市村正親と鹿賀丈史のゴールデンコンビで、2006年に“大ヒット”した『ペテン師と詐欺師』日本版が再演。
オリジナルは2005年にブロードウェイで上演されたもので、原作は1988年のハリウッド映画。
2006年当時は、全く舞台に興味が無かったのでノーチェック。
観劇しまくりな今回は、『スウィーニー・トッド』の市村正親とソニンが出ると聞いたので、早くから千秋楽のチケットを押さえて準備万端。
初めての兵庫県立芸術センターに若干身構えつつ、久しぶりの阪急電車に揺られて行ってきました。
花粉症は薬で抑えていたものの、頭がボーっとしていてこの時期は大変です。
ともあれ、初兵庫県立芸術センター。
せっかくなのでバルコニー席を取ってみましたが、これがなかなか観やすくて良い。
会場内部の全体が木造で、特にバルコニー席は柵にまで全て木材を使った懲りよう。
「どんだけ金かけて作ったんや」と思わせる箱物、いや素敵な劇場でした。
でも、音響的にはバルコニー席、お勧めできないかもw
この先ネタバレ含みます。
さすがにブロードウェイミュージカル・コメディーの日本版なので派手な演出がわんさか、特にダンスが多いのは楽しい。
キツネとタヌキの化かしあいをずっと笑いながら観てました。
が、看板俳優の一人、鹿賀丈史の声が聞き取れない。
ろれつが回ってないような、そして語尾が小さくてマジで何言ってるのがわからない。
ホールサイドのバルコニーだから音響的に不利で聞こえないのかと思ってたら、他の人の声はよく通って聞こえる。
特に市村正親の声なんかはシャープではっきりと聞き取れる発音。
ひょっとして鹿賀丈史、酒に酔ってる?てな感じで、幕間の休憩以前はほとんど何を言ってるのかサッパリでした。
休憩後は語尾まで聞き取れるようになったので、ひょっとしてマイクの調子が悪かったのかもです。
2度目の市村正親、やっぱ凄いステージアクターでした。
この1年間に観た男優さんの中で、この人が一番良かったかなぁ、こないだの平幹二朗も相当良かったけど。
カーテンコールでのサービス精神も、それだけでまたこの人の舞台が観たいと思ってしまう、誰もがファンになってしまうような俳優さんです。
追っかけてるわけじゃないけど、ステージれびゅーを書き始めて19本目にして、ソニンの出演作を観るのは3本目。
彼女自身にとって、初のミュージカル作品だった『スウィーニー・トッド』では、びっくりする程ミュージカル女優としてのスター性を感じたけど、今回は一粒で二度おいしい役で開花しています。
淑女の時は美しい声で、大変身した後はだみ声で、宝塚出身の女優二人を差し置いて役から歌から、オイシイところを全部もらってました。
『ミス・サイゴン』のキム役の一人にも選ばれたとの事で、今年は観劇に東京まで足を延ばさなければいけないかな…。
オリジナルは2005年にブロードウェイで上演されたもので、原作は1988年のハリウッド映画。
2006年当時は、全く舞台に興味が無かったのでノーチェック。
観劇しまくりな今回は、『スウィーニー・トッド』の市村正親とソニンが出ると聞いたので、早くから千秋楽のチケットを押さえて準備万端。
初めての兵庫県立芸術センターに若干身構えつつ、久しぶりの阪急電車に揺られて行ってきました。
花粉症は薬で抑えていたものの、頭がボーっとしていてこの時期は大変です。
ともあれ、初兵庫県立芸術センター。
せっかくなのでバルコニー席を取ってみましたが、これがなかなか観やすくて良い。
会場内部の全体が木造で、特にバルコニー席は柵にまで全て木材を使った懲りよう。
「どんだけ金かけて作ったんや」と思わせる箱物、いや素敵な劇場でした。
でも、音響的にはバルコニー席、お勧めできないかもw
この先ネタバレ含みます。
さすがにブロードウェイミュージカル・コメディーの日本版なので派手な演出がわんさか、特にダンスが多いのは楽しい。
キツネとタヌキの化かしあいをずっと笑いながら観てました。
が、看板俳優の一人、鹿賀丈史の声が聞き取れない。
ろれつが回ってないような、そして語尾が小さくてマジで何言ってるのがわからない。
ホールサイドのバルコニーだから音響的に不利で聞こえないのかと思ってたら、他の人の声はよく通って聞こえる。
特に市村正親の声なんかはシャープではっきりと聞き取れる発音。
ひょっとして鹿賀丈史、酒に酔ってる?てな感じで、幕間の休憩以前はほとんど何を言ってるのかサッパリでした。
休憩後は語尾まで聞き取れるようになったので、ひょっとしてマイクの調子が悪かったのかもです。
2度目の市村正親、やっぱ凄いステージアクターでした。
この1年間に観た男優さんの中で、この人が一番良かったかなぁ、こないだの平幹二朗も相当良かったけど。
カーテンコールでのサービス精神も、それだけでまたこの人の舞台が観たいと思ってしまう、誰もがファンになってしまうような俳優さんです。
追っかけてるわけじゃないけど、ステージれびゅーを書き始めて19本目にして、ソニンの出演作を観るのは3本目。
彼女自身にとって、初のミュージカル作品だった『スウィーニー・トッド』では、びっくりする程ミュージカル女優としてのスター性を感じたけど、今回は一粒で二度おいしい役で開花しています。
淑女の時は美しい声で、大変身した後はだみ声で、宝塚出身の女優二人を差し置いて役から歌から、オイシイところを全部もらってました。
『ミス・サイゴン』のキム役の一人にも選ばれたとの事で、今年は観劇に東京まで足を延ばさなければいけないかな…。