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真夏のオリオン

2009-06-17 | 劇場映画れびゅー
「なんか凄い」とメディアで取り上げられていたので、観たがっていた両親を連れて『真夏のオリオン』を観てきました。
★★

「しまった、久しぶりに両親連れてきたのに…」と思いながら観ていたけど、感想を聞いてみると「良かった」らしいw
どこが良かったんだろう、深く聞いたり俺の感想を言うと、せっかくの両親の感動が損なわれてしまうので言わずにブログへw

どこがダメだったのか改めて考えてみると、ユル過ぎる艦長の思考パターンと、自分が原因で艦を危機に追いやっている事に気づいていない馬鹿っぷり。
なにが「誰も悪くない!」やねん、ってお前が原因じゃ。

そして、何より俳優のキャラ作りのバラつきっぷり。
妙に痩せて意気込んでる人が居たり、ナチュラルに痩せてて緊張感が無いお笑い芸人が混ざっていたり、極めつけはCHEMISTRYの堂珍。
なんでこんなに重要な役をド素人の堂珍に?

玉木宏はストイックな役作りが過ぎて『ごくせん』の仲間由紀恵のような台詞回しになってしまってる。
せっかく若手で良い役者だと思ってた人達がたくさん出てるから、もっと脚本練ってみんなに見せ場作ってあげた方が良かったんじゃ?と感じる物足りなさも。

クライマックスで思わぬ展開にホロっと来る瞬間が無ければ、救いようの無い映画になっていたかもしれない。

改めて人によって価値観て違うんやねぇと感じた親子鑑賞でした。

「先人達にエールを」って気持ちで観始めたのに、途中から「うちの両親飽きてないかな?」って気にしながら観てましたw



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2 コメント

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私はあか~ん (KLY)
2009-06-17 02:13:59
どうにも緊張感もリアリティの欠片もない作品でした。人によっては戦争映画じゃないという方もいるかもしれませんが、この作品が戦争映画じゃないんだとしたら、それこそもっと救いようがない気がします。(笑)
どうせ作るなら五社英雄監督あたりを見習って、しっかり作りこんで欲しいなぁと思いましたよ。
玉木くん、狙いで痩せたとのことですが、裏目ってます。元々痩せてるんだから…。あのベルト締めすぎのブカブカズボンも緊張感やリアリティを損なう一因だったと観てます。(苦笑)
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>KLYさん (そーれ)
2009-06-17 20:48:52
どうもです!
>緊張感もリアリティの欠片もない
でしたねぇ。
全てがユルくて足りなくて、何を優先すべきかなんて判断力よりも、艦長が“みんなに信頼されてます”ってところばかり描いて。
「優しい人だから」「部下を信用してるから」って理由を押し過ぎて、誰のせいで発見されたのかとか考えたらバカバカしくて呆れました。

おっしゃるとおり、ブカブカズボンも彼だけゲッソリ痩せすぎてるところも、艦長の風格よりも一兵卒って感じでした。
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