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15年5月 早くも今年二度目の石垣島 その2

2015-06-10 | リョコウ
2日目
前夜は部屋飲みで早々に寝落ちし、6時に目が覚めてしまいました(夜中に起きてちゃんと歯を磨いたし!)。

こんな早朝、二度寝も出来たのですが、宿のオーナーから「最南端に出かけるなら日が昇って暑くなる前の7時過ぎの方が良いですよ」と言われていたのを思い出し、7時過ぎより6時過ぎの方が涼しいはずと、最南端に向かう事に決定。
最南端って何かって?『日本の最南端』ですよ。前の記事に書いたように正確には有人島の中で最南端ですけれど、とりあえず行っとかないと!

昨日からお世話になってるチャリで出発!
まだだーれも居ない集落を東へ東へ、ほんと集落の中に緑が多い。

ちなみに、この最南端へのルートは宿のご主人から「坂を気にせず比較的楽に行けて楽に帰って来られてそれなりに島を廻れる方法」って事で、聞いてないのに昨日教えて下さったルートです。ありがたや。
一旦地図を見ながら大体の方角がわかってしまえば、地図無しでも知らない土地で行動出来る俺ですが、頂いていた地図がおおざっぱ過ぎたので、道々チェックしながらの早朝サイクリング。
サトウキビ畑越しの朝日が凄く綺麗で、でも朝イチにも関わらず既に蒸し暑い。
行きは長い下り坂が殆どで風が気持ち良いのですが、往々にして上り坂で汗が噴出す感じ。

波照間島はサトウキビ畑の他に、他の八重山地方と同じく牛やヤギの酪農もやっているので、道沿いの電線にはカラスが結構多く、縄張りを通り過ぎる観光客を生暖かい瞳で見つめてきます。

岬よりもかなり陸の内側の高台に立つ灯台。
サトウキビ畑の中を真っ直ぐ東へ進み続けると、やがて海が見えてきました。

海に突き当たったら、海岸沿いを南西へぐるーっと進んで行くと、昨晩の天文台。
天文台からさらに200m程進むと、目的の『最南端』に到着。
ここまでおよそ40分。すれ違ったのは2人だけ。最南端も独り占め。早出して良かった!
日本の最南端!日本の端っこにキター!

直ぐ近くに、もっと目立つ意味合いの違うモニュメントが有ったけど、ややこしいので写真は割愛。

最南端の碑の付近をちっさいイタチがちょろちょろしていて、ちょっとカワイイなぁなんて思ってiPhoneで調べてみたら、かつてネズミ駆除で持ち込んだらヤシガニを食べはじめちゃって、こいつ自体が害獣になってしまったっていわく付きの奴だったらしい。あかんがな。
↓真ん中の茶色いのがヤツです。

南側の海は殆ど岩礁に囲まれていて、高い波が上がっていました。
ビーチや港が北西に集中しているのは、こういう地形のせいだったのか。

ヤギ牧場の辺りで、羽ばたかずに空を滑空する美しいオオゴマダラの姿に見とれながらチャリを漕いでると、バサバサと大きな羽音を立てながら飛んできたカラスに背後から襲われるハプニングが。
羽音に驚いて直前に避けたから実害は無かったけど、稀に頭を突付かれる被害があるそうなので、行く方は目を合わさないよう気をつけて下さい。
帰り道は一箇所だけもの凄く急な坂が有ったけど、その距離自体はそれ程長くなくて、宿のご主人の言っていた通り景色が良くて、上り坂で苦しまなくて済む良いサイクリングコースでした。

70分かけて、やっと集落に帰着!
その足で、朝食に目星を付けていたカフェに行ってみたら、閉まってるし!
梅雨シーズンが恨めしい。全然雨降る気配なんて無いのにw
仕方がないので、商店を廻って美味しそうなてんやもの探し。途中でようやく第一ねこ様を発見。この島は猫自体がそんなに多くないのかな。
イタチなんて連れ込まずに、はじめから猫を連れてくれば早かったのにね。

で、やっと宿に戻り、朝食にありつく前に、シャツを脱いでみたらこの有り様。汗かきすぎやろ。
シャワった後の朝食は、黒糖味のつぶあん+カスタードクリーム入りのパンと、キビ入りのじゅーしーおにぎり。どっちも美味しかった。

一息付いて、帰りの船の時間を熟考。
13時過ぎの便にするか、次の16時過ぎにするか。
16時だと、一日中ビーチに居たら火傷するし、ビーチに居ないにしても、チェックアウトした後の午後の日照りの下をうろうろしないといけないけど、観光するところがもう無い。
と言う事で13時過ぎに石垣へ帰る事にしました。
宿のご主人に帰りの時間を伝えて、それまでニシ浜にGO!
と、その前に、また西浜荘でシュノーケリング一式を借りないと。

二日目で顔を覚えて下さったのか、昨日のおじいがやたらフレンドリーで、なんかいろいろ言ってらっしゃったんだけど、今日は収穫がどうのこうのって位しか聞き取れなくてテキトーに返事をしてしまいました。ごめんなさい。

ニシ浜!
めっさ潮引いてる。
入って直ぐの辺りはそれなりの水深が有るんやけど。
進んでいくと段々浅くなって、リーフとの中間付近はもうヤバいくらい引いていて、胸が付きそうなレベル。
でも立ち上がるわけにはいかないので、比較的深い部分を泳いでようやくリーフに到着しました。

8時半から11時半までおよそ3時間、途中で少し休憩も入れながら泳いで潜って幸せ過ぎるひととき。
狭い範囲でもエリアによってサンゴの様子が全く変わるのが面白い。
この辺はソフトコーラルやら平たいレタスのようなサンゴが多いエリア。

こいつはカメラのレンズを目掛けて突いてくるので要注意。

海蛇は何度見てもゾッとする。滅多に噛まないって言われてもコブラ並の猛毒を持ってるし。

ソフトコーラルのエリアから進むと、枝珊瑚やテーブル珊瑚が広がっています。

そろそろ戻らなきゃ。

あー、名残惜しい。

この空も名残惜しい。




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