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魍魎の匣

2007-12-25 | 劇場映画れびゅー
豪華なキャスティングと、東京事変の曲に誘われて『魍魎の匣』を観てきました。
★★

京極堂シリーズ第二段なのか…
えー!これって『姑獲鳥の夏』と同じシリーズだったの?
などと、観終わって帰ってから気がついた俺。
いくら『獲鳥の夏』が★1個しか付けない程に面白くなかったからと言っても、全く気づかなかった俺って根本的にヤバイw
ほとんど同じ出演者なのに、キャスティングが面白そうなんて思いながら観に行ったり、「京極堂、京極堂、どっかで聞いた名前だなぁ」なんて思いながら最後まで気づかずに観てしまったり(汗)

ほとんど印象に残ってない前作と比べるのも何だけど、今回はフツーに映画として一応楽しめたので★2.5個。
日本の当時の雰囲気と、妖艶な空気を生む為に、中国を中心としたロケで、ここは日本と言い張っている点も面白い。
今更だけどメインの大物俳優達の安定した演技は頼もしかったし、そういう点だけに着目するとかなり質の高い映画に仕上がってる。

でも、スピード感を狙った演出なんでしょうけれど、テンポが速いのと説明不足が祟って、何のこっちゃかわからんままクライマックスまで一直線。
正確には一直線感を無くす為なのか、途中までは時系列を弄ってるんだけど、余計に訳が分からなくなってしまい、クライマックスで全部が明かされるまでは「分からないところが分からない」状況に陥ってしまった。

こりゃ2回観ないと理解しきれないな。

きっと、噂の分厚い原作本を読んでいるファンには、『ハリー・ポッター』のように楽しめるんでしょうねぇ。



姑獲鳥の夏

ジェネオン エンタテインメント

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