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エンダーのゲーム

2014-01-20 | 劇場映画れびゅー
原作が凄い人気なのだそうで、こちとらさっぱり知りませんけど『エンダーのゲーム』を観てきました。
★★

映像の美しさが際立つ宇宙大戦もの。
ただ、それは色んな意味でこの物語の発想の素になっていると思われる「テレビゲーム的」な映像構成でも有り、逆にそのあたりから「最近のテレビゲームなら頑張ればこのクオリティーのムービーなら作れちゃうんじゃ?」と想像した瞬間に映像の美しさと言う面での輝きまで失ってしまう。

壮大な原作を映画化するうえで時間が足りなかったのか、理屈に次ぐ理屈のご都合100%で何もかもが上手く行く組み立てになっており、子供が司令官になる話って辺りでそもそもに現実味が無いのに、説得力が皆無のまま進んでしまって俺は序盤からずっと置き去り状態。
妄信的にエンダー推しなハリソン・フォードの信念にもずっと共感出来ない。

きっと原作を読んでファンになってたら、「足りない」とか「なんで?」なんて思うよりも『ハリーポッター』のように「あの場面がこんな風な映像に!」って感じで、前のめりで楽しめるんやろね。

それにしても、ラストも想像の範囲内。

いつも通り字幕版を観たのですが、入場者特典に子役が写ったポストカードを3種類貰って困惑。
しかも、それぞれに日本語吹き替え者のサイン入りって、どないせいっちゅうねん。



エンダーのゲーム〔新訳版〕(上) (ハヤカワ文庫SF)
田中一江
早川書房
エンダーのゲーム〔新訳版〕(下) (ハヤカワ文庫SF)
田中一江
早川書房

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1 コメント

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テレビゲーム (iina)
2014-01-25 08:06:11
そういえば、テレビゲームの得意な者を、宇宙戦争に駆り立て成功するなんて映画もありました。

本作をよく理解するために原作を読んでみるのもひとつの手段ですね。
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