Vフォー・ヴェンデッタ

ナタリー・ポートマンのスキンヘッドと、変な仮面が気になっていた「Vフォー・ヴェンデッタ」を観てきました。
★★★★

オープニングのDCマークを観て初めて原作が漫画だということを知ったくらいに、予備知識無く観たので設定の過激さに驚きました。
ハリウッド映画なのにアメリカ万歳じゃない時点で興味津々、独裁国家イギリスって！なんて無茶な映画だ。

１１月５日という日が英国人にとってどういう日なのかなんて事は私は知りませんでしたが、相当大切な日何だという事は伝わってきたので問題ないのかな。
ガイ・フォークスデイ？ってなんだ（笑）

もちろんスキンヘッドで体当たりの演技をするナタリー・ポートマンは悲哀に満ちた演技もタイトな衣装も素敵なんですが、謎の仮面の男“V”が素敵過ぎ。
誰よ中身？！って思いながら観終わり、エンドロールで知ってびっくり…エージェント・スミスめ（笑）また大増殖ですか。
ヒューゴ・ウィービングと言えば、先日久しぶりに観た「プリシラ」でのドラァグ・クイーンのイメージがまだ頭に残ってたので顔が隠れていて丁度良かったかも。

テーマがテーマだけに暗くなりがちなはずですが、話が面白いのに加えてテンポがものすごく早いので２時間ちょっともあっという間。いろんなところに伏線がしかけられていて「マトリックス」のチームが製作したとかなんとかいうCMで期待していたド派手な見せ場が少なくても全く物足りなさなく面白かった。

ただし、“V”の言動にはテロリズムを賞賛するようにも取れるものが多く、PG-12指定とは言わずもっと年齢規制を上げた方が良いのでは無いかと感じました。

マトリックス 特別版 ワーナー・ホーム・ビデオ このアイテムの詳細を見る

プリシラ 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン このアイテムの詳細を見る

ロード・オブ・ザ・リング ― コレクターズ・エディション ポニーキャニオン このアイテムの詳細を見る