短期間に2種類のテレビドラマが製作されたリリー・フランキー原作の『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』。
松尾スズキの脚本による映画版はオダギリジョー主演という事で、昨年末から期待していたのがようやく公開されたので早速観てきました。
★★★★
この映画版を楽しむ為に、テレビドラマ版は両方とも未チェック。
原作も。
リリー・フランキー自身の実話ベースな話と思いながら観ると、男前なオダギリジョーの顔が不思議と(失礼w)全く似ていない彼の顔にダブって見え、人の歴史は外見じゃ全くわからないなぁなんて思いながら観ていました。
ピンクベースの衣装やテーブルクロスみたいなスカーフ(つかあれはアラビアンスカーフじゃなくてテーブルクロスでは?)もオダジョーなら違和感も嫌味も無い。
ストーリーは想像通りなのだけど、溢れんばかりの“愛”がこの映画の中に有る。
両親共に健在なので、恩返しは今のうちにしか出来ないんだと思うとグッと来るものがあった。
さすがに松尾スズキの脚本は隙が無くて楽しい。
役者の使い方が全編通してオイシ過ぎて見応えたっぷりです。
みんなオイシイので一人一人名前出して書くのは割愛。
ソフト化されたら何度でも観直してしまいそう。
時代の移り変わりもさりげなくて上手い。
しかしね、癌と闘病する姿は映画館であれテレビであれ見たくない(涙)
無くても感動したし泣けたのに、恐怖を伴うからやめて欲しい。
他の2種類のテレビドラマ版の内、大泉洋主演の2時間ドラマは昨年末の放送時にHDDに録画してあるから、後で違いをチェックしてみよう。
もこみち主演版は…どう考えてもリリー・フランキーとかぶらないからやめとこ。
『フラガール』に続いて閉山前の炭鉱の町が出てきますが、今回の舞台は筑豊やら小倉やら、まさにうちのオカンが中学生まで住んでいた北九州の炭鉱の付近。
そんな町並みが再現されていたのには、『フラガール』の時に色々考えた後だったので、ちょっと感動して震えました。
母方のじいちゃんは炭鉱の機材を管理する仕事をしていたので、「映画に出てくる炭鉱労働者が住む長屋とは比べ物にならない良い家に住んでいた」とオカンは強く主張してはりますけどw
そんなオカンが一家揃って大阪に出てきたのも中学生の頃、10年ちょい程リリー・フランキーが上京したのとはズレが有りますが、ほぼ同年代での上京なのできっとオカンもこの映画楽しめるだろなぁ…。
でも、こんなの観せたら「あれせい、これせい」言われそう…。
チョイ役で凄い人たちが顔を出してるんですが、エンドロールに名前が載ってました。
そう言えば邦画でノークレジットのカメオ出演って最近観た覚えが無いんですが、あんなに少ししか映らないなら名前出さない方が粋だと思うんですけど。
大物であれば有るほど。
松尾スズキの脚本による映画版はオダギリジョー主演という事で、昨年末から期待していたのがようやく公開されたので早速観てきました。
★★★★
この映画版を楽しむ為に、テレビドラマ版は両方とも未チェック。
原作も。
リリー・フランキー自身の実話ベースな話と思いながら観ると、男前なオダギリジョーの顔が不思議と(失礼w)全く似ていない彼の顔にダブって見え、人の歴史は外見じゃ全くわからないなぁなんて思いながら観ていました。
ピンクベースの衣装やテーブルクロスみたいなスカーフ(つかあれはアラビアンスカーフじゃなくてテーブルクロスでは?)もオダジョーなら違和感も嫌味も無い。
ストーリーは想像通りなのだけど、溢れんばかりの“愛”がこの映画の中に有る。
両親共に健在なので、恩返しは今のうちにしか出来ないんだと思うとグッと来るものがあった。
さすがに松尾スズキの脚本は隙が無くて楽しい。
役者の使い方が全編通してオイシ過ぎて見応えたっぷりです。
みんなオイシイので一人一人名前出して書くのは割愛。
ソフト化されたら何度でも観直してしまいそう。
時代の移り変わりもさりげなくて上手い。
しかしね、癌と闘病する姿は映画館であれテレビであれ見たくない(涙)
無くても感動したし泣けたのに、恐怖を伴うからやめて欲しい。
他の2種類のテレビドラマ版の内、大泉洋主演の2時間ドラマは昨年末の放送時にHDDに録画してあるから、後で違いをチェックしてみよう。
もこみち主演版は…どう考えてもリリー・フランキーとかぶらないからやめとこ。
『フラガール』に続いて閉山前の炭鉱の町が出てきますが、今回の舞台は筑豊やら小倉やら、まさにうちのオカンが中学生まで住んでいた北九州の炭鉱の付近。
そんな町並みが再現されていたのには、『フラガール』の時に色々考えた後だったので、ちょっと感動して震えました。
母方のじいちゃんは炭鉱の機材を管理する仕事をしていたので、「映画に出てくる炭鉱労働者が住む長屋とは比べ物にならない良い家に住んでいた」とオカンは強く主張してはりますけどw
そんなオカンが一家揃って大阪に出てきたのも中学生の頃、10年ちょい程リリー・フランキーが上京したのとはズレが有りますが、ほぼ同年代での上京なのできっとオカンもこの映画楽しめるだろなぁ…。
でも、こんなの観せたら「あれせい、これせい」言われそう…。
チョイ役で凄い人たちが顔を出してるんですが、エンドロールに名前が載ってました。
そう言えば邦画でノークレジットのカメオ出演って最近観た覚えが無いんですが、あんなに少ししか映らないなら名前出さない方が粋だと思うんですけど。
大物であれば有るほど。
ザ・シナリオ 東京タワー オカンとボクと、時々、オトン扶桑社このアイテムの詳細を見る |
東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~扶桑社このアイテムの詳細を見る |
東京タワー オカンとボクと、時々、オトン大泉洋主演ドラマこのアイテムの詳細を見る |
なんせ「東京タワー」応援団みたいな気持ちなので、皆様の評価がちょっぴり気になっております。
親孝行したい時に親は無し。と言いますが、本当にそのとおりですよね。
親からの無償の愛に応えることってほとんど不可能なのではないかと思います。
この映画をきっかけに親に思いを馳せる人が多くなればいいな~。
松尾スズキのシナリオ本、買っちゃいました。
そーれさん、同様、原作もドラマも何も知りません。
高校時代、上京してからの破天荒なところが、あっさりしてたように感じましたが、一応真面目に仕事するようになって、少なからず親孝行もできて良かったです。早くに親を亡くすととても哀しい。若い彼が可哀想でした。しかし、不用意に長生きしてしまう場合には、どんなもんでしょう? そろそろ自分が「孝行される側」の範疇になっていて、破天荒が続く息子を持っている手前、別の意味で考えてしまいました。
面白かったです!
ドラマ版もそのうちチェックしてみますね。
考えを改めなきゃと思いながら見てましたが、変わらないんだろうなぁ…いいかげんだから
で、結局「あの時…」って後悔するんだろうなぁ…。
>あかん隊さん
シナリオ本知らなかったので早速買ってきました!
4時間半分の幻のバージョンだなんて読むのが楽しみです。
なんだかんだ30歳にして借金返済終わって、母親を呼び寄せて暮らせるだけの成功してるんですよねぇ。
さりげなく時間が経過していくので私もがんばらなきゃなぁ…なんて思ってみたり。
私の場合、結婚したい気持ちが一切無いので、こういう映画を観ると親に対する態度を改めなきゃと思うと共に、自分の番は回ってこないなぁ…って不安に駆られたりもします(汗)