろそろ行かないと、もちろんJAへw
目的はいつものマンゴーですよ。JAは駐車場スペースに屋台やステージを設営してのお祭りの最中で、建物の中もごった返していました。
でも、肝心のアップルマンゴーは、まだ時期が早かったのか殆ど出てなくて残念。
昨年と一昨年が暖かくて早かったから、今年もそろそろ並んでると踏んでたんですけど。
この日目立って並んでいたのは、4月末以上にパイナップルが大量、あとパッションフルーツも結構有りました。
パイナップルはもう要らないし、とりあえずパッションフルーツと、ミニマンゴーを少量だけ購入。ミニマンゴーは大阪ではまず見かけませんが、小粒でもしっかり甘くて風味も良くてバカに出来ないんですよ。
晩飯の前に、気になってたお店で休憩する事にしました。ここ、フルーツジュエリーファクトリーさん。
超濃厚なマンゴースムージーをいただきながら、ツイッターやらブログやらスマホをいじったりボーっとしたり。
明るくてかわいい感じのカフェスペースで、居心地も良く、超気に入ってしまった。今度はがっつりスイーツ食うぞ。
晩飯は、カフェの真向かい。
以前から島で知り合った方に薦められていた居酒屋かぁらやさん。石垣ではいちど晩飯選びで失敗して以来、人気店か勧められた店ばかりに行くようになりました。
ここは美味しい沖縄の家庭料理と石垣の刺し身が食べられるお店でしたよ。
カウンターを挟んだ厨房のおかあちゃんが超アットホームで、常連のお客さん達との会話に俺も絡めて下さって、わきあいあいと楽しい晩飯にになりました。
食事の後は、毎度自分土産を買いに伺ってる沖縄の工芸小物屋kayakさんに訪問。今回は超イイ感じのティーカップをゲットです。
次の日の朝の飛行機が早いので、コンビニで朝食を買ってからホテルに戻り、早々と荷造りを済ませて、もう帰る準備は万端。
それからいつものお店に八重泉を飲みに行って、石垣島の夜はふけてゆくのでした…。
3日目、最終日
前夜結構飲んじゃってアンニュイな帰る朝。
前日までの晴れっぷりが嘘のように強い雨が降ってるから、散歩も出来ない。
シャワったりゴロゴロしたりしていたら、8時を回ってしまいました。
帰りの飛行機は、9時過ぎのバスに乗れれば十分間に合うんだけど、部屋に居てもテレビを見るくらいしかする事が無いし、空港でゆっくりしたくてチェックアウト。
バスターミナルまでは、雨に濡れたくないからタクシーで。
前夜飲み屋で、6月から新規参入する会社がターミナルと空港間をノンストップで繋ぐバスを出すらしいって話を聞いていたから、ちょっと期待しながら窓口で聞いてみたのですが、6月1日(この日)からではなかった模様。クソッwバスの車窓も雨で帰りたくない俺の心を映し出しているよう。
空港の土産屋ではなーんも買い物せず、出発ロビー内のANAfestaでずっと気になってたじゅーしーかまぼこと、ブラックじゅーしーかまぼこを買って、オリオン缶ビールと一緒に最後の石垣飯。それぞれ天ぷらの中にドライカレーと、じゅーしーが入ってて無茶苦茶美味しいこれ。
空港ではANAfestaにしか売ってないので、ロビーに入ってから買うならこれを是非。
さようなら石垣島。さようなら波照間島。
また多分直ぐ行くと思うけど。多分…
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さようならニシ浜。
道具の返却に西浜荘に行ったら、おじいが居ない。
もしかして朝言ってた収穫とやらに出かけた?
「すんませーん」と何度か声を掛けながら焦っていたところに、丁度遠くから向かって来る車を運転していたのがおじいで一安心。やっぱり畑に行ってはったみたい。
ちょっと会話をしてからお別れしました。
さて、帰りのフェリーまであと2時間だけど、宿ご主人から送迎の為に戻って来るよう言われている時間を差っ引くと1時間半!
まだまだ波照間を満喫しちゃる!
