![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/5e/bdfad84fbcb6b5e19ccfb983eb3bce5d.jpg)
革新的アニメなんて言われている『宇宙戦艦ヤマト』『機動戦士ガンダム』『新世紀エヴァンゲリオン』。
実は子供の頃からこの辺のには全く興味が無くて、ヤマトもガンダムも劇場版をテレビでボーっと見た事がある程度。
ブログ用の知識にと思い、今年に入ってWOWOWで放送していた『Zガンダム』の総集編三部作と、夜中に地上波でやっていた『ガンダムSEED』シリーズの総集編を録画して全部チェックしてみたけど、大人になってから初めて見てもそそられない感じ。
それでも今回のエヴァンゲリオン映画化は、なんだか凄い盛り上がりなので映画館で観ようと思い立ち、とりあえずレンタルで全部借りて予習してみたんだけど、やっぱりどこが面白くて注目されているのかさっぱりわからなかった。
特に終盤の展開は作家のパラノイアに付き合わされている感覚。
精神論的な事を延々と長い時間をかけて描くアニメって、結局見ている自分自身の中には何も残らなくて辛いわ…。
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』は、俺にとって面白く生まれ変わってますようにと、願いながら観てきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/23/3fcb8ac1e2cff31354926dab60b5dc8a.jpg)
★★★
いつもと違う客層の劇場にドン引き。
グッズコーナーなんて近寄りたがい盛り上がりを見せていた。
テレビアニメシリーズと同じ話描きつつ、少しずつ違う展開をしていく予定の新作映画四部作の一作目。
“少しずつ”というのが気になっていたのですが、今回は“ほぼ”原作通りの展開。
予算も時間もたっぷり確保出来て、本当に描きたかったであろうエヴァンゲリオンの世界が一分の無駄も無く表現されている。
そんな印象。
完全に書き直し、録音しなおしとは言っても、過去の財産を元にそのままトレースして起こした部分もかなり多かったようで(パンフ参照)、なんだか総集編を観ている気持ちになるような部分も若干有ったけど、初めて観る人には何の違和感も無いだろう。
ファンにとってもそういう場面は逆に嬉しいんじゃないかな?
現在の技術力をもって新たに構築しなおされた世界観のクオリティーの高さには目を見張るものがあるし、エヴァ初号機や使徒達の美しさもテレビアニメ版をはるかに凌駕する。
戦闘シーンのスピード感、緊迫感に圧倒され、悩みながらも戦う事を選び続けるシンジの恐怖と緊張が伝わってきた。
20分弱で、毎回ある程度まとめなければならないテレビ版では感じなかった効果。
98分という枠で一気に描いたからこそ初めて伝わってきたのだろう。
でも、描いている内容はやっぱりテレビと同じ。
今のところね。
今後、またシンジの心にクローズアップして描かれてしまいませんように…。
ネタバレ
原作アニメの内、シンジの登場シーンからアスカの登場以前をほぼ忠実に描いているが、原作と違ってほぼ時系列通りなので、暴走したエヴァ初号機の様子等もそのままの流れで描かれている。
使徒を倒すと完全に血へと分解されて、他には何も残らない設定に変わってる所は面白い。
それに伴って水が全て赤く表現されていて、新しい独特の世界観を生んでいるのにも感心。
原作を見ていた人に見所は?と聞かれれば、全体のクオリティーが上がりまくっているところ。
原作を見ていなかった人に聞かれれば、エヴァや使徒のデザインがカッコ良くて、世界観が独特なところと答える。
でも、原作ファンの方には…クオリティーが上がりまくってるけど、今観るよりは続編の“破”の公開まで待って、続けて観たほうが納得いくかもしれない、と言って誤魔化すw
エピローグに渚カヲルが登場する事で、この先の展開の違いを予感させる以外はそのまんま。
まだ観て無いなら、急いで今観る必要も無いよね。
グッズが欲しい人は急いで劇場に行くべきかもだけどw
時間の経過やりバースを表したい意図が見え見えなカセットテープ式のポータブルオーディオ。
逆に見え見えだからシリコンオーディオに変えるなりしてくれても良かったのに、液晶表示が有機ELに変わったり表示内容が今風に変わってる芸の細かさは見せてくれるけど…。
そう言えば、服装もトレンドと違いすぎて、近未来感も感じず違和感が。
特に葛城ミサトが登場する場面の服装や、サングラスにはがっかりですよ。
“つづく”の文字に続くエンドロール後の予告編、テレビ版と同じ仕組みにちょっと関心。
ファンは喜んだろうなぁ。
実は子供の頃からこの辺のには全く興味が無くて、ヤマトもガンダムも劇場版をテレビでボーっと見た事がある程度。
ブログ用の知識にと思い、今年に入ってWOWOWで放送していた『Zガンダム』の総集編三部作と、夜中に地上波でやっていた『ガンダムSEED』シリーズの総集編を録画して全部チェックしてみたけど、大人になってから初めて見てもそそられない感じ。
それでも今回のエヴァンゲリオン映画化は、なんだか凄い盛り上がりなので映画館で観ようと思い立ち、とりあえずレンタルで全部借りて予習してみたんだけど、やっぱりどこが面白くて注目されているのかさっぱりわからなかった。
特に終盤の展開は作家のパラノイアに付き合わされている感覚。
精神論的な事を延々と長い時間をかけて描くアニメって、結局見ている自分自身の中には何も残らなくて辛いわ…。
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』は、俺にとって面白く生まれ変わってますようにと、願いながら観てきました。
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★★★
いつもと違う客層の劇場にドン引き。
グッズコーナーなんて近寄りたがい盛り上がりを見せていた。
テレビアニメシリーズと同じ話描きつつ、少しずつ違う展開をしていく予定の新作映画四部作の一作目。
“少しずつ”というのが気になっていたのですが、今回は“ほぼ”原作通りの展開。
予算も時間もたっぷり確保出来て、本当に描きたかったであろうエヴァンゲリオンの世界が一分の無駄も無く表現されている。
そんな印象。
完全に書き直し、録音しなおしとは言っても、過去の財産を元にそのままトレースして起こした部分もかなり多かったようで(パンフ参照)、なんだか総集編を観ている気持ちになるような部分も若干有ったけど、初めて観る人には何の違和感も無いだろう。
ファンにとってもそういう場面は逆に嬉しいんじゃないかな?
