西田敏行が伊藤美咲に生まれ変わる予告編が面白そうだったので、『椿山課長の七日間』を観てきました。
★★★★
もし突然死んでしまったら、この世に残された人達はどうなってしまうんだろう。
誰にでも有り得る事だけに、のっけから感情移入して観ました。
元の姿とは全く違う仮の姿で現世に戻るというところが物語をより複雑に、クライマックスをより面白く感動するものにしている。
西田敏行が伊藤美咲にというキャスティングも面白すぎ。
まっすぐ行く事も大人の事情で曲がってしまい、自分が思い込んでいるのとは違う現実がたくさん存在しているかもしれない。死んでから気づくのは良い事なのか不幸な事なのか。
自分に正直に生きるべきなんだなぁと諭され、嗚咽が漏れる程に感情が高ぶる瞬間がたくさんありました。
別れの演出は『サッド・ムービー』のように無理矢理泣かせる酷いものとは全く質が違って、心が洗われた気分です。
和久井映見がベンザブロックのCMみたいだったのだけがミスキャスト。
『花田少年史』では、あんなに天才的な演技をしていた須賀健太君。今回はかなり手抜き気味です。きっとフツーの子供という演技を要求されたんでしょうね。
ネタバレ
最後に陽介の父親として自覚する嶋田。
とても難しい演技を要求されそうなこの場面が沢村一樹でコメディーになってしまったのが残念。なんだこりゃ。
★★★★
もし突然死んでしまったら、この世に残された人達はどうなってしまうんだろう。
誰にでも有り得る事だけに、のっけから感情移入して観ました。
元の姿とは全く違う仮の姿で現世に戻るというところが物語をより複雑に、クライマックスをより面白く感動するものにしている。
西田敏行が伊藤美咲にというキャスティングも面白すぎ。
まっすぐ行く事も大人の事情で曲がってしまい、自分が思い込んでいるのとは違う現実がたくさん存在しているかもしれない。死んでから気づくのは良い事なのか不幸な事なのか。
自分に正直に生きるべきなんだなぁと諭され、嗚咽が漏れる程に感情が高ぶる瞬間がたくさんありました。
別れの演出は『サッド・ムービー』のように無理矢理泣かせる酷いものとは全く質が違って、心が洗われた気分です。
和久井映見がベンザブロックのCMみたいだったのだけがミスキャスト。
『花田少年史』では、あんなに天才的な演技をしていた須賀健太君。今回はかなり手抜き気味です。きっとフツーの子供という演技を要求されたんでしょうね。
ネタバレ
最後に陽介の父親として自覚する嶋田。
とても難しい演技を要求されそうなこの場面が沢村一樹でコメディーになってしまったのが残念。なんだこりゃ。
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キツイですよねぇ、私も昨日テレビでやってるのを観直してたんですが、後半はもう泣いて泣いて。
劇場だと我慢するんですけど、家だとねぇ(笑)
伊藤美咲ってやっぱりこういうのが一番似合うと思います。
変に雑誌モデル系アイドルと同じ位置に立つよりも。
浅田次郎のファンなんです。(^^;) んで、イメージができちゃってたりして、ちょっとノリ遅れでした。でも、なかなかよくできていたと、後から思います。(爆) 伊藤美咲は、「下町のマドンナ」って感じなのですね。明るい人なんだもの。あんまり「おすまし」してない方が、ステキですよね?
そう言えばテレビドラマでは、どちらかというと清純な役よりも笑いを取るような楽しい役の比重の方が高いんじゃないかな?
清純な役だとどこか人形というか、無機質な感じがしてしまうんですが、楽しい役だと水を得たように演じますね。
良い映画でした!
久し振りに面白い邦画を観ました。伊藤美咲は、「海猫」のときのよりもずっと良かったですね。彼女は以外とコメディアン向けなのかもしれませんよ。
とにかく僕も良く泣きました。
『父親たちの星条旗』も必見ですね。
こちらの方は軽いタッチで描きつつも、テーマは自分の死と向き合う事なので、いろいろと考えながら観る事ができました。
和久井映見は、今にも「それなら青のベンザ」とか言いそうでしたよ(笑)
浅田さんの本は大好きなので、コチラもなるべく早く見に行こうと思ってます。
【ベンザブロックのCMみたいな和久井さん】
うふふ、たしかにね♪