まずは、気になっていたニシ浜近くにあるかき氷屋『みんぴか』さんへ。ニシ浜を望む席で頂いたのは狙っていた『黒糖スペシャル』!フワフワ系の氷に、ここから見える精製所で作られた波照間産黒蜜と、これでもかって程のきな粉が奥の方まで何層にもなってかかっていて、もしかしたらこれまでに食べたかき氷史上最高かもな美味さ。
数年前から流行ってる台湾系の超フワッフワ系マンゴーかき氷とは違った完成度です。
観光客が少なすぎたせいか、他に誰も客がおらず、一人で静かに景色と氷を楽しんでいたところ、騒がしい女子旅二人組がやってきた。
ただでさえ騒がしいのに、虫を見つける度にキャーキャー言いながら虫除けスプレー撒きまくり。ノリは林家パー子のシャッターレベルで、数十回に渡ってシューシューと、屋外席っつーても飲食店の中なのに。
おっさんが文句言ったところで、こちらが悪者になるのが目に見えているので何も言えずお会計しました。
集落に戻って、昼飯の前に売店巡り。目的は、『泡波』の3号瓶。
最近は酒造場でも直販してることが有るらしいけど、仕込み作業中の札が掛かって閉まっていました。
で、商店廻り二軒目でGETしてしまいました!うわー、ヤバい。
何度来ても手に入らない人には手に入らないって聞いたけど、これも梅雨シーズンの影響か。次にまた手に入るまでこれは飲まずに宝物にします。タイミングが良いと、波照間の港の売店でも買えてしまうことがあるらしいので、気になる方は島内のいろんな商店をチェックしてみてください。
二種類有るミニボトルの在庫もたくさん増えていたので、ついでに買い足しました。もう目当てのものを手に入れてしまったから、ミニボトルは全部配るお土産用に。
昼メシを食べに前夜の『ぶどぅまれー』さんに行ったら、「12時のオープンまであと5分待ってもらっても大丈夫?」って。まだ11時台やったのね。
海パンにラッシュガードのままだったから、とりあえず宿に戻ってさっとシャワって普段着に着替え、12時過ぎに出直しました。
既に二組お客さんが居らしていて、そのうちの一組はビーチで何度か会話をした関東の熟年ご夫婦。
「あ、またw」「あらどうもーw」って、見ず知らずの人達と短期間でも知人のように楽しく情報交換しながら接することって、島の旅とか、凄く遠方の外国で日本人と出くわす時くらいしか無いよなぁ。
特に俺なんて仕事でお客さんと喋ったり週末飲みに行って喋る事はフツーなのに、毎晩のようにジムに行って毎回のように見かける人達とは一切会話しないし、職場ビル内の他社の人達とも殆ど喋った事が無いから、島に来ると凄く本当に心の錆が落とされていく気がします。
お昼はソーキそばと、オリオン生!麺は八重山そばの丸麺で、八重山そばのように平天入り、ソーキはトロットロ、お出汁も美味しかったー。
食べてる最中に、さっきの二人旅女子が隣の席に座ってドキっとしたけど、ぶどぅまれーさんは二階テラス席に有って虫はなかなか上がってこないから、虫除けスプレー攻撃無しで楽しんではりました。
「ごちそうさまでした!また来ますね!」と、ずっとニコニコしていて人当たりの良いおっちゃんおばちゃんに手を振ってお別れ。
またてびち食べに来なくちゃね。
宿のご主人に車で港まで送って頂く間に、良いシュノーケリング屋とそうでないところを見分けるコツなんかを教えて頂きながら(と言うのも今は宿の増築と改装で休んでいるけど本来はダイビング屋もやってるのだそう)、車窓の景色が名残惜しくて仕方がない。はぁ…。
フェリーに乗り込んだ途端に寝てしまったようで、気付いたら石垣島の離島ターミナルでした。どこが梅雨やねん。
荷物が邪魔なので、昨日一泊分キャンセルしてしまったホテルラッソアビアンパナさんにチェックイン。まだ15時前なのに部屋に通してくれただけでなく、キャンセル料をかなりサービスして下さって助かりました。
