原作漫画がそのまま実写になったような上手さでファンを沸かせた『第一章』から半年。
続きは徐々に違う展開を見せるのだそうで、期待して『20世紀少年 -第2章- 最後の希望』を観てきました。
★★★★
昨晩テレビで放送していた第一章で描かれていなかった部分を追加した解説番組を見たのですが、“映画では描かれていなかった部分”もまた漫画とそっくりで、第一章はあれ単体でも不足を感じなかったけど、欠けていたエピソードをいくらでも加える事が出来る構成になっていた事に気づきました。
やっぱ上手かったね。
きっと後々第一章完全版がリリースされるでしょう。
では今回の第二章はどうだったのか。
第一章のエンドロール後に流れた予告編に登場したカンナが原作のカンナのイメージとかけ離れていたので気になっていたのですが、第一章の主役だったケンヂも似てなかったし「まぁいっか」と思いながらの鑑賞。
今回は第一章のクライマックス、「血の大晦日」から15年後の2015年が舞台。
成長したカンナと、前作のキャストがそのまま15年経って歳を食った姿で登場します。
今回は予告されていたような徐々に違う展開をみせて描かれていますが、前回と同様に原作とそっくりなショットの連続で楽しませてくれます。
前回以上に、物語の流れをスムーズにするために出来事の順序が前後していたりするのに加え、全然違う時間に起きていた二つのエピソードが一度にまとめて構成しなおされていたりするところが上手い。
上映時間の制約はどうにもならないよね。
実世界の今年から数えて6年後の近い未来世界とは言え、ともだちによってパラレルワールドと化してしまっている日本の映像も上手く出来てたし、アクションもなかなか良かった。
ただ、つい先日の『K-20』で邦画離れした高い完成度を観てしまってるので、若干見劣りした気分になってしまいましたけれど。
原作のスケールを再現する為に物凄い人数のエキストラを動員してるのも好印象。
そうそう、カンナが似てないのが気にならないくらいに今回も他のキャストはハマってましたが、中でも小泉響子(小南晴夏)のそっくりっぷりには登場する度に感動してしまいました。
似すぎじゃない?もしかして本人?なわけないけどw
ネタバレ
常盤荘の大家さんの常盤タカコ(役名)が表札だけだったのはちょっと不満でした。
常盤タカコ(役名)がユキジ(演じるのは常盤貴子)と並んで登場するのを期待してたんですけどw
公開直前にスピリッツに掲載された書き下ろし短編が、まんま映像になってたサービスには感激。
サダキヨのキャラが原作と違う辺りからにて非なる展開になっていく今回。
せっかく似てるんだからキャラクターも似させれば良かったけど、ユースケサンタマリアにはそんな演技要求するのは無理ですよね。
きっと無理とわかってのキャスティングかな?原作との分岐点をはっきりさせる事を前提として。
ともだちの最期が微妙にドラマチックで失敗気味に感じたのは俺だけでしょうか?
原作の展開の方が好きかなぁ…。
あと、ローマ法王を救う最強のドラマ性が今回無いのにフツーにともだちが生き返って、生き返ること前提な舞台演出(ドームの天井が開く)の後にあのポーズなんて、原作読んでた人には足りなさ過ぎない?あの場面。
映画的に法王を扱うのが難しかったのかもしれませんが。
続きは徐々に違う展開を見せるのだそうで、期待して『20世紀少年 -第2章- 最後の希望』を観てきました。
★★★★
昨晩テレビで放送していた第一章で描かれていなかった部分を追加した解説番組を見たのですが、“映画では描かれていなかった部分”もまた漫画とそっくりで、第一章はあれ単体でも不足を感じなかったけど、欠けていたエピソードをいくらでも加える事が出来る構成になっていた事に気づきました。
やっぱ上手かったね。
きっと後々第一章完全版がリリースされるでしょう。
では今回の第二章はどうだったのか。
第一章のエンドロール後に流れた予告編に登場したカンナが原作のカンナのイメージとかけ離れていたので気になっていたのですが、第一章の主役だったケンヂも似てなかったし「まぁいっか」と思いながらの鑑賞。
今回は第一章のクライマックス、「血の大晦日」から15年後の2015年が舞台。