現在の技術力をもって新たに構築しなおされた世界観のクオリティーの高さには目を見張るものがあるし、エヴァ初号機や使徒達の美しさもテレビアニメ版をはるかに凌駕する。
戦闘シーンのスピード感、緊迫感に圧倒され、悩みながらも戦う事を選び続けるシンジの恐怖と緊張が伝わってきた。
20分弱で、毎回ある程度まとめなければならないテレビ版では感じなかった効果。
98分という枠で一気に描いたからこそ初めて伝わってきたのだろう。
でも、描いている内容はやっぱりテレビと同じ。
今のところね。
今後、またシンジの心にクローズアップして描かれてしまいませんように…。
ネタバレ
原作アニメの内、シンジの登場シーンからアスカの登場以前をほぼ忠実に描いているが、原作と違ってほぼ時系列通りなので、暴走したエヴァ初号機の様子等もそのままの流れで描かれている。
使徒を倒すと完全に血へと分解されて、他には何も残らない設定に変わってる所は面白い。
それに伴って水が全て赤く表現されていて、新しい独特の世界観を生んでいるのにも感心。
原作を見ていた人に見所は?と聞かれれば、全体のクオリティーが上がりまくっているところ。
原作を見ていなかった人に聞かれれば、エヴァや使徒のデザインがカッコ良くて、世界観が独特なところと答える。
でも、原作ファンの方には…クオリティーが上がりまくってるけど、今観るよりは続編の“破”の公開まで待って、続けて観たほうが納得いくかもしれない、と言って誤魔化すw
エピローグに渚カヲルが登場する事で、この先の展開の違いを予感させる以外はそのまんま。
まだ観て無いなら、急いで今観る必要も無いよね。
グッズが欲しい人は急いで劇場に行くべきかもだけどw
時間の経過やりバースを表したい意図が見え見えなカセットテープ式のポータブルオーディオ。
逆に見え見えだからシリコンオーディオに変えるなりしてくれても良かったのに、液晶表示が有機ELに変わったり表示内容が今風に変わってる芸の細かさは見せてくれるけど…。
そう言えば、服装もトレンドと違いすぎて、近未来感も感じず違和感が。
特に葛城ミサトが登場する場面の服装や、サングラスにはがっかりですよ。
“つづく”の文字に続くエンドロール後の予告編、テレビ版と同じ仕組みにちょっと関心。
ファンは喜んだろうなぁ。
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対してエヴァは、昨年はじめてみたという、思い入れもなにもない作品でしたが、「序」なかなか上手くまとめていたと思います。
今更感が強かっただけに、「ちがうんだぞ~」という相違点をつい探してしまいますが、本当に違うことになりそうだと、早くもこの先の展開に興味津々となりました。
「破」でやっとメンバーが出揃うわけで、まだまだ油断は出来ませんが、新生ヱヴァ。私は期待しちゃってますw
うまいことまとめてましたよね。
ダラダラした展開は全部捨てて、より魅せる演出満載で。
テレビシリーズをチェックしておいたから余計に楽しめたのもあるかもしれないですけど。
この先の展開、クライマックスのカヲルの台詞の意味、予告編の内容から推測しても次回はかなり変わっていきそうで、私も期待大ですよ。
でも服装や言葉遣いは2007年製作の映画らしくして欲しかったです…。
初日に行きたかったのよというくらい
待ち遠しい作品でした。
で、実際見てみたら
メチャクチャ絵がきれいになってて、
奥行きより上下の空間がやたら広がった感覚を
うけました。
もともと劇場版もテレビシリーズも見てるので
このセリフ、この場面だけは
失くさないでほしい・・とこが残っててホッ。
さらにストーリーを一部修正して
内容を知っている人が見ても
謎にひきこまれるようにリメイクしてる。
いや~惚れた弱みとはいえ大満足でした。
私は始めて見た口ですが、宇宙戦艦ヤマトから後はもうロボットアニメから卒業していただけに、ちょっと辛かったです。
でもマニアな人が、これでもか!と心血を注いで作ったかんじが、ひしひしと伝わってきましたね。
TBでお邪魔します~
いやー、私みたいに「なんだか流行ってるから」ってなノリで観た者でもクオリティーの高さとか、製作の裏側の実情的なものをパンフレットで知ると、いかにこの映画が12年前と似て非なるものなのか、でもだからといってファンも大切にした映画なのかと伝わってきました。
その辺を踏まえてもう一回チェックしたいくらい。
どうもですー^^
私もこの手のにはほとんど食指が動かなくて、ロボットアニメと言えば先日の『トランスフォーマー』を子供の頃、それもほとんどギミックな動きだけを目当てに見ていてストーリーなんて覚えてない程度です。
『ヱヴァンゲリヲン』は、なんだか凄いですね、流行ってるとか人気があるとかって言うのはメディアを通じて知っていましたが、これほどの人気だったとは。
子供の頃、私はさっぱりでしたがガンダムが流行っていて、猫も杓子もガンプラな頃が有りました。
ヱヴァはそういう流行りかたとはまた違って、周りに見えなかったんですよねぇ。
作り手が居て、支えるファンが居て出来た12年越しの映画化だったんでしょうね。