昨年は、ホテルを移動する日なのに、チェックアウトするのを忘れたまま出掛けてしまってご迷惑をお掛けしたのに、延長料をだいぶまけて下さったという恥ずかしくもありがたかった経験が有ったりと、ご迷惑ばかりで頭が上がりません。
アビアンパナは部屋が広くて快適で且つ安いから、次回からはまたここにしよう。
那覇でもラッソはベッドが広くてロケーション良すぎるので、一人旅ではいつも使ってます(と一応宣伝)。
朝イチからよく動いたので、シャワーを浴び直してふかふかのベッドに横になったら動けなくなり、ゴロゴロし続けること1時間半。
そろそろ行かないと、もちろんJAへw
目的はいつものマンゴーですよ。JAは駐車場スペースに屋台やステージを設営してのお祭りの最中で、建物の中もごった返していました。
でも、肝心のアップルマンゴーは、まだ時期が早かったのか殆ど出てなくて残念。
昨年と一昨年が暖かくて早かったから、今年もそろそろ並んでると踏んでたんですけど。
この日目立って並んでいたのは、4月末以上にパイナップルが大量、あとパッションフルーツも結構有りました。
パイナップルはもう要らないし、とりあえずパッションフルーツと、ミニマンゴーを少量だけ購入。ミニマンゴーは大阪ではまず見かけませんが、小粒でもしっかり甘くて風味も良くてバカに出来ないんですよ。
晩飯の前に、気になってたお店で休憩する事にしました。ここ、フルーツジュエリーファクトリーさん。
超濃厚なマンゴースムージーをいただきながら、ツイッターやらブログやらスマホをいじったりボーっとしたり。
明るくてかわいい感じのカフェスペースで、居心地も良く、超気に入ってしまった。今度はがっつりスイーツ食うぞ。
晩飯は、カフェの真向かい。
以前から島で知り合った方に薦められていた居酒屋かぁらやさん。石垣ではいちど晩飯選びで失敗して以来、人気店か勧められた店ばかりに行くようになりました。
ここは美味しい沖縄の家庭料理と石垣の刺し身が食べられるお店でしたよ。
カウンターを挟んだ厨房のおかあちゃんが超アットホームで、常連のお客さん達との会話に俺も絡めて下さって、わきあいあいと楽しい晩飯にになりました。
食事の後は、毎度自分土産を買いに伺ってる沖縄の工芸小物屋kayakさんに訪問。今回は超イイ感じのティーカップをゲットです。
次の日の朝の飛行機が早いので、コンビニで朝食を買ってからホテルに戻り、早々と荷造りを済ませて、もう帰る準備は万端。
それからいつものお店に八重泉を飲みに行って、石垣島の夜はふけてゆくのでした…。
3日目、最終日
前夜結構飲んじゃってアンニュイな帰る朝。
前日までの晴れっぷりが嘘のように強い雨が降ってるから、散歩も出来ない。
シャワったりゴロゴロしたりしていたら、8時を回ってしまいました。
帰りの飛行機は、9時過ぎのバスに乗れれば十分間に合うんだけど、部屋に居てもテレビを見るくらいしかする事が無いし、空港でゆっくりしたくてチェックアウト。
バスターミナルまでは、雨に濡れたくないからタクシーで。
前夜飲み屋で、6月から新規参入する会社がターミナルと空港間をノンストップで繋ぐバスを出すらしいって話を聞いていたから、ちょっと期待しながら窓口で聞いてみたのですが、6月1日(この日)からではなかった模様。クソッwバスの車窓も雨で帰りたくない俺の心を映し出しているよう。
空港の土産屋ではなーんも買い物せず、出発ロビー内のANAfestaでずっと気になってたじゅーしーかまぼこと、ブラックじゅーしーかまぼこを買って、オリオン缶ビールと一緒に最後の石垣飯。それぞれ天ぷらの中にドライカレーと、じゅーしーが入ってて無茶苦茶美味しいこれ。
空港ではANAfestaにしか売ってないので、ロビーに入ってから買うならこれを是非。
さようなら石垣島。さようなら波照間島。
また多分直ぐ行くと思うけど。多分…
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