成長したカンナと、前作のキャストがそのまま15年経って歳を食った姿で登場します。
今回は予告されていたような徐々に違う展開をみせて描かれていますが、前回と同様に原作とそっくりなショットの連続で楽しませてくれます。
前回以上に、物語の流れをスムーズにするために出来事の順序が前後していたりするのに加え、全然違う時間に起きていた二つのエピソードが一度にまとめて構成しなおされていたりするところが上手い。
上映時間の制約はどうにもならないよね。
実世界の今年から数えて6年後の近い未来世界とは言え、ともだちによってパラレルワールドと化してしまっている日本の映像も上手く出来てたし、アクションもなかなか良かった。
ただ、つい先日の『K-20』で邦画離れした高い完成度を観てしまってるので、若干見劣りした気分になってしまいましたけれど。
原作のスケールを再現する為に物凄い人数のエキストラを動員してるのも好印象。
そうそう、カンナが似てないのが気にならないくらいに今回も他のキャストはハマってましたが、中でも小泉響子(小南晴夏)のそっくりっぷりには登場する度に感動してしまいました。
似すぎじゃない?もしかして本人?なわけないけどw
ネタバレ
常盤荘の大家さんの常盤タカコ(役名)が表札だけだったのはちょっと不満でした。
常盤タカコ(役名)がユキジ(演じるのは常盤貴子)と並んで登場するのを期待してたんですけどw
公開直前にスピリッツに掲載された書き下ろし短編が、まんま映像になってたサービスには感激。
サダキヨのキャラが原作と違う辺りからにて非なる展開になっていく今回。
せっかく似てるんだからキャラクターも似させれば良かったけど、ユースケサンタマリアにはそんな演技要求するのは無理ですよね。
きっと無理とわかってのキャスティングかな?原作との分岐点をはっきりさせる事を前提として。
ともだちの最期が微妙にドラマチックで失敗気味に感じたのは俺だけでしょうか?
原作の展開の方が好きかなぁ…。
あと、ローマ法王を救う最強のドラマ性が今回無いのにフツーにともだちが生き返って、生き返ること前提な舞台演出(ドームの天井が開く)の後にあのポーズなんて、原作読んでた人には足りなさ過ぎない?あの場面。
映画的に法王を扱うのが難しかったのかもしれませんが。
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ほんと不満でした。
浦沢さんが彼女のファンだったからという絡みで漫画に名前が出てたとどこかで聞きましたが、せっかくのキャスティングがもったいない結果に…。
大して似てないユキジに我慢していたのは、そのシーンのためだったのに・・・
対峙見たかったですねぇ、残念。
最終章はきっと小泉今日子ですよ!(ないかw)
思えば、第一章では遠藤ケンヂが瀕死の遠藤憲一に会っていたし・・・最終章でも何かサプライズがあるのかもしれませんね。藤子不二夫が登場するとかの(笑)
カンナは酷かったですねw
似てない以前に別キャラだったし、ケンヂも同様に。
「キングマートへようこそ」のおかしなイントネーションの台詞を第二章まで引っ張るとは思いませんでした。
きっと第3章公開の前日に、今回のようにはしょった場面を追加した解説番組を放送して、後に完全版が出るんじゃないでしょうか。
これって『ロード・オブ・ザ・リング』的で嫌な慣習ですねぇ…。
確かに小泉響子は似てました
でもカンナ役は酷すぎる感が・・・
クールさが・・・
あとストーリーがはしょられすぎですねw
まぁそれなりに楽しめたので第3章も見に行こうかと思いますw
でわ
いやほんまに漫画から出てきた本人でした。
『デスノート』のLはマツケンがキャラ作ってるからよく見ると顔が違うけど、今回は素顔もそっくりで凄いw
>カンナとケンヂ
そうなんよねぇ、見劣るけど他が凄いから贅沢言えないやんねw
なるほど、原作読んでると世界観が頭に入ってて気にならなかったんですが、読んでないとちょっと描写が足りなかったかもしれませんね。
友民党の政党としての描写もほとんど無かったし、完全版では追加されると良いんですが。
カンナとケンヂはなー、ボク個人的には二人とも嫌いじゃないけど、脇が驚くほどのクオリティやから見劣っちゃうかもね。